どうせ入るなら、給料はたくさん多い方がいいーーー
初任給が多い方がモチベーション上がるーーー
志望動機は御社の商品に魅力を感じたからです!とか言いつつ、本当は年収の方が優先ーーー
正直なところ、こう思っている就活生も多いのではないでしょうか。
今回は就活生が年収で選ぶときにオススメな会社をジャンル別、年収別にお伝えしていきます!
\まずは自分の適正年収を見てみる/
初任給が高い企業ランキングTOP5
それでは早速、企業の初任給や年収をみていきましょう!
初任給の高い企業TOP5
- 日本商業開発 (500,000円)
- アビームコンサルティング (340,300円)
- 北の達人コーポレーション(340,000円)
- セプテーニ・ホールディングス(336,350円)
- フューチャー(320,000円)
参考:https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/research-starting-salary/
いかがですか?
1位の日本商業開発が飛び抜けていて目立ちますが、大卒の平均的な初任給が20万円強であることを考えると、2位以下も初任給としてはかなりの高額となっています。
ちなみに一位の日本商業開発は、実は2000年設立と割と若い会社で、不動産の売買を収益源としている会社だそうです。
ビジネスモデルが収益率が高く、リスクを抑える手法なため、新卒学生初年度から年収600万円を超える給料を提供できるんですね。すごすぎる!
高収益モデルのビジネスを学ぶという意味でも、是非とも入社してみたいものですね。
世界の初任給ランキングも見てみよう
ここで余談ですが、初任給が高い国のランキングもみてみましょう!
日本はどのあたりの位置にいるのでしょうか?
- スイス(73万2千円)
- デンマーク(53万4千円)
- アメリカ(48万5千円)
- ノルウェー(48万円)
- ドイツ(43万3千円)
・・・
20. 日本(20万6千円)
日本は20位でした!
スイスの平均初任給73万ってまじか・・・。
上位の国は物価や税金が高いので、初任給がたくさんあってもすべてが手元に残るわけではありませんが、それにしても差がすごいですね〜。
詳しくはこちらの記事にまとまっているのでよかったら見てみてください。面白いです。
平均年収が高い企業ランキング
さて、話を戻しましょう。
次は平均年収について考えていきましょう。
初任給が高い会社と平均年収が高い会社はまた少し違ってきます。
初任給が高い会社にはランクインしているのに、平均年収にはランクインしていない会社は、新卒と先輩社員や役員との年収格差が少ないと言えます。
その逆の場合は、格差が大きいということですね。
これをどう捉えるかは人それぞれだと思いますが、昇給は少しずつでもいいから、若手のうちから高い給料をもらいたい人なら前者の会社のほうが合っていますね。
実質入社して三人に一人は最初の会社を辞める今の現状では、新卒の給料が高いほうが平均年収より魅力的かもしれません。
大企業なんかにありがちですが、役員や一部の重役、幹部の給料が高いから平均年収が底上げされているだけで、実際20代の年収は300万円ちょっと。なんて会社はザラですからね。
僕は俄然若い時に給料もらいたかったので、2年目で700万円もらえる会社に就職しました。
【関連記事】:新卒で年収700万のホワイト企業を辞めて限界集落に移住した理由
自分が会社に入社してどういうキャリアを歩んで行きたいかによって選択基準を変えてもいいですね。
平均年収の高い企業ランキングTOP5
まずは、業種を問わず、平均年収が高い企業を見ていきましょう!
- M&Aキャピタルパートナーズ(2478万円)
- キーエンス(2089万円)
- マーキュリアインベストメント(1823万円)
- TBSホールディングス(1632万円)
- ソレイジア・ファーマ(1576万円)
参考:https://www.ts-hikaku.com/clist/a0/v1s19t0p.html
やはり名だたる大企業や外資系企業が目立ちますね。
キーエンスは僕が前いた会社の近くだったので、よく社員を妬みの感情で見ていました(笑)
平均年収が高いということは、それだけ利益を叩き出していて、かつ社員を重要視している会社と捉えることもできます。
年収目当てなんて不純だ!と思う人もいるかもしれませんが、お金以外にもたくさんのメリットがあるのでこういった企業はチェックしておいてもいいかもしれませんね。
【関連記事】:【やりがいVS年収】新卒就活生が会社は給料で選ぶべき8つの理由
次に業種別でもTOP3の企業をまとめて見ました。参考までに!
外資系の平均年収が高い企業・種類別
給料がいいといえば、外資系!というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
外資系は、男女や年齢に関係なく、責任のある役職について働くことができます。
シビアな反面、成果を上げた分給料にも反映されるという仕組みをとっている企業が多く、高年収企業として人気です。
外資系には大きくわけて4つの種類があるため、種類に応じて年収の高い企業をご紹介します。
- 外資系金融
ゴールドマンサックス、シティグループ
- 外資系コンサル
マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストンコンサルティンググループ
- 外資系消費財メーカー
P&G Japan
- 外資系IT企業
グーグル(Google)、日本オラクル
参考 https://www.onecareer.jp/articles/428
外資系は、人によって給料が大きく異なるのが特徴です。
成果をあげれば高い給料がもらえるとなると、意欲を掻き立てられますね。給料でモチベーションが上がる人は外資系でもいいかもしれません。
ちなみに僕の会社員時代のクライアントで外資系企業で年収7,000万円の人がいました。ひゃーw
食品系の平均年収が高い企業TOP3
食品系の企業は、知っている名前も多く馴染みが持ちやすいですよね。
一般的な高収入の企業よりも激務が少ないという傾向もあるようです。
どういった企業が年収が高いのでしょうか?
