という人向けの記事です。
22という年齢は社会からすれば、まだまだ若い年齢です。しかし同時に、大学生であれば大学を卒業し、社会人になる年齢でもあります。
もしくは、高卒であれば社会人5年目に突入する年ですね。
まだまだ若いし、そんなに貯金なんてしなくていいのではないか。そうお思いではないでしょうか。
今回は22歳で貯金するとしたらどれくらいの金額が妥当なのか、またどうやって貯金していくのがより楽に人生を歩めるのかについてお話していきます。
22歳時点での平均年収・平均貯金
まず一番気になってくるのが、周りの22歳の年収がどのくらいで、お金をどのくらい持っているのか、だと思います。
ただ、同じ22歳といっても、中卒、高卒で働いている人もいれば、大学を卒業したばかりの人もいるでしょう。
経済状況ももちろん異なるため、自分の状況にあったものと照らし合わせてみましょう。
22歳の平均年収
男性 | 女性 | |
22歳中卒平均年収 | 259.4万円 | 233.4万円 |
22歳高卒平均年収 | 290.2万円 | 262万円 |
こちらは中卒、高卒で仕事をしている人の場合の平均年収です。
大学に行っている学生に関しては、ほとんどがアルバイト生活のため、収入と呼べるほどのものはありません。
一般的な大学生のアルバイトの平均年収が46.2万円、仕送りや奨学金なども含めた総額としては、115.5万円が平均値と言われています。
また、キャリアパークが2018年年末に行った最新の調査では、新卒の初年度年収が206.1万円ということだったので、この中間あたりで考えるのが妥当かと思います。
※この金額は公的なものではなく、あくまで筆者が客観的に計算した数字であり、正確性には不十分な点があります。
22歳の平均貯蓄額
20代前半の平均貯蓄金額は52万円です。
22歳となると、学生も多いことから、30万円代が平均値でしょう。仕事をしている中卒・高卒者は100万円前後が最も多いようです。
参考:https://cancam.jp/archives/245464
残念ながら、22歳限定での正確な貯蓄額のデータはないため、学歴別で貯蓄額を見比べて見ます。
男性 | 女性 | 総合 | |
中卒 | 304.1万円 | 129.9万円 | 238万円 |
高卒 | 390.7万円 | 177.1万円 | 290.6万円 |
専門・短大卒 | 408.2万円 | 207.6万円 | 273.5万円 |
大卒・院卒 | 576.3万円 | 282.3万円 | 486.7万円 |
参考資料:厚生労働省平成28年国民生活基礎調査
ここを見ると、高卒と専門学校、短大卒との間の差は見られませんが、それ以外は圧倒的な差があるようです。
22歳で貯金ゼロはやばい?貯金の必要性ってある?
さて、22歳で貯金がゼロという状況は、経済的にどうなんでしょうか。
結論。ケースバイケースですが、基本的にはやばくはありません。
22歳からだと、基本どの職業でも昇給していきますし、まだまだ転職も可能です。
ただ、だからと言って安心もできません。
22歳でも貯金額が300万円以上ある人はたくさんいますし、これからの社会人生活に備えて、ある程度の貯蓄も必要になってきます。
22歳でいくら貯金すれば十分?
では実際に、22歳で貯金はいくらあるのが妥当と言えるでしょうか。
この妥当ラインは、中卒・高卒の労働者の場合は勤続年数(働いた年数)で考えるのがいいでしょう。
そして、平均年収の5分の1くらいを貯金できていれば相当優秀です。
例えば、高卒ですぐ働いている人は約4年間の勤続年数になるので、平均年収から金額を割り出すと、150万〜200万円貯金できていれば上等という感じですね。それ以上ある人は素晴らしいです。
考え方として「勤続年数×年収の5分の1」という計算でしてみてください。
その金額に達していれば自分は貯金上手なんだと思って大丈夫です。
大学生であれば正直収入もないので貯金するのは難しいでしょう。ここも平均で考えれば、30万くらいあればOKということになります。
本業で手取り15万以下はやばい
一時期ツイッターでも「手取り15万」というワードが話題になっていましたが
これに関しては中卒、高卒にかぎらず、手取り金額が15万円以下というのは、ぶっちゃけお金を貯めていくのは難しいです。
22歳とはいえ、これから将来的に結婚や出産、育児をしていく人は多いでしょう。
車を買ったり、広い家に引っ越したりする必要も出てきます。
そんな中、手取り15万円では正直生きてはいけません。
ましてや将来のために貯金していくのはかなり苦しくなるでしょう。
ちなみに、大卒での初任給手取りが月15万円以下という人は、自分の勤務時間を時給に換算してみてください。なんなら新卒のアルバイトと変わりないかもしれません。
【関連記事】:正社員よりアルバイト!?時給で考える新卒アルバイトのメリットデメリット
いずれにしても、新卒にせよ中、高卒にせよ、手取り15万円以下であればもう少し良い就職先を探す方が良いでしょう。
22歳貯金ゼロ!という状態から効果的に貯金していく方法
22歳現時点で貯金ゼロ!という人は、これから効率的に貯金していくために、何をしていくべきでしょうか。
近々結婚や出産、はたまた留学など、お金が必要になってくるイベントを控えているという人もいることでしょう。
一般的に30歳までに300万円という目安があるので、最低ラインそこを目指すために貯金することを想定してみましょう!
ちなみに僕は21歳の時に結婚して、貯金が100万円ほどでしたが、そこから猛烈に貯金して25歳で1000万まで貯金しました!!
要点を押さえて取り組めば、そこまで鬼の努力をしなくても30歳までに1000万貯金するのはわりと簡単なので、その要点を解説しますね!
22歳貯金ゼロスタートでここからどうやって貯金していくか、ポイントをお伝えします!
