貯金大国の日本。お金は使わずに堅実に貯めていく人が多い。と、思いがちですが
実際は、日本人男性で、お金を貯めることが苦手な人は多いです。
これはいろんな国でも言えることで、女性は比較的に堅実にお金を貯めてやりくりできるのに、男性は浪費してしまうと言うことはよくあります。
バングラデッシュなどでは、国策としてちゃんとお金を返す女性にだけ借金させるという取り組みをして、財政を持ち直したという歴史さえあります。
それくらい、男ってだらしない人が多いんですね(笑)
今回は
- 貯金ができない男性の特徴
- お金にだらしない男がお金を簡潔に貯める方法
この2つに触れて行きたいと思います。
この記事を書いた人
キック(@kikumer)
学生時代貯金がマイナス30万円になったことを機にお金の大事さを痛感。そこから奮闘し、25歳で1200万円貯まったので脱サラして家族で田舎に移住しました。現在は主夫兼在宅ワーカーをしています。
一般的な男性の貯金平均
まず、一般的に男性はどれくらい貯金しているものなのでしょうか。
まず、男女ともに平均貯金額と中央値を見てみましょう。
平均 | 中央値 | |
---|---|---|
20歳代 | 106万円 | 5万円 |
30歳代 | 359万円 | 77万円 |
40歳代 | 564万円 | 50万円 |
50歳代 | 926万円 | 54万円 |
60歳代 | 1335万円 | 300万円 |
※出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和元年)」
単身世帯では、20代だとほとんど貯金していない人が多く、30代になってからやっと100万円前後貯金しだす人が増えてくる。といった印象です。
これは既婚男性や既婚女性とは比べるべくもなく少ないです。
また、男性だけに絞ると、未婚男性20~40代で、
100万円以下が50%
300万以下が28%
1000万以上ある人は7%
という結果になるようです。参照:https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-1079/
これは公的な数字ではないため、あくまで目安ですが、このデータから見ても、独身男性で貯金をしている人はほとんどいないことが見て取れます。
その人の人生設計や状況によって必要な金額は千差万別なので、一概には言えませんが
一応今後結婚などを考えているなら、20代で最低でも300万、30代なら500万は欲しいかな。あれば結構人生に余裕ができるのになってくらいには思います
【関連記事】:貯金はいくらあれば安心?年齢・年収別に目安を解説!
男性が貯金をする(すべき)理由
そもそも独身の男性が貯金をする必要はあるのでしょうか?
人生何が起こるかわかりませんので、不測の事態に備えると言う意味では、気持ち100万円程度はあった方がいいとは思いますが
基本的には独身男性にお金は必要ありません。なぜなら個人の完全な自由だからです。
しかし、多くの男性は生涯で一度は伴侶を持つ、または持ちたいと考えているため、一定の準備資金は必要だと思います。
結婚資金を貯める
やはりまずは結婚資金でしょう。
20代から結婚を考える人は多いですが、やはりそうなってくると一定額の貯金はしておいた方が、パートナーも安心しますし、ある程度やりたいように結婚式ができます。
結婚までに必要な男の貯金額
日本の結婚式は平均的に400万円程度と言われています。
どんなに質素に抑えても、普通に結婚式場で披露宴まで行えば、呼ぶ人数にもよりますが200万円くらいはかかると思った方がいいでしょう(ちなみに僕らはレストランウェディングで100万くらいで抑えましたがw)
ご祝儀がもらえると考えても、収支で見ればマイナスになる可能性は多いです。
今後の生活もあるのに結婚式で貯金がゼロになったはシャレにならないので、そこらへんもしっかり考えるようにしましょう。
結婚式はオプションパラダイスで、ついつい「一生に一度だし」と、数十万円する写真代や装飾にじゃんじゃんお金を使ってしまいます。もちろん大切な式であることには変わりありませんが、そのあとの生活も大切なはずです。いっときの感情に流されず、本当に大事にしたい部分だけこだわって、あとは節約を意識することをお勧めします。
養育資金等の家計の安定のためのお金
結婚後、共同生活を送っていく上で
- 生活費
- 養育費
- 学費
- その他住宅費
- 生命保険料
- 車代
などなど、大きな出費はいくつも出てきます。
ここら辺は以下の記事が参考になると思うので、合わせて読んで見てください。
趣味を充実させるため
結婚するしないに関わらず、貯金がないと自分の趣味や友人との旅行などにお金が使えない問題が出てきます。
貯金なんてせずにその日暮らしであそびほうける!
