という人向けの記事です。
20代で結婚や出産を迎えたり、はたまた車を買ったり家を買ったりする人は増えています。
こういう人生の大きなイベントでは、ある程度のまとまったお金が必要になってきますね。
今回は20代での貯金の必要性、新卒で貯金して行くためには何をしていけばいいのかについてお伝えします。
社会人1年目から貯金って必要?
大抵の場合新卒で入ったばかりの時は、先輩に飲みに連れていってもらったり、同期や別の会社の人と飲んだり、研修や資格の勉強などにお金を使ったりしますよね。
特にすぐ結婚するというわけでもなければ、お金は貯めるよりも有意義な使い方をしたほうがいいでしょう。
実際僕の周りでも、貯金は一切していないという人は多かったです。
ただ、同時に、新卒の時から貯金していなかったことを後悔する20代後半くらいの人(当時の会社の先輩)もたくさん見てきました。
彼らがなぜ貯金しなかったことを後悔した理由は以下です。
- 結婚したい彼氏、彼女ができた
- 車が欲しくなった
- 家を買いたくなった(頭金がないとローンの利息が高くなる)
- 子供ができた
人生何が起こるか分かりません。
突然の事故や怪我、また逆に、結婚や出産を迎えることがないとは言えません。
そういう場合に余裕を持って対応するためにも、社会人1年目からでも貯金は不可欠と言えるでしょう。
新卒の平均貯金額は?いくら貯金するのが妥当か
参照:マイナビ学生の窓口調べ
2016年にマイナビが400人の新社会人に行った調査によれば、新卒での貯金平均額は71万円とのことでした。
学生の頃からも含めて、社会人一年目からでもちゃんとお金を貯めている人はいるようです。
もちろん若いうちからお金を使って行くのは正しいことです。飲み会に行くのもコミュニケーションの一つですし、社会に出て生きる術となるでしょう。
なので、そこはもちろん優先しつつ、自分のライフプランに合ったペースで貯金を心がけていくことをお勧めします。
新卒社会人がしていくべき毎月の理想の貯金
毎月いくら貯金していくか、貯金のペースは人それぞれですが、ペースの決め方は自分のライフプランから逆算して決めていくのがいいです。
- いつ結婚を予定しているか
- 車をいつ買うか
- マイホームの購入は検討しているか
主にこの3つが大きな買い物として一般的です。
そしてこの3つとも、多くの人が30代に迎えます。
車の購入額は一般的に年収の半分を限度額、結婚は平均的に300~400万、住宅ローンは年収の5~10倍までが限度とされています。
なので、これらを考え、理想を言えば30歳の時点で1000万円、少なくとも300万円は貯金しておくべきというのが一般的な見解になります。↓↓参考記事↓↓
例1.20代後半で結婚、30代中盤でマイホーム購入の場合
【貯金ペース目安】
20代の貯金ペース | 3~10万円/月 |
30代の貯金ペース | 5~15万円/月 |
もっとも王道なライフプランとして、20代で結婚、30代でマイホーム購入を計画したと仮定します。
まず結婚式の実費計算を100万円とすると、新卒時点から少なくとも月3万円の貯金は必要となります。
また、30代になり、子供もいればお金もかかるようになって来ますので、さらに貯金のペースを上げていくべきでしょう。
例2.30代で結婚・出産、持ち家なしの場合
【貯金ペース目安】
20代の貯金ペース | 2~5万円/月 |
30代の貯金ペース | 3~8万円/月 |
20代は仕事と遊びに熱中し、30代から家庭を持つパターン。
これも結構人気のライフプランかと思います。
この場合、20代での貯金の必要性はあまりないと考えてOKです。
そのためには新卒時点から2万円/月くらいの貯金ペースで十分間に合います。
例3.一生独身でいく!と言う場合
【貯金ペース目安】
20代の貯金ペース | 1~3万円/月 |
30代の貯金ペース | 1万円~/月 |
一生独身でいく!と言うパターン。
今後気持ちに変化があるかどうかは置いておいて、基本独身なら全て自己責任なので、最悪貯金なんてしなくてもいいかなと思います。
それよりも今しかできない経験にお金と時間をつぎ込んでしまったほうが、もしかしたら人生豊かになるかもしれませんよね。
新卒で効率的に貯金していく方法
新卒から自分に必要な貯金のペースがだいたい掴めて来た!となったら、今度は効率的な貯金をしていきましょう!
