と、悩まれている方向けの記事です。
これは、一個人の解釈ですが
生命保険の大半は無駄なので、入らなくてもいいよ
というのが本記事の主張になります。
以下では、なぜ生命保険が無駄と言えるのか、その理由を解説します。
生命保険は確率論で保険会社が儲かって被保険者が損をする
生命保険って生きて行く上で絶対必要なものじゃないの?
保険がないと人生不安で生きていけないんじゃない?
確かに、保険があれば人生のリスクヘッジになって少し安心する気もしますよね。
もちろん場合によって、商品によっては保険があった方がいいケースもありますし、けっして保険が全て無駄というわけではありません。
しかし、全ての生命保険の商品は、次の法則に則って作られています。
それが
生命保険会社側が儲かる商品であること
です。
例えば、100人の村があって、50年で3人が死ぬ確率があるとします。
つまり死亡率は3%ってことですね。
この100人に死亡一時金として500万円が降りる保険に入ってもらうとすれば
一人あたり月々250円払ってもらえれば元が取れるってことになります。
支払者からすれば、月々250円で50年間の死亡保障がつくってめっちゃいいですよね?
けど、実際は保険会社に利益が出ています。
そして、生命保険には
- 純保険料
- 付加保険料
この2種類があって、純保険料は死差益といって、さっき言ったように確率論で利益を出すように設計されているのですが
ここに加え、付加保険料も実際の保険料を加算します。
ここには保険会社の事務所の管理費、人件費などが含まれます。
なので、実際は月々1,000円や2,000円を払って、保証を買うという形になるんですね。
要は、保険会社は
みんなが死ぬ確率(純保険料と利益【死差益】)と保険会社にかかる運営費、人の給料も加味しているということです。
生命保険が具体的になぜ無駄なのかを保険の種類別に解説
なんとなく保険の概要はわかったけど、それでも
- 2人に1人ががんになる時代
- 年金がもらえないかもしれない
- 老後には3000万円以上の貯金が必要
などなどの問題を解消するために、保険ってやっぱり活用するべきなんじゃないの?
と、思う人も多いと思います。
もちろん考え方は人それぞれなので、あくまで自分で判断することなのですが
それぞれ具体的にどんなデメリットがあるのかをお伝えしていきます。
がん保険は超はずれの宝くじ
と、思いますよね?
僕も思っていました。
ただ、この数字にも実はカラクリがあるんですね。
確かに、一生涯で考えたとき、男性はガンになる確率が63%、女性は47%もあります。
しかし、例えば女性が30歳から10年後にがんになる確率は1%なんですね。
例えばこのがん保険の保険料は月々1,700円くらいで、万が一がんになったら100万円がもらえるとすると
2人に1人ががんになると言われる時代で、とてもいい保険。と、思いきや
30歳の女性が10年以内にがんになる確率は1%なので
100万円が降りる可能性は1%、それに掛け捨てで17万円払うことになる
— キック | 主夫リーランス (@kikumer) 2020年2月18日
積立保険・個人年金はメリットがほぼない
個人年金保険を契約しない方がいい理由
・定年までお金が使えないリスク
・元本割れ期間が長いため途中解約のリスク
・運用益でいえば、投資信託の方が得の可能性大
・てか、シンプルに確定拠出年金の方がお得以上の理由から、生保の個人年金はおすすめしない。
— キック | 主夫リーランス (@kikumer) 2020年2月19日
・元本割れ期間が長いため途中解約のリスク
・運用益でいえば、投資信託の方が得の可能性大
・てか、シンプルに確定拠出年金の方がお得
と思われるかもしれませんが、個人年金には4つのリスクがあります。
定年までの長期保有のリスク
まず、長期保有のリスクです。
例えば30歳の時点で定年までの年金契約をした場合、30年ほどの積立保険として契約をする形になります。
そして、定年後に積立多分より少し多い金額を受け取ることができます。
ただ、500万円積立て、30年後に550万円がもらえるとして、その時の550万円が今積み立てる500万円より価値が高いとは限らないと言うことです。
例えば1970年の時、新卒の給与は平均9万円でした。その時に仮に積立を開始して、30年で500万円積み立てたとして、2000年に550万円になったとします。
しかしその時には新卒の給料は20万円になっています。
つまり、保険を契約した当時の500万円と、年金が受け取れるようになる時の500万円とでは、価値が全然違うっていうことなんですね。
途中解約のリスク
長期保有には同時に途中解約のリスクがあります。
個人年金や積立保険の場合、満期まで積み立てるまでの期間、基本的には元本割れしているので、
万が一途中で資金繰りが厳しくなり、解約してしまった場合積立多分よりも少ない金額を受け取ることになります。
実際に生命保険会社は、約7割は途中解約すると踏んで保険料を設定しているんですね。
人生にはどんなトラブルが起こって入りようになるかはわからないので、これは大きなリスクと言えますね。
運用益が通算で投資信託や確定拠出年金よりも低い
個人年金の場合、定年になってから利率が増えて行きます。
それに比べ、一般的な投資信託や確定拠出年金であれば、毎年3~5%の運用、税金で言えば掛け金の全額控除を受けるメリットがあります。
個人年金より圧倒的に投資信託や確定拠出年金の方がメリットが大きいんですね。
生命保険について勉強したいときにおすすめの本
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一般的に必要だと思われている保険に対して、真っ向から「こうこうこう言う理由でいらない」という鋭い指摘を入れています。
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これから家族もできるから、生命保険に入って安定した暮らしを確保できるようにしたい。
自分にあった生命保険って何があるのかな・・・