- アサヒグループホールディングス
- キリンホールディングス
- サントリー食品インターナショナル
1位〜3位まですべて有名飲料メーカーが占めていますね。
やはりみんなが知っている有名なメーカーは儲かっていて羽振りがいいようです。
参考:https://shokuhin-shukatsu.com/industry/income-average-ranking-of-100makers
理系・技術職の平均年収が高い企業TOP3
理系の就活生は、大学などで身につけた力を技術開発などに活かしたいと考えている人も多いはず。
そんなやりがいとお給料を両立している企業はこちらです。
- 日本アイ・ビー・エム
- 三菱電機
- パナソニック
参考 https://news.mynavi.jp/article/20181212-739675/
こちらの企業も比較的成果をあげると昇給するといった意見が寄せられています。
その分プレッシャーも大きいですが、正当な評価が受けられるためやりがいはあるかもしれませんね。
コンサル業の平均年収が高い企業TOP3
コンサルティングに興味をもつ就活生も多いはず。
僕も就活生時代はコンサル会社を中心に受けていました。
有名企業だと、入社にあたってTOEIC何点以上などの条件が課せられるところも多く、ハードルが高いイメージがありますが、スキルがある人はそれを十分に活かせるいい環境ですよね。
コンサル業で平均年収が高い企業はこちらです。
- アクセンチュア
- デロイト トーマツ コンサルティング
- プライスウォーターハウスクーパース
参考 https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1810/23/news098.html
こちらも成果に応じた給与が支払われるのだとか。やはり給料が高い企業は評価制度がしっかりしており、努力したぶん報われるようになっています。
公務員の平均年収の高い職種TOP3
男女の差がほとんどない、福利厚生がしっかりしていて安定な職だということで人気の高い公務員ですが、ひとくちに公務員といっても、いろんな職種があります。
内閣総理大臣や国会議員も公務員あつかいになりますからね。
一般的な就活生にはあまり参考になりませんよね・・・
そのなかで一般的な地方公務員の中で平均年収の高い職種をご紹介します。
- 警察官
- 公立高校の教師
- 小・中学校の教師
参考 https://kyuryobank.com/komuinranking
警察官の次に教員という感じみたいです。
もちろん階級や役職によっても全然違うとは思いますが、指標としては面白いですね。
地方公務員の年収は、地域によってかなり差があるので、ご自身が検討している地域の求人をチェックする必要があります。
【関連記事】:年収アップ・ホワイト企業へ転職したい20代にオススメの無料転職エージェント5選!
ちなみに、僕の父も教員でしたが、実は一概に教員が給料がいいと言い切れるわけではありません。
以下で詳しくお話しします。
年収がいいからといって時給が高いというわけではない
年収や初任給を目安に企業を探している人に1つだけ忠告をしておきたいと思います。
もちろん年収で企業を選ぶことは、個人的にはめちゃくちゃ賛成です。
- 収益率が高い
- 求められるパフォーマンスが高い
- 会社であれば社員重視の可能性が高い
- お金があると色々チャンスが増える
など、いろんなメリットがあるからです。
ただ、年収や初任給だけで、給与は判断できないということです。
例えば僕の場合、入社した会社の初任給は25万円なため、少し高いかなくらいでした。
しかし、年2回のボーナスに加え、年度末に決算賞与で利益分配金があるため、実際の給与は日本でもトップクラスによかったです。
また、年収が良くても労働時間が長ければ意味がありません。
月の手取りが30万円でも、みなし残業だらけで実質の時給は1,000円くらい、なんてことはザラです。
教員がいい例ですね。最初の方は年収も低く、労働時間はめちゃくちゃ長いので、僕の友人は時給700円を切ると言っていました。マクドのバイトより安いです(苦笑)
以下の記事に職種別に時給換算した時給をまとめていますので参考までに!
【関連記事】:正社員を時給換算するとアルバイトより低い!?職業別低時給問題を考えてみた
年収を見て選ぶときは、同時に初任給とボーナス、労働時間なども合わせて見ておくことにしましょう!
やっぱり給料は大切
いろんな職業・企業のお給料事情についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか。
就職する企業を探すうえで、仕事の内容ややりがいはもちろん大切です。
しかし、やはり給料をしっかりもらってこそ、仕事もプライベートも充実させられます。
今回ご紹介した情報をもとに、たくさんお給料をもらえる就職先を探してみてくださいね−!