という人向けの記事です。
25歳といえば、大卒で社会人3、4年目、高卒だと社会人7、8年目だと思います。
社会人としての生活にも慣れてきて、そろそろ車を買ったり、結婚して家を建てたりと、したいことも増えてくる頃でしょう。
そこで、今回は25歳での妥当な貯金額はいくらなのか、どのようにして貯金するのが効果的かをお話していきたいと思います!
ちなみに僕自身、20歳の頃に貯金が底をつき、そこから鬼のように貯金して25歳の時に1200万円貯金しました。
【関連記事】:20代で1000万円貯金するのに役立った12の貯蓄術
その間、結婚も出産も経験しており、妻は専業主婦です。
やりくりに関してはそれなりの信ぴょう性もあると思うので、参考になるかと思います!
この記事を書いた人
前職は財務コンサル会社で勤務。FP。大学の時に貯金がマイナス30万円になり、そこから改心して貯金マニアに。結婚や子供を授かったがコツコツお金を管理して25歳、片働き、副業なしで1200万円の貯金に成功。
その後は脱サラして田舎に家族で引っ越し、主夫になりました。
25歳の平均年収・平均貯金はどれくらい?
まず、25歳の平均年収・平均貯金額はどれくらいになるか見てみましょう!
25歳の平均年収
こちらは25歳の平均年収を高卒・大卒の順に表にしたものです。
男性 | 女性 | |
25歳高卒平均年収 | 332万円 | 298万円 |
25歳大卒平均年収 | 382万円 | 372万円 |
25歳全体の平均年収 | 360万円 | 325万円 |
こちらは高卒、大卒で仕事をしている人の平均年収です。
高卒の場合、勤続年数は25歳であれば6~7年、大卒の場合は2~3年になるので、年収に大きな開きはないように思います。
25歳の平均貯金額
では次に、25歳の人がどれくらい貯金しているのかを見てみましょう。
こちらも残念ながら、25歳限定のデータは見つけられなかったので、20代の学歴別貯蓄金額の平均から見てみます。
男性 | 女性 | 総合 | |
中卒 | 304.1万円 | 129.9万円 | 238万円 |
高卒 | 390.7万円 | 177.1万円 | 290.6万円 |
専門・短大卒 | 408.2万円 | 207.6万円 | 273.5万円 |
大卒・院卒 | 576.3万円 | 282.3万円 | 486.7万円 |
参考資料:厚生労働省平成28年国民生活基礎調査
こう見ると結構ありますね。ただ、多くは20代後半にお金を持ち始めるため、25歳ではここまでではないでしょう。
20代前半の平均貯蓄額20代前半では52万円、20代後半では120万円というデータがありました。参考:https://cancam.jp/archives/245464
この中間地点をだいたい予測すると、筆者のざっとした計算では25歳の平均貯金額は、およそ70万円くらいかなと思います。
25歳で貯金ゼロはやばい?25歳からの貯金の必要性は?
これまでのお話を経て、自分の貯金足りて無いかも・・・。
と思った人も
若いうちから貯金ってそんなに必要?
と思った方もいるでしょう。
実際に25歳から貯金をコツコツしていくことが重要かと言われると、一概にそうとも言えません。
また、24~25歳の貯金の平均は70万円前後ですが、割合でいえば50万円以下の人が最も多いです。
とはいっても人によっては結婚や出産を考えている人も多いでしょうし、必要なお金はその人の状況や将来設計によって変わってくるでしょう。
結婚とそれに関わる行事(顔合わせ・挙式・新婚旅行など)にかかる費用の平均はおよそ460万円。
参考:https://www.niwaka.com/ksm/radio/wedding-ready/cost/base/01/#anc01
男女で折半するとしても230万円くらいは必要です。
まあいずれにしろ、25歳は社会人としてはまだまだ若いですが、これからのことを考えると徐々に貯金をしていくことも大切になってくる年頃といえます。
25歳でいくら貯金すれば十分?
では、具体的にいくらぐらい貯金できていれば安心なのでしょうか。
勤続年数にもよりますが、25歳であればおおむね
年収の半分くらいの貯金額
が最低でも欲しいところです。
年収300万円なら150万円程度ですね。
理由としては
- 転勤・移動時に資金繰りに困ることはない
- 友人の結婚にも余裕でいける
- 自分の結婚の準備資金にもなる
- 自己都合で転職・退職した場合の雇用保険給付日までの4ヶ月生きられる
などです。
指標が年収の半分なのは、仮に収入が途絶えても生活レベルをいきなり落とすのは難しいからです。
30歳までに貯めるべき金額の理想は1000万以上。最低300万円
30歳までに貯めとくべきお金の理想は1000万以上です。少なくとも300万円はないとその後の生活に多少の制限がかかってくると思っています。
理由は以下の出費が30代が一番多いためです。
- マイホーム・マンションの購入(頭金で数百万)
- 出産育児(実質お金はいらないが、その後かかってくる費用に余裕は欲しい)
- 車の購入または買い替え(車のローンはマジで無駄なので一括が理想)
もちろん自分の人生設計にマイホーム購入や結婚などが入ってこないなら100万円でもいいと思います。
ただ、個人的に年収が400万円以上ある会社員であれば、20代のうちに貯金1000万円はちゃんとお金の管理さえすれば楽勝だと思うので、この金額がベストだと思いました。
個人的には普通に会社員やってて生活のグレードしっかり下げれば20代のうちに1~2000万くらい貯めることは可能だと思う
そっから色々入り用はあれど副業もしつつ毎年100万円くらい貯金or積立すれば老後の心配はほぼない
要は今の生活余剰資金を出すために生活レベルをどれだけ下げるかがミソですよね
— キック | 主夫リーランス (@kikumer) 2019年8月14日
貯金が1000万円以上あると生活にゆとりが出てきて、心にも余裕が持てるので、可能なら取り組んでみましょう!
