という人向けの記事です。
- 財布を開いた時。
- 銀行口座の残高を確認した時。
- 思い描くライフプランを立てて見た時。
『お金がない』という残酷な現実は目の前に突きつけられます。
特に何か具体的な問題が目の前に降りかかったわけではないのに、、なんとなく不安。。
そういう気持ちがふつふつと湧いてくる時ってありますよね。
今回は、お金の不安を解消するための考え方、お金の不安を解消するために必要な具体的行動について、お話ししていきます!
お金がない不安は実は貯金額に関係ない!?
お金がない・・と漠然と不安になることは貯金があれば解決される!と考えがちですが、実はそうではないんです。
これは相対的に自分がどうかと自分の心のコンディションによって決まります。これはマイナビの調査からも読み取れます。
たとえ自分が貯金ゼロでも、周りが借金だらけだったり、貯金していない人がほとんどだったら、あまり不安を感じません。
また、気分が明るい時や沈んでいる時でお金への不安度は変わります。
事実、僕は学生の頃に貯金がマイナス30万円になったことがありましたが、不安は感じませんでした。
逆に、今はコツコツ貯めて1000万貯金がありますが、たまに不安になる時があります。
結局漠然とした不安というものに、根拠があることはほとんどありません。
【経験談】お金がなくて不安!眠れなくなる体験談&解決策
お金がないと漠然とした不安に襲われることって結構ありますよね。
ネット上にもそういった声が多いようです。少し例を見てみましょう。
お金がなくて不安で眠れなかった専門学生
元々新卒で働いていたのですが、ずっと夢を諦められずにいました。 「今しか出来ない!」と奮起し、夢を叶えるため専門学校に入り直したのですが、これが金欠のきっかけでした(苦笑)
学費は貯金で賄えましたが、その後が大変でした。 というのも、入ったのはスポーツ専門学校で、1年に数ヶ月の遠方合宿と毎週校外学習があり、学費以外にかかる費用が多かったんです。 理解していたつもりでしたが、スポーツ用品・車の維持費・交通費・医療費・食費等、追加費用が予想以上にかかり大変でした。 しかも、1年に数ヶ月抜ける事を理解してくれるアルバイト先を探すのも苦労しました。 高時給でないと追いつかず、長い通勤時間をかけて毎日遅くまで働きました。 学校の後はアルバイト、学校のない日もアルバイト… 遊んだり休んだりする暇は全くなく、お金の心配ばかりしていた気がします。 無事に卒業後はその関係の仕事に就けたので、お金に追われる毎日からは少しずつ逃れられました。 思っていた以上に費用がかかったのは完全に自分の読みが甘く、「なんとかなる!」という大雑把な性格が災いとなったので、もっと慎重に考えるべきでした。
ーーー解決策はなんでしょう?
学校に入ったり何かしようと思った時、どれくらい費用がかかるのかは皆さん計算されると思います。 でも、実際は案外追加で費用がかかるものですし、不測の事態が起きる可能性もあります。 予算は思っているよりも50万円程度多めに考えておくと安心だと思います。
子供の出産時期にお金がなくなって眠れなくなった
お金に困っていた時期はちょうど結婚して出産の時期も重なったこともあり、お金の出費がすごくて 一気に生活費がなくなりました。
主人は会社員として勤務していましたが手取りは20万しかなく、わたしは妊娠出産のため仕事を辞めていました。 共働きじゃなくてもどうにかなるでしょうと思っていた自分が今思えば 甘かったですね。
最悪なことに、お互い金銭感覚が鈍っていて貯金をしていなかったので、貯金0でした。 生活費は10万円を切っていて家賃を支払うのもしんどい状況で、これから子供を育てていくのにお金ないしどうするべきか、毎日夜眠ることができなくて 不安でいっぱいでした。
主人に相談して無理してアルバイトに行ってもらったりわたしは、朝方子供を主人に任せて チラシ配りをしていました。
ーーー解決策はなんでしょう?
結婚妊娠は、人生で一大イベントだと思っています。
結婚を考えている方はまずお互いに貯金をしっかりして節約を意識する生活を心がけるべきです。 出産したら子育てにもお金がかかってしまいますので、現実を見据えて貯金をして現金の確保、子育てに優しい職場の確保をすることをお勧めします。私のように不安で眠れなくなってしまわないように、子供を産む前の準備資金として、最低200万くらいは用意しておいたほうがいいです!
