という人向けの記事です。
確かに、日本の一人当たりの生活費の平均は313,057円となっており、年収300万円では平均の生活費さえ賄えないというのが現状ではあります。※参照:生命保険文化センター
しかし、ちょっとしたポイントさえ抑えれば、年収300万でも3年で500万円の貯金をすることは可能です!
今回は具体的にどんな手順でやっていけば良いかをお伝えしていきます。
まずは第一歩目!貯金の『逆算』をしよう!
手堅く目標を立てて貯金をしていく場合、一番大切になってくるのは貯金計画を立てること(逆算)です。
早速3年で500万円貯めるための逆算をしてみましょう!
まず、3年で500万円貯金するためには単純に1年で約167万円貯金する必要があります。
さらにそれを月で考えると毎月約14万円貯金する必要があります。
まずはこのことをしっかりと把握した状態で貯金にのぞみましょう!
年収300万で3年で500万貯める貯金術:収入編
元も子もないですが、年収300万でそのまま月14万円貯金するのは無理ゲーです。
なので収入を増やさないといけません。
ここでは以下を実行します。
- 収入の把握
- 副収入のUP!
【収入の把握】手取り金額を計算しよう!
年収300万円!といっても、300万円そのままもらえるというわけではありませんよね。汗
“手取り”というものが存在します。
国民年金、健康保険、税金(所得税、住民税)が差し引かれ、実際にもらえる金額は年収とは異なってきます。
年収300万円の平均的な手取り年収は233万円です。参考:手取り年収早見表より
所得税が5.6万円、住民税が16.4万円、社会保険料が44.9万円引かれたという計算です。
はい、ここで勘の良いあなたなら気づいたと思います。
年間の手取りが233万円ということは、毎月の手取りは194,167円 。そして3年で500万円貯金するには1ヶ月あたり14万円貯金しないといけないので、毎月使っていいお金はなんと
54,167円!!
ちーん
まあ、そうなりますよね汗
家賃5万円のアパートに住んだ時点で詰みです。月4,167円では毎日うまい棒食べないと生きていけません(笑)
ただ、安心してください。
確かにこの状況では、3年で500万円貯金なんて無理ですが、状況を変えることで可能にすることもできます。
ちなみに給料がどういう配分で手取りで支払われるかも把握しておくとより計画が立てやすくなります!
例えばボーナスが年二回、1ヶ月分支給されるとすると、月の手取りは165,000円、ボーナス月の手取りは330,000円ということになります。
月 | 手取り金額 |
1〜5月 | 165,000円 |
6月(ボーナス月) | 330,000円 |
7月〜11月 | 165,000円 |
12月(ボーナス月) | 330,000円 |
【副収入UP!】在宅ワークで月3万円稼ごう!
要は家にあるパソコンや携帯を使って在宅ワーク(副業)をしましょう!ってことです。
副業と一口に言っても色々あります。
ちょっとした金額であればノーリスクで難易度が低い副業は山ほどあります。
まず取り組むのにお勧めできるのは以下です。
この3つを使えば、月3万円はわりと余裕です。
ちなみにここでは簡単にしか触れないので、詳しくみたい人は大学生でスキルゼロでもすぐ稼げる高収入在宅ワーク・在宅バイト12選!!をご覧ください。
セルフバック
セルフバックって聞いたことありますか?
簡単にいうと、広告用に出されたサイトから物やサービスを利用するだけで報酬がもらえるというものです。
例えば1万円の商品を購入するにしても、普段通りサイトで購入するのをセルフバックの会社を経由すれば、3,000円の報酬を得ることができます。
やり方はいたって単純。A8.netというサイトに登録してそこから案件を選ぶだけ。
完全無料なので一度やってみてください。びっくりするくらいサクッと稼げます。※登録の際、サイトのURLを求められますが適当でOKです
クラウドワークス
クラウド上に仕事が共有されていて、自由に選択して仕事ができるクラウドワークス というサービスがあります。
最初は単価が安いですが、クライアントと関係性を築けたり、高いスキルを持っていたら単価は上がります。
主な仕事内容に以下があります。
- アンケート回答
- データ入力
- ライティング
- プログラミング
- Web制作
メルカリ
お次は、皆さんご存知メルカリです!