本業で手取り15万以下はやばい!
ちなみに、学歴・勤続年数とは無関係に、収入が手取りで15万円以下の人は、貯金をすることがかなり難しくなります。
20代の生活費を平均すると13万円程度。(家賃除く)
実家住まいの人はギリギリ生活できてますが、一人暮らしなどで家賃がかかる人はすでに足りてないですよね。
また、25歳にもなると任される仕事も増え、忙しくなると外食費や交通費もかさみます。
会社でできた後輩にご馳走する機会もあることでしょう。
個人的には手取り20万でも全然厳しいと思います。
まして手取り15万円以下だと、貯金どころか、生活をすることも難しいです。
条件にもよりますが、月の手取りが15万以下なら即転職することをお勧めします。
【関連記事】:年収アップ・ホワイト企業へ転職するのにオススメの無料サイト5選!
25歳で貯金ゼロから効果的に貯金していく方法
それでは、具体的にどうすれば貯金ができるか考えていきましょう。
最初に前提として、我慢する節約は基本的にはやらなくてOKです。
旅行も洋服も我慢して、誘われた食事も金欠だからパス。
そんなの辛いですもんね。
ストレスなくお金を貯めることは可能なので(物欲高い人はちょっと工夫必要だけど)、重要なポイントだけシンプルに抑えていきましょう!
- 月の消費金額と資産合計を完璧に把握しよう!
- 逆算して先取り貯金しよう!
- 労働節約ではなく、不労節約をしよう!
- 可能なら副業も取り組もう!
月の消費金額と資産合計を完璧に把握しよう!
家計簿?はいむりー!!
って思った人w
全然OKです。家計簿なんてマジでだるいので続かないですよねw
なので細かい項目は基本無視でOKです。
ただ、貯金をして行く上で資産管理は絶対に欠かせない対策の1つでもあります。
これをやらないと、財布の中身や銀行口座をチェックしたとき、「あれっ、こんなにお金使ったっけ?」と驚く羽目になります。経験ありますよねw
じゃあどうするかというと、月末だけ消費と口座残高のチェックをしてください!
なので1日(それもレシートとカード明細があれば1時間くらい)で終わります。これならできそうじゃないです?
僕たち夫婦も25歳で1200万つけるまでやってたのは基本これだけです。毎日家計簿とか絶対無理なのでw
※僕らがつけていた家計簿↓
ただ、計算する人は多いのですが適当に概算で見積もったり、入れ忘れたりして実際に使っている金額よりも少ない金額をいう人が多いです(これマジでめちゃくちゃ多いw)
なのでポイントとして
- 1ヶ月分のレシートはボックスを決めてそれに絶対入れる
- 固定費(家賃、ローン、アマゾンプライム、ジム会費など)は全部書き出して把握
- レシートが出ない費用(光熱費、郵送、携帯代など)だけ項目別にメモっておいてチェック
ここを抑えればOKです。
詳しくは『【超簡単家計簿】毎日続けるな!1000万貯金できたやりくり法』に書いているので参考まで!
ちゃんとやれば
「こんなことに結構お金使ってたな。これやめるか。。」
と反省する点が出てきます。
まずはこれをやること!これやんないとバリバリ稼げる事業化とかでない限り200%お金貯まりません。
お金の管理もPDCA回しましょう!
逆算して先取り貯金しよう!
貯金で一番大事なのは『逆算』と『先取り貯金』です。
ぶっちゃけどんなに貯金が苦手な人でもこれやればだいたいうまくいきます。
詳しくは下記記事を参考に!
【関連記事】:【断言】100%貯金に成功するには『逆算』と『先取り貯金』だけやればOK
労働節約ではなく、不労節約をしよう!
【意外と効果がない節約】
・外食を我慢
・毎日お弁当作る
・スーパーをはしごする
・こまめにコンセント抜く
・お風呂の残り湯を洗濯に頑張らないといけない「労働節約」は続かない
それより
・住宅ローン
・携帯代
・光熱費
・保険一度見直すとずっと節約し続けてくれる「不労節約」をすべし
— キック | 主夫リーランス (@kikumer) 2019年1月15日
上のインスタとツイッターみてもらえればだいたいわかるとは思いますが、要は固定費を削減することに注力しましょう!ということです。
- 家賃→(家賃を下げる方法)
- 携帯代→(携帯代を下げる方法)
- 住宅ローン
- 車のローン
- リース代
- 保険→(車の保険代を下げる方法)
- 借り入れの金利→(任意整理)
- ジムの年会費
- VODの月会費 etc.