主人の自営業がうまく行かず、不安で眠れない
自営業で、漁業を営む彼と、妊娠がわかり、結婚しました。 当時、私はエステの仕事でそれなりに、給料もありましたが、つわりがひどく、入院しました。結局、エステの仕事はやめました。
主人の漁業は全く上手くいってないことが、結婚してからわかり、毎月私に持ってくるお金は月10万円。10万ない月もありました。
出産まではなんとか自分の貯金を崩し生活していましたが、出産してからとうとう主人の漁業が全くだめになり、三ヶ月間収入がない状態に。
ミルク、おむつさえ買えない状況になりました。結婚に反対だった母には言えず、洋服や、バッグを売って赤ちゃんの必要なものを手にいれてました。 もう、売るものも、なくなり、結局、私が実母に、借り入れするはめになりました。心配とストレスで母乳もでなくなりました(泣)
ーーー解決策はなんでしょう?
突然の妊娠で生活はガラリと変わります。なんとかなるという考え方はよくないです。 心配させてはいけないと実母に頼れませんでしたが、最初から相談していたらよかったと後悔しました。 結局、実母に相談して、主人には転職してもらうように一緒に話し合いました。
40代で貯金ゼロ。若い時とは比べ物にならない
30代後半頃から、毎月の生活費がカツカツ状態でした。 しかし、まだ貯金で賄えていました。 でも、車検のある年になると、貯金だけではかなりきつくなり、毎月分の食費やら、光熱費、衣服費など抑えられるところを抑えるしかなくなっていきました。
そしてとうとう40代に差し掛かる時に貯金がゼロに!20代の時も何度か貯金がゼロになったことはあったのですが、このときは本当に危機感を覚えました。やはり若い時とは違いますね(汗)
本当に寝るときに、何が節約できるかばかり考えていました。初めから無駄遣いしていなければ、ここまで毎月カツカツになって貯金にまで手をつけることはなかったと思います。 必要以上に節約して、寝れなくなることもなかったのかと思うとなにも考えずに散財していたことが悔やまれて仕方ないです。
ーーー解決策はなんでしょう?
やはり計画的に、お金は使わないといけないと思います。 毎月の収入の内どれだけ使用して良いかを計画的に、考えなければいけないと思います。やはり計画性がないと無駄遣いしてしまってお金がたりないということになると思います。
お金がないという不安はどこから来る?
僕自身の体験やネット上の様々な声をまとめると、シンプルですが以下のようなことが多いかなと思います。
- 収入が少ない
- 貯金がない
- 借金がある
- 自営業の経営状況が悪い
- 衝動買いをしてしまう
- 体調が悪くて正社員で働けない
- 生活費がどうしてもかさむ
- 旦那がお金の話をすると怒る
直接的にお金がないことはもちろん、それを相談できる相手がいなかったり、まわりよりお金を持っていなかったりするのが一番の原因になるようですね。
お金の不安を解消する8つのマインドセット
お金の不安が募ってどうしようもなくなった時、具体的な打開策をもって解決に導くことももちろん大切です。
ただ、それ以上に大切なのは、お金に対するマインドセットを整理すること。
お金の不安に苛まれないようなマインドセットをお伝えします。
1.不安の原因を明らかにする
まず一番大切になてくるのがお金の不安の原因がどこにあるのかということを明らかにすることです。
たとえば「衝動買いしてしまう」というのがお金に不安が募る原因だとしましょう。
ここで、「衝動買いを我慢しなければ!」と考えてしまうのは少し安易です。
そんなことは百も承知だからです。
そういう時はそこからさらになぜ衝動買いをしてしまうのかを考えましょう。
仕事場でストレスがたまるからなのか、育児にいっぱいいっぱいになっているからなのか、失恋したからなのか。
原因をある程度まで明らかにして、把握しておくだけでも心の持ちようも変わります。
お金がなくても死なないことを知る
お金がないとえもいわれぬ不安に突如襲われることがあります。
そして、このまま生きていけるのだろうか。死ぬんじゃないだろうか。なんて考えてしまうんですね。
僕も大学生の頃、学生結婚を経験しているのですが、学生の資金力がない状態の時、結婚と出産を突如迎えることになり、経済的な不安はいつもつきまとっていました。
しかし、ふとした瞬間に「自分は何を怯えてるんだろう」と思うようになりました。
冷静になって考えてみると、この豊かな日本で、お金がないからって死ぬことなんてないんですよね。
どれだけ借金をしてようと、殺されることはまずありません。最悪自己破産してしまえば全てがチャラになります。
もちろんプライドはズタズタでしょう。やりたいことや趣味もできなくなるかもしれません。友達も減るでしょう。
けど、死ぬことはありません!犯罪にさえ手を染めなければ、復活なんていくらでもできます。
そう考えると途端に気が楽になりました。
時には親族に甘えてもいい
お金の不安を抱え込んでしまう人は、往往にして自分自身の問題は自分で解決しなければ!と必死になっている人が多いです。
特にお金の問題になると、日本人は特に「お金を他人に頼ってはいけない!恥だ!」という文化が強いため、なかなか借金があることや、お金が貯まらないことは人に伝える機会はありません。
ただ、ずっと自分の中に溜め込んでしまうと、お金より先にストレスが溜まってきてしまいます。
時には親に甘えたっていいんです。
両親と一緒に考え、これからどうしていけば資金繰りがうまくいくか作戦を練って見たりするのもとてもいいことです。
一人で抱え込まないで、人に相談することによって気持ちも楽になり、新たな糸口が見つかるかもしれません。
お金のことで他人と比較しない
〇〇さん家は旦那さんが年収1000万ある。
△△さんのところは先日新築の一戸建てを購入した。うちにはそんな余裕ないのに!
