という人向けの記事です。
年収600万円は日本人でいえば収入は上位になります。
しかし、年収が高いからといって、貯金ができるか!というとそうでもない人は多いんですね。
なので、今日はなぜ年収600万円なのに貯金ができないのか。年収600万円の人がいかに効率よく1000万の貯金を無理なく貯めることができるかの方法を、できるだけ具体的にお伝えしていきます。
年収600万の人の貯金の平均は?
- 年収300万円~500万円未満 貯蓄ゼロ38%、平均353万円、中央値101万円
- 年収500万円~750万円未満 貯蓄ゼロ27.5%、平均680万円、中央値410万円
- 年収750万円~1000万円未満 貯蓄ゼロ18.7%、平均1197万円、中央値1015万円
(家計の金融行動に関する世論調査2017(2人以上世帯調査)より一部抜粋)
この数字からすると、平均貯金額はだいたい600〜700万というところでしょうか。
そうなると、年収600万のサラリーマンの貯金はだいたい400万円前後が多いということでしょうか。
これを多いと取るのか少ないと取るのかは人それぞれだと思いますが、年収600万円の人口のほとんどが40代以上という事実からも、僕としては少ないと言わざるを得ません。
貯金400万は将来に備える金額としてはあまりに心細い金額と言えるでしょう。
Step1.年収600万の手取りを把握しよう!
まずは手取り金額を把握しましょう!
みなさんは、年収が600万あるとは言っても、実際に会社から600万円きっかりもらえるというわけではありませんよね。
年収に応じて、税金や社会保険料を払わなければならないんです。
なので、600万円代の年収がどれくらいの手取り金額なのかを算出してみました。
年収 | 所得税 | 住民税 | 社会保険料 | 手取り |
600万 | 34.85万円 | 39.6万円 | 85.8万円 | 439万円 |
650万 | 42.85万円 | 43.6万円 | 93.45万円 | 470万円 |
これを見ると、
年収600万円の手取り金額は約440万円
ということが分かります。
この金額は、最低限の控除で考えたものになるので、生命保険に加入している場合や、扶養親族がいる場合はもう少し手取りが増える感じです。
なので、あくまでケースバイケースですが、最低でも440万くらいは手取りがあると考えてOKです!
Step2.次に貯金の綿密な計画を立ててみよう!
では、3年で1000万円貯金しようと思ったらどれくらいのペースで貯金すればいいのでしょう。
いたって単純な計算ですが4年で1000万円なので、1年では
1000万円 ÷ 4年 = 250万円/年
そしてさらに1ヶ月では
250万円 ÷ 12ヶ月 = 約21万円/月
では年収600万円の人の一般ラインとして月給37.5万円(手取り27.5万円)の給料で、年ボーナスが6月と12月で2回 75万円(55万円)ずつあったとしましょう。
それを収入に応じて必要貯金額を均等に割ります。
そうすると、年間の貯金計画表ができます。これを4年間続ければ1000万円貯金できるという計算になります!
月 | 1ヶ月の手取り | 貯金額 | 生活費 |
1月 | 27.5万円 | 147,000円 | 128,000円 |
2月 | 27.5万円 | 147,000円 | 128,000円 |
3月 | 27.5万円 | 147,000円 | 128,000円 |
4月 | 27.5万円 | 147,000円 | 128,000円 |
5月 | 27.5万円 | 147,000円 | 128,000円 |
6月 | 82.5万円(ボーナス55万円込み) | 520,000円 | 305,000円 |
7月 | 27.5万円 | 147,000円 | 128,000円 |
8月 | 27.5万円 | 147,000円 | 128,000円 |
9月 | 27.5万円 | 147,000円 | 128,000円 |
10月 | 27.5万円 | 147,000円 | 128,000円 |
11月 | 27.5万円 | 147,000円 | 128,000円 |
12月 | 82.5万円(ボーナス55万円込み) | 520,000円 | 128,000円 |
毎月147,000円の貯金を死守し、ボーナス月も毎回50万円弱貯金できれば3年で1000万円貯金することが可能でしょう。
ただ、毎月128,000円の生活費では少しきついという人は、比較的ボーナス月に余裕があるので次のようにすることをお勧めします。
月 | 1ヶ月の手取り | 貯金額 | 生活費 |
1月 | 27.5万円 | 127,000円 | 148,000円 |
2月 | 27.5万円 | 127,000円 | 148,000円 |
3月 | 27.5万円 | 127,000円 | 148,000円 |
4月 | 27.5万円 | 127,000円 | 148,000円 |
5月 | 27.5万円 | 127,000円 | 148,000円 |
6月 | 82.5万円(ボーナス55万円込み) | 620,000円 | 205,000円 |
7月 | 27.5万円 | 127,000円 | 148,000円 |
8月 | 27.5万円 | 127,000円 | 148,000円 |
9月 | 27.5万円 | 127,000円 | 148,000円 |
10月 | 27.5万円 | 127,000円 | 148,000円 |
11月 | 27.5万円 | 127,000円 | 148,000円 |
12月 | 82.5万円(ボーナス55万円込み) | 620,000円 | 205,000円 |
これなら毎月の生活費を148,000円に抑えれば4年で1000万円貯金できます。
Step3.毎月ちょこっとお小遣い稼ぎしよう!
とはいえ
という人もいるでしょう。
ここは、わがまま言うな!