これらに注力して軽減すると、一回の労力で継続的に節約が可能になります。
毎回コンセント抜いたりするの節約ではありますが、労働対効果が悪いので、不労節約を頑張りましょう!
副業にも取り組んでいこう
20代30代の貯蓄額が衝撃的過ぎて忘れられない
貯金0が23%
貯金50万円以下は48%
貯金100万円以下は60%平均は195万円、中央値は50万円
もし自分で月5万円稼げたら
1年で真ん中の50万円を突破できます!自分で稼ぐスキルを身につけよう!
— もふ社長@不動産投資家 (@mofmof_investor) 2019年6月19日
知人のもふさんのツイートですが、マジでこれですね。
生活に余裕をもたせたいなら、副業にも挑戦しましょう。
本業の給料を上げるために必死に働いても昇給は半年後とかでせいぜい月1万円程度です。
それなら月に数万円から下手すれば数百数千万稼げる在宅ワークに注力したほうがいいと思います。
副業は会社で禁止だったような・・・という方もおられますが、それは会社の独自の決まりであり、法的なものではありません。(公務員は除く)
月々3万円でも収入が増えたらかなり嬉しいですよね!ぜひ取り組んでみてください!
お金を貯めることと同時に使うことも意識しよう!
若いうちは特にそうですが、お金はどう貯めて行くかよりもどう使って行くかの方が数倍重要です。
若いうちから稼いだお金をブランド物の服や時計、飲み会、デートなどに使っていると30代、40代になってからが困ります。
今のご時世大企業だからと行って安心もできなくなってきています。
インターネットの普及でどんどん個人の発信力が高まり、企業依存はトレンドではなくなっています。
自己力を高めないといけなくなってきているんですね。
そのためには稼いだお給料を飲み会に垂れ流すのではなく、本を買ったりセミナーに行ったり事業を始めたり、自分の経験や知識に投資して行く必要があります。
20代は特にお金の勉強をしよう!
僕は25歳で1200万円のお金を貯めることができたのですが、この原因はお金について学んだからだと思います。
お金に関して勉強する段階は
- 考え方
- 貯め方
- 使い方
- 稼ぎ方
- 増やし方
- 維持管理
- 社会還元
があります。
それぞれの分野について順番に勉強して行くことで、お金についての知識を持つことができ、自分の資産を守ることができるので、積極的に学んでみてください。
これからのライフプランについてFPに無料相談しておこう!
25歳ともなってくると、そろそろ結婚やこれからの人生のことを具体的に考える年頃にさしかかってきます。
これから資産形成をしっかりしていきたいなら、まずはFPに無料相談してみましょう。
僕も就職してすぐ相談したのですが、専門のファイナンシャルプランナーが将来の設計図を具体的なグラフや数字を用いて作ってくれるので、道筋が明確になり、将来へのイメージが持ちやすくなります。
これからの人生でどんな生活を歩みたいのか、そのためにはお金がいくらかかるのか、どんな対策が必要かなどを個別具体的に相談に乗ってくれます。
完全無料で相談できるので、ぜひ活用してみてください!
\何回相談しても無料!/
ちなみに生命保険についてファイナンシャルプランナーに無料相談するだけでお米やお菓子、お肉がもらえたりします。
もちろん保険の紹介はされますが、保険販売員みたいなゴリゴリの営業はされないので安心してください。
保険のことも聞きつつ、人生設計のやり方がとても面白いので、お肉ももらいつつぜひ勉強してみてください!w
- 何回相談しても無料!【保険見直しラボで保険相談】(保険相談後のアンケート回答で高級米や牛タンがもらえる)
- みんなの生命保険アドバイザー(保険相談後のアンケート回答でA5ランク黒毛和牛がもらえる)
- 保険ショップマンモス
25歳はまだまだこれからいくらでもお金は貯められる!
いかがでしたか?
25歳の平均貯金額、年収、貯金をする方法などお話してきましたが、すごくシンプルにまとめると
入ってくるお金(年収)を増やして、出て行くお金(無駄な出費)を減らせばお金は貯まる!
ということです。
25歳はまだ社会に出たばかりですが、ライフステージの中では、結婚やマイホームなど重要な局面を迎える年齢。
職場や自分の生活費など、見直すところを見直して、これからの長い人生に備える良いタイミングではないでしょうか。
そこからどんどんお金を貯めていけるヒントが見つかるかもしれません!
ちなみに、僕のブログでは貯金が苦手な人が圧倒的効率化で苦なくお金を増やしていくというのをモットーに発信しています。
それで、僕が25歳で1200万円まで貯金できたノウハウは全て以下4つの記事にまとめました。
▼僕が実際に25歳で1200万貯金するまでにやったことです▼
20代で1000万円貯金できた僕がやった12の方法を暴露
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25歳になった。
そろそろ30代に向けてのお金のことを考えていかないといけないな〜