こういったことを考えてしまう家庭は多いものです。
しかし、全くもって無駄です!
お金のことを他人と比べて意識して、豊かになった人なんていません。
もちろんそれをモチベーションにできる人はいいです。ただ、そんな人なかなかいませんよね。
無駄なストレス抱えても意味はありません。
それぞれ収入や支出が違うのは当たり前、そこは割り切って今の現状自分たちがどう動けばお金の不安が無くなるのかだけを考えたほうがいいのです。
お金の問題は自分の問題。他人は全く関係ありません。
嫌な仕事はやらない
これ、僕の実体験からも言えることなのですが、自分がやりたくない仕事、そりが合わない仕事場で勤務していると往往にしてストレスがたまります。
そしてストレスがたまるとタバコやお酒の量が増え、キャバクラやギャンブルなどの消費活動でストレスを発散しようとしてしまいます。
僕も会社員時代、仕事が嫌になっていた時期は毎晩のように酒を飲み、夜食を食べていました。飲みにもよくいってたと思います。
ストレスは同時に体にもよくはないですし、余計なストレスを溜め込むと日々の生活への不安も増大する一方ですので、できるだけストレスを貯めない職場を選ぶということも非常に大切な対策の一つです。
夫婦でしっかり話をする
夫婦でお金がないと悩んでいる人は、お金がない状況をどう打破して行くか、これからどうやってお金を貯めていくかということをしっかりと話し合いましょう。
お金の話をすることを嫌う日本人は多いですが、これは悪しき習慣です。
お金のことについて考えていない人が経済的に安定することはまずあり得ないからです。
「旦那がお金の話をすると怒る」
と悩んでる人も多いようです。そんな旦那は見限った方がいいです!と言いたいところですが、そうもいかないでしょうから、そういう時はなるべく優しく話してみるといいかもしれません。
なぜ男性でお金の話をされると嫌なのかというとプライドが傷つくからという理由が多いです。自分の収入が低いと言われることの屈辱は女性が思っている以上に男性は気にします。
「いつもお仕事頑張ってくれてありがとうね」などと普段から声をかけていって、そのあとちょっとそういう話に持って行くみたいな感じだとうまく行くかもしれません。
まあ非常に面倒臭いですがw
お金は使うためにある!あえてお金を使う!
お金について不安を募らせてしまう人っていうのはいい意味で真面目なんですよね。
だからお金はしっかり貯金しないと!と思ってしまいます。
けど、そういう人は基本的にいくら貯金できても「もっと貯めないと!」と思ってずっと不安を抱えながらいきていくんです。
そんなの幸せって言えますか?
そもそも、お金って貯めるものではなく、使うものですよね。
僕も20代で1200万円の貯金をしましたが、これも世界一周するために1000万円使う!と決めていたからこそできたことです。
そういった目標があったからこそ貯金も楽しくできましたし、貯めている時に「もっと貯めないと!」というような不安に追いかけられる気持ちになったことはありませんでした。
お金は使うためにあるものだ!