メルカリは日本最大のフリマアプリで主婦層を筆頭に数々の品物をお互いに売り買いできるサービスです。
女性モノや子ども用品であれば30品出品すれば10品は、男性モノでも5品は少なくとも売れるイメージです。1品1,000円で売れば月1万円のお小遣い収入になります。
ちなみにこれからメルカリ始める!って人は、こちらの招待コードを入力すれば最大で10000円が当たるチャンス! 最低でも50円分のメルカリポイントがもらえるのでぜひ入力してください! 「UBJUDN」
この3つの在宅ワークを実践すれば、月3万円の収入は時間をかけなくてもわりと簡単に確保できます。
年収300万で3年で500万貯める貯金術:支出編
さて、次は支出面です。
先ほどお小遣い稼ぎで月3万円は稼げるようになるので、毎月84,167円の支出に抑えればなんとかなりますね。うーん、それにしても厳しい汗
固定費を抑える
節約において、まず一番大事なのは固定費の節約です!
固定費は毎月自動で出て行くお金なので、一度節約に成功するとずーっと自動的に節約できます!
貯金する人は絶対に取り組みましょう。
主に節約できる固定費は次の6つです。
- 居住費(家賃・住宅ローン)
- 水道光熱費
- 通信費
- 保険
- その他会費・サブスクリプション
- 食費・外食費
ここに関して詳しくはこちらの記事にまとめています。
携帯代 → 3,000円以内に!!
固定費の中でもっとも多くの人が必要以上に高い料金を払っているであろうものが携帯代です。
携帯代は月3,000円にしてください。
今なら主流はやはり格安SIMです。
よくCMでみるUQモバイルで見積もりを立ててみると、月額の利用料は2,138円でした。安いw
スマートフォンの充電器をつけて初期費用が合計で5,292円!キャッシュバックは1,1000円もらえるので相殺されます。
ちなみに本体代を先に一括で払っておくか、もしくは自分の今使っているiPhoneなどの端末を使えば月々の料金は842円です!最高すぎますね。
今の携帯代が5,000円以上の人はマジで損してるのでサクッと格安SIMに乗り換えをすすめます。
【関連記事】:みんな実は知らない。携帯料金を3000円以内で済ます2つの方法!!
家賃 → 5万円以内に!
固定費の代表例といえば、やはり家賃ですね。
毎月の予算が7万円である以上。家賃は5万円に抑えましょう。
年収300万円の人であれば相場の家賃は62,500円ですので、無理な話ではないはずです。参考:住まいのお役立ち情報
今住んでるところから引っ越しするのは難しいという人は家賃交渉してみるといいです。
大家さんとの関係にもよりますが、家賃の交渉は何も悪いことではありません。ぼくも大家さんに交渉して月2,000円安くしてもらいました。
新しく募集している部屋の家賃が下がっていることはしょっちゅうです。定期的に見直ししていきましょう。
光熱費 → 7,000円以内に
光熱費は一人暮らしの平均が月1万円前後なので、7,000円まで抑えましょう。参考:光熱費平均どれくらい?
今は電力、ガスの自由化で節約は簡単です。
ぜひ活用してみてください!