僕は貯金専門のブログを書いていますが、貯金をするのに一番大切なことは「楽なこと」「楽しいこと」です。じゃないと続きません。
なので、ここからは実際に僕が新卒サラリーマンで入社した会社で、2年間働き、25歳で1000万円貯金できた効率的な方法をお伝えしていきます。
目標設定
ありきたりと思われるかもしれませんが、貯金をするにおいて目標設定することはとても重要です。
将来何をしたいのか、またはいつまでにいくら貯めたいのかを具体的に設定することによって、自分が今毎月いくら貯めていくのがいいかの指標になります。
また、目標があることによって継続するエネルギーにも繋がります。
無理のない自分にあった目標設定で大丈夫ですので、自分の貯金のペースを決めるためにも目標設定してみてください!
毎月の自分の支出の把握
毎月自分がいくら使っているか把握できるようにしておきましょう。
そのためには一番いいのは家計簿ですが、なかなか難しいですよね汗
なので、月末のみつける家計簿法を実践してみてください!▼▼
【関連記事】:あるいは、アプリなどと口座やクレジットを連動させると、とても管理がしやすくなります!▼▼固定費の節約
節約というと、電気をこまめに消したり家計簿つけたりという面倒くさい作業を思い浮かべる人が多いと思いますが、基本面倒くさい節約はコスパが悪いのでしないほうがいいです。
具体例を出しますね!
- 居住費(家賃・住宅ローン)
- 水道光熱費
- 通信費
- 保険
- その他会費・サブスクリプション
- 食費・外食費
一般的に、これらを正しい方法で節約すると、月5万円くらいは浮かせられます。
その具体的な方法は月5万円は節約!?あなたが見直すべき固定費まとめとその方法にがっつりまとめておいたので、興味ある人は確認して実行してみてください!
副業を始めよう!
貯金を頑張ろうと思った人の多くは「仕事頑張って給料上げよう!」と考えるかもしれませんが、正直言ってそれはかなり効率の悪い考え方です。
例えば今の仕事の残業時間を増やして、プレゼンや営業の準備時間も増やしてがむしゃらに働いたとして、半年後の給料が5万円とか10万円とか増えたらいい方です。
お金のことだけでいうと、そういうことに時間を費やすなら圧倒的に副業に注力するほうが効率的なんですね。
【関連記事】:登録しておくと鬼節約できるポイントサイトまとめ
ちなみに僕自身現在在宅ワーカーとして家で仕事しています。色々試してネット副業についても詳しい法なので、自身の経験も踏まえて記事にしています。
自分にあったペースで貯金すればOK
貯金するノウハウは色々な方法があります。
その人に合った方法、合っていない方法など、ひとそれぞれやるべき方法も違ってきます。
僕は、いろんな貯金方法を試して25歳で1000万円貯金することができました。
そのことを具体的に綴った記事や、ファイナンシャルプランナーとして年収・年代別に取り組んだ方がいい貯金方法などを記事にしていますので、よかったらそちらもご覧ください。
新卒の賢いお金の使い方は?
ただ、この記事の冒頭でも述べたように、貯金をする上で気をつけて欲しいのが貯金だけにこだわってしまわないことです。
いや、貯金だけしときたいって人も中に入ると思うので、もちろん貯金に専念するのも自由ですよ。
ただ、若いうちからお金を貯めるために友人との飲み会も断り、遊びにもいかず、ただがむしゃらに貯金だけに勤しむのもお勧めしません。
将来に備えることも大事ですが、今を楽しくことはもっと大切です。
定期的に息抜きしたり、新しい知見を得ようとすることは若いうちには特にとても大切なことです。
お金はいずれなくなりますが、家族や友人と過ごした時間、自分が学んだ知識や経験は誰からも奪われることはありません。
【関連記事】:新社会人が知っておかないと後悔する正しい時間とお金の使い方
お金の勉強が無料でできるセミナーもあるよ
ちなみにお金の使い方、管理の仕方について無料で学べるお金の教養講座というものもあります。僕も実際に受けて来ましたが勉強になりました。時間ある人は行ってみてもいいかもです。
貯金ができないほどカツカツなら転職も視野に入れよう
【関連記事】:貯金ができる余裕がない!お金も副業する時間もない!というブラック企業サラッリーマンは転職も視野に入れましょう!
よくブラック企業で働く人が「この会社から出て果たしてうまくいくのだろうか」と懸念する人がいますが、そんな心配いりません。
社会には何万社と会社があるんです。いくらでもやり直せますよ。
ってことで!手取り20万以下でやりたい仕事でもなくて、副業の時間もない!って人は漏れなく転職しましょう!
まとめ
新卒で入社したピチピチの社会人1年目の皆さんには、これからの人生いろんなことが待ち受けています。
それらに柔軟に落ち着いて対応する手段として、貯金をコツコツとしていくことはとても大切なことです。
ただ、そればかりに囚われて、20代の貴重な時間をお金を貯めることだけに使うのはとてももったいないですよね。
自分が将来どういう人生を送りたいのか、そのライフプランに合わせて、自分にあった配分で貯金や遊びを楽しみましょう!