というのも、1つの選択肢として全然ありなんですが、とはいっても貯金がゼロだと、いざ何かしたくなった時に行動が起こしにくくなると言うデメリットがあります。
最低でも手元にいくらかのお金を残しておいた方が、今後の人生の選択肢が少し増えてきますね。
貯金ができない男性の特徴5選
日本人に限らず、男性ってなぜ貯金が苦手な人が多いのでしょう。
一種の狩猟本能の関係で、『管理』というものに苦手な特性の人が多いからと言う説もありますが、現代社会において、お金の管理(貯金)ができない人の実態はわりとはっきりしています。
今回は貯金が苦手な人の典型的な特徴を7個あげてみます。
- 短期的な誘惑に弱い(ギャンブルにハマる、物欲に負ける等)
- プライドが高い(誘いを断れない等)
- お金の管理がド下手(財布がパンパン、家計簿なし等)
- やりたいことが明確にない
- 現実から目をそらしがち
短期的な誘惑に弱い(ギャンブルにハマる、物欲に負ける等)
短期的な誘惑に弱い人は基本的にお金にだらしない人が多いです。
これは思い当たる節がある人も多いのではないでしょうか。
- お金が入るとすぐパチンコをうちに行ってしまう
- 買いたいものをすぐポチってしまう
- 自分で決めたことをすぐサボってしまう
などなど。
こんな感じで、意志が弱いと仮に貯金を決意しても
大抵途中で誘惑に負けて挫折してしまいます。
僕自身誘惑にはめっぽう弱いので、とてもわかるのですが(笑)
誘惑って一度負けると負け癖ができてしまうんですよね。
ギャンブル癖がついちゃったやつとか、浪費グセとかってなかなか治らないじゃないですか。なのでこれを変えるのは結構努力が必要になります。
プライドが高い(誘いを断れない等)
男性でへんにプライドが高い人って多いです。
例えば友人同士で盛り上がって
「今度旅行に行こうよ〜」
と言われた時
「ごめん、お金ないんよ〜」
と言える男性は案外少ないです。
そのまま乗り気になって意地はって無理して旅行に行ったり飲み会に参加したりしてしまうと言うパターンは多いんですね。
また、後輩だからと無理して奢ったりしがちな人も、お金を貯めるのは難しかったりします。
奢るのはとてもいいことなんですけどね汗
ただ、僕の先輩でいつもお金があるふりをしていつも奢ってくれていた人がいたんですが、実は200万円借金していたと言うパターンがありました。
見栄っ張りは要注意です。
お金の管理がド下手(財布がパンパン、家計簿なし等)
シンプルにお金の管理が苦手な人も貯金が苦手な人には多いです。
財布がレシートでパンパンだったり毎月いくら使っているかを全く把握していなかったり。
お金やものの管理が苦手な人は、なかなかお金を貯めるのは難しいかもしれません。
【関連記事】:【超簡単ズボラ貯金!】家計簿のつけ方は毎日続けないのがコツ!
やりたいことが明確にない
将来に何か目標があったり、ワクワクすることがあれば、それをモチベーションにお金の管理を頑張ることができます。
しかし、将来に何かビジョンを持っていないと、お金を貯めようというモチベーションも生まれてこないので、その分お金の管理にも身が入りにくくなります。
金銭的にも、理想的にも、将来のことを考えられる人がいいですね。
現実から目をそらしがち
自分が今お金がないこと、お金を貯めるのが苦手なことを直視せず、ただなんとなく日々を過ごすタイプの人はお金は貯められません。
- なんかお金ないけどまあいっか
- 来年までにお金貯めないとだけど、とりあえず今日はいっか
そう考えちゃいがちの人は、すべきことを先延ばしにしてしまいます。
お金にだらしない男がお金を効率的に貯める簡潔な方法
そんな人のために、
25歳で1200万円まで貯金することができた僕から、
最も効果的で確実性の高い貯金の方法を3つだけお伝えします。
ぜひ実践して見てください。
- 支出管理の自動化
- 固定費の節約
- 先取り貯金
1.支出管理の自動化
まず、節約においてもっとも大事なことは支出管理です!