保険
保険と一口に言っても色々あるとは思いますが、生命保険や自動車保険は生活費の中でもかなり大きな割合を占めます。
とくに自動車保険は高い確率で節約できます。
保険の見直しは思ってるより簡単にできるので試してみてください。
【関連記事】:【火災じゃなくても50万円!?】意外と知らない火災保険の補償と申請方法を解説
変動費を抑えよう
お次は変動費です。
一番大事なのは固定費ですが、年収300万円で3年で500万貯金しようと思うと変動費も気をつけていかないといけません。
食費や交通費、その他諸々の雑費を指します。こちらも順番に抑えていきましょう。
食費
やはり一番節約しがいがあるのは食費ですね。これはもう皆さんそれぞれの工夫次第でいくらでも削れます。
食費は月2万円を限度にしましょう。毎日うまい棒食べてれば余裕ですが、それでは栄養失調になるので、自炊を頑張りましょう。
ちなみに食材の購入でもセルフバックを使うと効果的です。
こちら、Oisix(おいしっくす)という食品通販会社のものですが、定価1980円をセルフバックで購入すると980円で購入できます。他にも無料モニターが届くので無料で食材がゲットできたりします。
食費は月2万円以内。外に飲みにいくのを我慢すればこれくらいは普通に節約できます。
その他雑費
あとは交通費、生活用品の購入費などですね。これは各自で抑えていくしかないですが、月1万円以内を目指しましょう。
車を持っている人は還元率の高い無料のガソリンカードを作っておくといいです。
ENEOSカードならポイントと合わせると実質ガソリン代リッター4円引きになる上に無料ロードサービスもついてきます。3つのタイプがあるので、画面右下のカード診断で自分にあったプランを選択してください。オススメは真ん中のカードPプランです。
ちょっとしたことですが、こういうところからも節約していくとグッと日々の生活費を抑えていくことが可能です。
貯金500万を確実に達成するための裏技!
ここで最後に、貯金500万を確実に達成する貯金の裏技をお伝えしておきます。
それは先取り貯金です!
まあ、知ってる人は知ってるいたってシンプルな方法ですね。
- まず給料講座とは別の講座を用意する
- 給料が振り込まれる
- 給料日に貯金したい金額を別口座に移す
- 余った金額で過ごす
手順は以上です。
なんだ、そんなことかよ。
と思われたかもしれませんが、これが一番確実な方法です。
貯金頑張るぞ!と意気込んでも人間いつかは魔がさします。
「こんだけ使っちゃお!」なんて言って予算オーバーなんてすぐしてしまうんですよ。
なので、自分の誘惑に負けないように「貯金専用口座」を用意してください。
その口座は振込以外では一切触らない!
このルールさえ守れば無駄なお金を使う心配も、貯金の計画が遅れる心配もありません。
逆に言えば、給与口座に残ってる金額は好きなだけ使ってOKです。
いたってシンプルなやり方ですが、これほど効果のある貯金方法はありません。貯金を頑張りたい人は是非実践してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回挙げた事例だと、毎月3万円分お小遣いを稼ぎ 、なおかつ毎月の生活費を84,167円以内にすることで、3年で500万円貯金することが可能です。
なかなかハードに感じるかもしれませんが、ここで定めた基準値のどれか一つでも余裕を持って満たすことができれば、その他の条件を緩めても問題はありません。
あくまで一つのプランとして参考までにしてもらい、あとは自分の生活環境、こだわりなどとのバランスを考えながら自分なりの貯金プランを立ててみてください!
おまけ:年収300万なら転職も考えよう
最後に一つだけ。
仮にあなたが20代であったとしても、週5勤務の正規雇用で年収が300万円というのはこれから将来的なことを考えても少し厳しいと思います。
年収アップ・ホワイト企業へ転職するのにオススメの無料サイト5選!に転職したい人が登録しておくべきサイトをまとめていますので、チェックしてみてください。
全て無料で3分あれば登録できます。
登録しておくと、他の会社から「年収いくらでうちに来ませんか?」というオファーのメールも届いたりするので、ちょっとでも転職を検討している人は是非登録して他の企業もチェックしてみてください。
お金を貯めるということだけでみても、年収が違えば圧倒的に効率が上がります。
年収300万円で手取り250万くらいだけど、貯金するのがなかなか難しい汗
この年収だと無理ゲーなのかな?それともなにか打開策はある?