真面目に考えてしまいがちな人ほど、原点に立ち返ってお金を使ってみるのも一つではないでしょうか。
お金の使い方を学ぶ。お金について勉強する
お金の不安がある時、大抵節約の本や貯金の本を読むことが多いと思います。
けどそれでもなかなかうまくいかないという人もいるかもしれません。
そういう人はお金の使い方について勉強してみるのもいいでしょう。
お金の本質は、節約のしかたでも貯め方でもありません。使い方です。
正しい使い方を学べばマネーリテラシーも向上し、結果的にお金に不安を抱くことがなくなります。
お金がない時に行動すべき5つの具体的な行動
上記ではお金の不安をなくすマインドをお伝えしました。
もちろんそれが一番大切なのですが、やっぱりお金がない不安は経済的にさくっと解決できるのが一番ですよね。
なのでここからは金銭的な問題を解決する具体的な方法を5つほどご紹介します。
①とりあえず目の前の資金不足を解消する
直近にお金の問題があるならまずはそれを解決しましょう!
1週間以内にお金を調達するサービスはいくつかあります。それを活用すれば、とりあえず今週、今月の支払いはなんとかなるでしょう。
②借金がある場合は債務整理
債務整理とは借金を減額できないか専門業者に相談することを言います。
お金がない不安に苛まれる人の半数以上は、どこかに借り入れがある場合が多いです。
僕の友人で大学時代に200万以上の借金を作ったやつがいましたが、いまだに返済できていないと聞きました。
なぜなら200万円を消費者金融から借りると、年に10%近くの利子を取られ、その利息を払い続けて元本はなかなか返せないという状況に陥るからです。
こうなってくると最悪なので、債務整理も手段の一つとして捉えなくてはいけません。
③残業せずに、在宅ワーク
お金に関する不安が募るのは、収入の間口を一つに絞ってしまっているからです。
会社員として月収40万円稼ぐのか、会社員の給料は月20万円だけど、そのほかの副業を2つ、月10万円ずつ稼げているのかでは、精神的な安定感が少し変わります。
なので積極的に在宅ワークや副業に取り組みましょう!
色々ありますが、まずは簡単なセルフバックなんかでいいでしょう。わりとすぐお金になります。
また、それ以外でも色々あるので探してみましょう!
ちなみに僕自身現在在宅ワーカーとして家で仕事しています。色々試してネット副業についても詳しい法なので、自身の経験も踏まえて記事にしています。
④固定費の見直し
生活費の中で固定費を削ることがもっとも重要です。
毎月固定でかかってくるお金が減れば減るほど、お金に関する精神的負担が軽減されるからです。
毎月減り続ける通帳を見るのは嫌なはず。まずは固定費を徹底的に削りましょう!
⑤キャッシュフローを計算し、貯金をする
現状何にいくら使っているか、月いくらのお金が入っているか。
この金額を正確に把握しているでしょうか。
とてもシンプルですが、このお金の出入りを把握してどのペースで貯金をしていくかを決めることはとても重要なことです。
家計簿毎日つけろ!とは言いませんが、月に一回くらいはかっちり把握するための計算はしておきましょう!
お金がなくてもなんとかなる
結論、今多少お金がなかろうとなんとかなります。
社会保障制度だってありますし、雇用、節約、副業、お金を稼いだり減らさない工夫やノウハウは世の中に溢れかえっています。
そこを学び続けるモチベーションさえ持っておけば大丈夫です。
ちなみに、僕のブログでも貯金が苦手な人が圧倒的効率化で苦なくお金を増やしていくというのをモットーに発信しています。
多分参考になると思うのでよかったら時間あるときに読んでみてください
▼僕が実際に25歳で1200万貯金するまでにやったことです▼
20代で1000万円貯金できた僕がやった12の方法を暴露
▼固定費はこの記事の内容を実行すればOK▼
月5万円は節約!?あなたが見直すべき固定費まとめとその方法
短期ではなく長期的にお金について考えよう!
お金がないことに漠然と不安を抱えている人の多くは、短期的にお金について考えてしまっている人が多いんですね。
僕も大学生の時に貯金が底を尽きた時は「今月はどう乗り切ろうか」ということばかりを考えていました。
そのためにお金が厳しければ短期でバイトを入れたり、飲み会に行くのを我慢したり。
ただ、結局その場しのぎのお金を得たり節約をしたとしてもお金の不安はまた翌日、翌月に襲ってきます。
今月は車検がある。どうやって乗り切ろう
友人から結婚式に呼ばれている!ご祝儀貧乏だあ汗
ってなっちゃうんですよね。
そうならないためには長期的にお金について対策することが大切です。
支出でいけば、ただ我慢するのではなく、いかに無駄を減らせるのかを考えるわけですね。
短期的にではなく、長期的に(根本的に)解決する策を考えるようにしていきましょう!