- 無駄な費用を把握する
- 毎月の支出に意識を向けられる
- コスト意識が芽生える
これができていないと節約なんてやっても意味ない!というくらい重要です。
そうですよね汗
僕も毎日家計簿つけるとか絶対無理です。
女性よりも特に男性の方がこういう細々とした作業って苦手ですよね(苦笑)
だからこそなんですが、支出を自動化すればいいんです。
今はスマホがありますよね?
実は、今の家計簿アプリって自動で支出管理ができるんですよ!
なので、とにもかくにもまず最初は支出管理の自動化をしましょう!
確かに最初は少し面倒くさいですが、これやらないと支出管理できないので一生お金は貯まりません。
やることはいたってシンプルです。
- マネーフォワードアプリ(無料)をインストール
- 自分の持っている銀行口座と連動させる(ここだけちょっと面倒です)
- 自分のクレジットカードと連動させる
- あとはできるだけ現金は使わず、クレカのみを使う
- 気が向いた時にクレジット明細をチェックする
これだけです!!
何かを入力したりする必要はありません。
毎月の収入や支出は全て自動で計算され、何に使ったかも分かるようになっています!
マジで神アプリです。
マネーフォワード以外にも似たようなアプリはいくつかあるので、自分で選びたいって人は自動で貯金&貯蓄計画ができるシステム系無料アプリ11選!から選んでください!
まず、最初!
この最初にこの作業をすること!
これが一番大事です!!!
これさえやってしまえば、あとは月末にアプリひらけば支出管理は完了です。
ぜひやってみてください!
2.固定費の節約
次に実行することは『固定費の節約』です!
みんな節約というと、
- コンセントこまめに抜く
- 毎日お弁当つける
- 外食を我慢する
- 水筒持ち歩く
ここら辺を意識することが多いと思います。
固定費の節約って大げさに言えば「不労所得」と同じ。
携帯を格安SIMにするだけで毎月7,000円節約できるなら今すぐすべき。
ブログで月7,000円稼ぐより圧倒的に簡単だし早いです。
まずはできることから外堀を埋めていって、その余剰資金で副業なりなんなりをはじめていくのがベストですね!
— キック | 主夫リーランス (@kikumer) 2020年2月9日
ちなみに詳しくは全て月5万円は節約!?あなたが見直すべき固定費まとめとその方法にまとめているので、ちゃんとやりたい人はこっちを読んでくれたらOKです!
- 携帯を格安SIMor乗り換え割に変更
- Wi-Fiも割引があるものに変更
- 自動車保険の見直し
- 生命保険の見直し
- 光熱費の自由化の活用
- 国民年金免除申請
- 余計なサブスクリプションの解約
- 一軒家持ちは「住宅ローンの見直し」「火災保険の申請」
3.先取り貯金
最後にぜひ実践して欲しいのが先取り貯金です。
これやっておけば、変動費(食費などその他変動する費用)の節約はいらないくらいです。
やり方はいたってシンプルで
- まず給料講座とは別の講座を用意する
- 給料が振り込まれる
- 給料日に貯金したい金額を別口座に移す
- 余った金額で過ごす
これだけです!
こうすることで、変動費の余計な管理もしなくてすみます。
とっても簡単ですが、これをやるだけで
変動費の管理の手間も省けてかつ、確実に貯金ができます。
ぜひ取り組んでください!
まとめ
男性は女性よりも細かい作業が苦手でガサツな人が多い分、シンプルな方法をおすすめします。
これから一生独身貴族でやっていくならいいのですが、今後結婚や出産を考えているのであれば、
しっかりと計画を立てて、貯金をしていきましょう!
ちなみに、僕のブログでは貯金が苦手な人が圧倒的効率化で苦なくお金を増やしていくというのをモットーに発信しています。
それで、僕が25歳で1200万円まで貯金できたノウハウは全て以下4つの記事にまとめました。
▼僕が実際に25歳で1200万貯金するまでにやったことです▼
20代で1000万円貯金できた僕がやった12の方法を暴露
▼副業として取り組むと効果的です!▼
スキルゼロでも稼げる高収入在宅ワーク・在宅バイト12選!!
▼固定費はこの記事の内容を実行すればOK▼
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