と言いたいところですが、我慢のしすぎもよくありません。
なので、月の生活費にちょこっと余裕を持たせるようにしてみましょう。
ネット副業を活用すると、月5万円くらいはコンスタントに稼ぐことが可能です。
確かに難しいものもありますが、ネット副業の全てが思っているほど難しいものではありません。
例えばセルフバックというものであれば今日、今この場で実践して数万円稼ぐことも可能です。(怪しいやつじゃないですよ。「セルフバックとは」でググったら出てきます。)
直近でお金が欲しい場合は今すぐ手元に即金1万円以上のお金を用意できる制度・サービス16選にまとめてあるので確認してみてください。
また、継続的に副業として取り組みたい人はスキルゼロでも稼げる高収入在宅ワーク・在宅バイト12選!!にだいたいのネット副業をまとめてあるのでぜひ挑戦してみてください。
Step4.支出制限をしよう!
毎月の支出をどのように148,000円にどうやって抑えていくかです。
主に貯金をする時、経費項目は7つに分けます。
そしてそれぞれ予算を決めてみましょう。
僕が割り振るとしたらこんな感じにします。
家賃(駐車場込み) | 5.8万円 |
水道光熱費 | 7000円 |
通信費(携帯+Wi-Fi) | 8000円(携帯のみなら3000円) |
食費(食材の購入費) | 2万円 |
交際費(主に外食、接待etc) | 3.5万円 |
交通費(ガソリン、電車代etc) | 7000円 |
その他雑費(散髪代、服、生活用品etc) | 5000円 |
もちろん予算の割り振りはそれぞれの生活スタイルやこだわりによって変えても大丈夫です。
あくまで合計148,000円を超えなければ問題ありません。
さっきのネット副業ができればもう少し余裕も出てきます。
また、結婚して子供がいる(奥さんが主婦)人の割合も一例を記載してみましょう。
家賃(駐車場込み) | 6.5万円 |
水道光熱費 | 8,000円 |
通信費(携帯+Wi-Fi) | 10,000円(携帯のみなら3000円) |
食費(食材の購入費) | 2万円 |
交際費(主に外食、接待etc) | 3万円 |
交通費(ガソリン、電車代etc) | 7,000円 |
その他雑費(散髪代、服、生活用品etc) | 5,000円 |
保育園料 | 2万円(地域によって変動) |
家庭によっても本当に状況はバラバラですが、できれば1人暮らし並みの出費で済ませたいですね。
ただ、流石に家族4人いると14万の予算は無理ゲーだと思うので、ネット副業で月々の生活に余裕を持たせましょう。
奥さんが主婦であればお小遣い稼ぎを少し頑張ってもらうのも一つです。
固定費
節約するときに真っ先に目を向けるべきは固定費です。固定費を抑えることができれば長期的な節約が可能になり、一気に貯金効率がアップします。
固定費の節約ノウハウに関しては月5万円は節約!?あなたが見直すべき固定費まとめとその方法にがっつりまとめてあるのであわせて確認してみてください!
要チェックポイント!!
すでに火災保険に入っている人で築5年以上の一軒家やアパート等の建物をお持ちの人は、火災保険の申請で平均で100万円を受け取れる可能性もあります。
詳しくは火災保険申請の活用方法をご覧ください。2分くらいで読めます。
変動費を抑えよう
変動費とは固定費の対義語で、毎月変わる費用です。
食費や交通費、その他諸々の雑費を指します。こちらも順番に抑えていきましょう。
食費
これはもう皆さんそれぞれの工夫次第でいくらでも削れます。
食費(外食は別)は月2万円を限度にしましょう。ちなみに食材の購入でもセルフバックを使うと効果的です。
こちら、Oisix(おいしっくす)という食品通販会社のものですが、定価1980円をセルフバックで購入すると980円で購入できます。他にも無料モニターが届くので無料で食材がゲットできたりします。
食費は月2万円以内。外に飲みにいくのを我慢すればこれくらいは普通に節約できます。
【関連記事】:【関連記事】:【食費節約術】20代で1000万貯金できた夫婦の毎週外食しても月3万円にできる方法
その他雑費
あとは交通費、生活用品の購入費などですね。これは各自で抑えていくしかないですが、月1万円以内に抑えましょう。
基本買い物等はクレジットなどをうまく活用していくのがおすすめです。
Step5.毎月給料日の翌日に先取り貯金をしよう!
- まず給料講座とは別の講座を用意する
- 給料が振り込まれる
- 給料日に貯金したい金額を別口座に移す
- 余った金額で過ごす
先取り貯金の手順は以上です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
年収600万円ともなれば残業も多く、なかなかハードな仕事量をこなしている人が多いですが、その中で貯金していくのは難しいですよね。
日々のストレスで、ついつい無駄なお金を使ってしまうものです。
色々と金額も大きくなってくるので、家計簿などで資産管理をし、自分のキャッシュフローを把握しておきましょう。
年収600万でも頑張れば3〜4年で1000万円貯金することは可能です!
この記事を参考にして、自分なりの貯金プランを立ててみてください!
▼僕が実際に25歳で1200万貯金するまでにやったことです▼
▼直近で資金繰りが厳しい時はこれ読んで活用してください▼
今すぐ手元に即金1万円以上のお金を用意できる制度・サービス16選
▼副業として取り組むと効果的です!▼
▼固定費はこの記事の内容を実行すればOK▼