24歳といえば、大卒で社会人2、3年目、高卒だと社会人6、7年目だと思います。
社会人としての生活にも慣れてきて、そろそろ車を買ったり、結婚して家を建てたりと、お金のかかることも増えてくる頃ですね。
そこで今回は、24歳での妥当な貯金額はいくらなのか、どのようにして貯金するのが効果的かをお話していきたいと思います!
24歳の平均年収・平均貯金はどれくらい?
まず24歳の平均貯金額はどれくらいになるでしょうか。
自分の同世代の貯蓄額の平均を見てみましょう!
24歳の平均年収
こちらは24歳の平均年収を高卒・大卒の順に表にしたものです。
男性 | 女性 | |
24歳高卒平均年収 | 324万円 | 292万円 |
24歳大卒平均年収 | 371万円 | 360万円 |
24歳全体の平均年収 | 335万円 | 304万円 |
高卒の場合、勤続年数は24歳であれば6~7年になり、大卒の場合は2~3年になるので、年収に大きな開きはないように思います。
24歳のだいたいの年収は300万ちょっとという感じですね。
※なお、このデータは筆者が参考資料から計算して導き出した数値であり正確性に欠ける可能性があります。
24歳の平均貯金額
では次に、実際に24歳の人がどれくらい貯金しているのかを見ていきます。
残念ながら、24歳限定のデータは見つけられなかったので、20代の学歴別貯蓄金額の平均から見てみます。
男性 | 女性 | 総合 | |
中卒 | 304.1万円 | 129.9万円 | 238万円 |
高卒 | 390.7万円 | 177.1万円 | 290.6万円 |
専門・短大卒 | 408.2万円 | 207.6万円 | 273.5万円 |
大卒・院卒 | 576.3万円 | 282.3万円 | 486.7万円 |
参考資料:厚生労働省平成28年国民生活基礎調査
こう見ると結構ありますね。ただ、多くは20代後半にお金を持ち始めるため、24歳ではここまでではないでしょう。
20代前半の平均貯蓄額52万円というデータがありました。
参考:https://cancam.jp/archives/245464
24歳で貯金なしってやばい?貯金の必要性はある?
これまでのお話を経て、自分の貯金足りて無いかも・・・。
と思った人も
若いうちから貯金ってそんなに必要?
と思った方もいるでしょう。
実際に24歳から貯金をコツコツしていくことが重要かと言われると、一概にそうとも言えません。
また、24~25歳の貯金の平均は160万円前後ですが、割合でいえば50万円以下の人が最も多いです。
若いうちからそこまで積極的に貯金していく人はそんなに多くはないのですね。
キャリアアップのための転職や、結婚・育児・マイホームなどを考えている方は、貯金が必要なのはいうまでもないと思います。
結婚とそれに関わる行事(顔合わせ・挙式・新婚旅行など)にかかる費用の平均はおよそ460万円。参考:https://www.niwaka.com/ksm/radio/wedding-ready/cost/base/01/#anc01
男女で折半するとしても200万円くらいは必要ってことですよね。
24歳は社会人としては若いですが、これから夫婦となり、親となっていく年齢でもあるので、若いうちからこつこつと貯金をしていくことも大切になってきます。
24歳でいくら貯金すれば安心?
では、具体的にいくらぐらい貯金できていれば安心なのでしょうか。
勤続年数にもよりますが、24歳であればおおむね
年収の半分くらいの貯金額
が欲しいところです。
これくらいの蓄えがあれば急な転勤や移動、その他友人の結婚や自身の結婚、マンションの購入、保険への加入などなど、これから増えて来る出費や臨時の支出に耐えられます。
逆にこれくらいはないと、特に何も予定がない人でもお金がないことによる制限を受けてしまうのは仕方ないでしょう。
いろんな場合に備えて、最低限年収の半分の貯金は確保するように心がけましょう。
30歳までにいくらあれば安心?
20代の人たちがよく考えるのが「30歳までにいくら貯金すればいいんだろう?」という疑問です。
僕もこれはありました。
これは僕の中では結論が出ていて、
300万~1,000万
です。
もちろんライフプランによってもかなり変わってきますが、30代は一番車の購入・住宅の購入・結婚が多い年代です。なので最低でも300万くらいはないときついかなという判断です。
本業で手取り15万以下はやばい
ちなみに、学歴・勤続年数とは無関係に、収入が手取りで15万円以下の人は、貯金をすることがかなり難しくなります。
20代の生活費を平均すると13万円程度。(家賃除く)
つまり普通に生活している人にとって、手取り15万では生きていけません。
今のインターネット社会では、情報が流通しているため、必要なスキルさえ身につければ学歴に関係なく収入UPは期待できます。
【関連記事】:年収アップ・ホワイト企業へ転職したい20代にオススメの無料転職エージェント5選!