1.家計管理をしっかりとつけよう!
家計簿なんて面倒臭い!!
というのが正直なところかと思います。
ただ、お金が貯まらない人は総じて「支出管理」をやっていません。
お金ない人全員に共通してることは
「毎月の支出把握してない」
です。100人いたら100人ともやってない。まじで
もうやるしかないよ。そういう人たいてい「無駄遣いに気づいてないパターン」だから
1ヶ月だけでいいから細かく明細だしてみ。どれだけ無駄が多いか分かってちょっとは支出減るから
— キック@貯金1000万で独立ブロガー (@kikumer) 2018年9月5日
毎日家計簿をつけろと言ってもさすがに続かないと思います。
なので、1ヶ月に1回だけで良いです。
集めたレシートを集計してみてください。
そうすることで、無駄な支出が「どこに」「いくらあるか」が浮き彫りになります。
ここを把握することで、翌月の支出の無駄を省くことができるんです。
【関連記事】:【超簡単】毎日続けなくていい。20代で1000万貯金できた家計簿の付け方
これも面倒臭いって人は貯金のアプリを活用しましょう!!
こんな感じで支出と収入と残高を全て出してくれます!
2.年収の高い就職先へいつでも転職できる心構えを
今の仕事に特別にこだわりがないのなら、年収UPのための転職も一つです。
特に手取り15万円以下の場合、絶対に収入UPできるので、おすすめです。
- マイナビエージェント(一番定番の転職エージェント)
- リクナビNEXT(業界最大規模のエージェント)
- ウズキャリ第二新卒(超手厚いサポートで離職率の高い企業へ転職サポート!)
- キャリコネ(事前に社員の匿名のリアルな口コミと年収を確認できる!)
3.副業にも取り組んでいこう
年齢が若いとその分まだ社会的経験も浅く、スキルも身についていない場合がほとんどです。
なのでスキルを身につける一つの手段として、副業をしておくことをおすすめします。
今は完全なるIT時代なので、ITスキルを高めれば、仕事は有り余っています。
- プログラミング
- Webマーケティング
- デザイン
- ライティング
ここら辺があればめちゃ強いです。
副業禁止の会社で副業をするのは契約違反にはなりますが、違法ではありません。
あと、基本的に副業はしてもバレません。↓↓
特に新卒だとまだ仕事にも慣れていないので、時間を作るのは大変かもしれませんが、1日10分でもいいので取り組んでみることをオススメします。
副業というと大げさに聞こえますが、片手間で1日10分もやれば、月に数万円稼げる副業もあります。
オススメの在宅副業に関してはスキルゼロでも稼げる高収入在宅ワーク・在宅バイト12選!!にまとめているので確認してみてください。
4.固定費はサクッと削減しよう!
お金を貯めるために節約頑張ろう!みたいなことってよく言われると思うのですが、正直節約って「毎日弁当作る!」とか「コンセントこまめに抜く!」とか、地味で続かないことがほとんどですよね。
では続く節約ってなんでしょうか。
それは毎回やらなくていい節約、そう、固定費の節約です!
固定費といえば、主に以下ですね。
- 居住費(家賃・住宅ローン)
- 水道光熱費
- 通信費
- 保険
- その他会費・サブスクリプション
これらは一度節約することができると、そのあともずっと節約した状態を維持できるので、手間は一度で済むということですね。
固定費の節約方法は月5万円は節約!?あなたが見直すべき固定費まとめとその方法にがっつりまとめているのでぜひ取り組んでみてください!
5.先取り貯金
仕上げに、確実に貯金する方法として先取り貯金という方法があります。
これは給料が振り込まれたら、即座に別口座に貯金したい金額を振り込むというシンプルな作業です。
これやるだけでも計画通りの貯金は確実性が増すので、計画的に貯金したい人はぜひ取り入れてみてください。
これからのライフプランについてFPに無料相談しておこう!
これからしっかり資産形成をしていきたいなら、まずはFPに無料相談してみるのがおすすめです。
僕も就職してすぐ相談したのですが、専門のファイナンシャルプランナーが将来の設計図を具体的なグラフや数字を用いて作ってくれるので、道筋が明確になり、将来へのイメージが持ちやすくなります。
これからの人生でどんな生活を歩みたいのか、そのためにはお金がいくらかかるのか、どんな対策が必要かなどを個別具体的に相談に乗ってくれます。
完全無料で相談できるので、ぜひ活用してみてください!
\何回相談しても無料!/
ちなみに生命保険についてファイナンシャルプランナーに無料相談するだけでお米やお菓子、お肉がもらえたりします。
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- 保険ショップマンモス
22歳はまだまだこれから!いくらでもお金は貯められる!
22歳なんてまだまだ人生これからです。今貯金がゼロでも、頑張ればいくらでも貯金できます。
要は貯金のポイントを抑えれば余裕です!
- 支出の管理をする
- 固定費を下げる
- 先取り貯金をする
- できれば年収の高いところに転職する
- 副業をする
22歳は若さが武器です!若いということは、他の人よりもたくさんの時間と眠る才能を持っているということです。
貯金も大事ですがそれ以上に今という時間を楽しく生きることも重要です。
選択肢をたくさん増やし、かつ将来余裕を持った生活ができるように、今のうちからお金について把握するようにしていきましょう!
ちなみに、僕のブログでは貯金が苦手な人が圧倒的効率化で苦なくお金を増やしていくというのをモットーに発信しています。
それで、僕が25歳で1200万円まで貯金できたノウハウは全て以下4つの記事にまとめました。
▼僕が実際に25歳で1200万貯金するまでにやったことです▼
20代で1000万円貯金できた僕がやった12の方法を暴露
▼直近で資金繰りが厳しい時はこれ読んで活用してください▼
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