24歳で貯金ゼロから効果的に貯金していく方法
それでは、具体的にどうすれば貯金ができるか考えていきましょう。
効率のいいことだけを追求すると、貯金は以下の4つの方法のみで十分です。
- 家計管理
- 固定費節約
- 副業
- 先取り貯金
1.家計管理はマジでやろう
家計簿って死ぬほど面倒くさいですよね。
貯金では、基本面倒くさいことはやらなくていいのですが、この家計簿だけは絶対やってください。
理由は3つです。
- 今いくら持っているか把握するため
- 今月いくら使っていくら稼いだか把握するため
- お金について考える癖をつけるため
これがないと絶対に貯金なんてできません。
家計簿なしで貯金しようと思うのは、地図なしで旅するのと同じです。自分の現在地(いま持ってるお金)もわからない人が目的地(目標金額)に到達するのは無理ですよね。
なので家計簿は必須です。
もちろん毎日なんて無理ゲーなので、月に一回月末につければOKです。
月末にチェックして「ここの費用もう少し減らそう」などの反省ができるようになれば、お金は貯まっていきます。
2.固定費を最優先で削減しよう
節約といえば、電気をこまめに消したり、水筒を持って行ったり、そういった節約は取り掛かりやすい反面、地味にコツコツ続けないとなかなか成果が出ないところが難点です。
その点固定費は一度節約に成功すればその後ずっと節約できます。
効率が圧倒的に違うんですね。
基本的に節約は固定費第一優先、それ以外は別にやらなくても大丈夫です。
要チェックポイント!!
すでに火災保険に入っている人で築5年以上の一軒家やアパート等の建物をお持ちの人は、火災保険の申請で平均で100万円を受け取れる可能性もあります。
詳しくは火災保険申請の活用方法をご覧ください。2分くらいで読めます。
3.副業にも取り組んでいこう
副業をやるべき理由は以下3つです。
- 本業より圧倒的に効率よく収入を伸ばせる
- 収入は青天井
- スキルが身につく
会社員の収入は頑張ってもせいぜい月1万円給料が上がる程度。それも早くて半年後とかです。
それなら同じ労力を副業に費やせば、月10万円くらい稼げます。
▼直近1週間以内に資金調達する方法
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4.先取り貯金
先取り貯金といって、給料が振り込まれたら真っ先に貯金するお金を別口座に移す。という貯金方法があります。
これは非常に確実性が高く、計画的に貯金をしていくことができます。
【関連記事】:【断言】100%貯金に成功する方法は『逆算』と『先取り貯金』だけ
お金を貯めることと同時に使うことも意識しよう!
若いうちは特にそうですが、お金はどう貯めて行くかよりもどう使って行くかの方が数倍重要です。
若いうちから稼いだお金をブランド物の服や時計、飲み会、デートなどに使っていると30代、40代になってからが困ります。
今のご時世大企業だからと行って安心もできなくなってきています。
インターネットの普及でどんどん個人の発信力が高まり、企業依存はトレンドではなくなっています。
自己力を高めないといけなくなってきているんですね。
そのためには稼いだお給料を飲み会に垂れ流すのではなく、本を買ったりセミナーに行ったり事業を始めたり、自分の経験や知識に投資して行く必要があります。
24歳はまだまだこれからいくらでもお金は貯められる!
以上、24歳の貯金事情についてまとめました。結論まとめると
- 24歳で貯金ゼロでも焦る必要はない
- 平均貯金は40~60万円くらい
- 30歳までには最低300万、最高1000万欲しい
- これから効率的に貯金するには家計管理・固定費・副業・先取りこの4つやればOK!
- 手取り15万以下で貯金は無理ゲー
23歳でまだまだ焦る必要はありませんが、ただ、将来困らないために最低限のお金の蓄えは用意しておきたいところです。
効率的な貯金のポイントを抑え、自分のライフプランにあわせて貯金をしてみてください!