どーも皆さんこんにちは。面接ブロガーのキック(@kikumer)です。
僕は大学の時、就活にハマっていろんな企業を受けまくりました。(おそらく100社以上)
その中でも実際に面接を受けたのは30社ほどだったんですが、なぜか2回しか落とされませんでした。
ちなみに、筆記試験で落ちたり、書類選考で落ちたりしたことはたくさんあります(笑)
しかし、面接だけはほとんど受かりました。
当時僕は、就活にかなりハマっていて、こと面接に関してはほぼ負けなしでした。正直あの時は落ちる気がしませんでした←うぬぼれw
で、当時仲良くなった人事部の人に面接で受かる(要するに欲しいと思える)就活生の特徴を聞いたら、自分がこれかなーと思っていた勝ちパターンとほぼ同じでした。
また、あれから5年ほどたち、社会人として会社員、事業主という経験を経て、改めて企業が欲しい人材とはというところが明確に見えて来たので、そこをお伝えしたいと思います。
なので今回は、面接の90%以上をパスし、最終的に新人でも年収700万円もらえる上場企業に就職できたぼくの、面接必勝法をお伝えします。
この記事を書いた人
キック(@kikumer)
新卒で就職した会社が給料良くてホワイトだったが、やりたいことじゃなく、2年間毎日悩む。とにかく金貯めよう!と貯金に奮闘。25歳で1200万円貯まったので脱サラし、家族で田舎に移住。現在は主夫をしつつブログを書きながら生活しています。
そもそも面接に受かる必勝法なんてない!?
え!? あれ? なんか話違うくない?
と思うと思うんですが、僕がここで言いたいのは
これをやれば面接で受かるようになる! この質問にはこう答えれば落ちることはない!
というような答えはないよということです。
というよりも、簡単にその答えを求めようとする姿勢がよくないということです。
そもそも、よく考えてください。
何のために面接をやるか。
企業と学生とのマッチングを図るためですよね?
面接というのは、お互いに必要としているかの確認なわけです。テストではありません。
今まで僕たちは「合格するかどうか」という試験のみしか経験したことがないため、就活も同じ感覚で臨んでしまうんですよね。
いっぱい内定(合格)した方がえらい!と考えがちです。
まずこの考え方を捨てましょう。
確かに、たくさんの会社から内定を勝ち取ることは素晴らしいことです。それだけ必要とされる人材ということでしょう。
ただ、就活の目的ってそうじゃないですよね。本質を見失ってはいけません。
よく、就活は婚活だという人がいますが、まさにその通りで、お互いに必要とする会社を見つけることが、就職活動の本来の目的なんですね。
この本来の目的を見失わないだけでも、逆に面接で軸の通った回答ができるようになるはずです。
矛盾しているようですが、就職活動の必勝法って、必勝法(答え)を求めないことなんです。
面接に来る子で模範解答を用意してきたなって子は本当に多い。
就職活動をテストだと勘違いしている。違うよ。就活生も選ぶし、会社も選ぶ。マッチングなんだよ。
30回中2回しか落ちなかった面接必勝法!
まあお待ちください。
確かに必勝法なんてないと言いましたが、その言葉の真意は「面接のやり方に正解なんてない」と考えるそのスタンスが大切と言うことです。
就職活動の面接で正解を求めてしまうと、みんなマニュアル本に頼ってしまい、マニュアル通りの回答しかできなくなってしまうんです。
そういうのを面接官は見抜いているので、「就活で答えを求める姿勢」自体が就活で失敗しやすい原因になってしまうんです。
ただ、就職活動において「答えを求めない」というスタンスが土台としてあるのであれば、そこから面接官に好印象を与えることのできるテクニックや、大切なことがわかってくるんです。
これは「答え」ではなく「コツ」なんだと思ってください。
ただ、僕がお伝えするコツは、ほぼ全ての面接で必ず役に立つと思うので、悩める就活生の皆さんは是非参考にしてもらえればと思います。
面接が高確率で通るコツその1.自信を持て
これはよく言われることかと思いますが、面接を受かりやすくするためにもっとも重要なことは自信を持つことです。
もちろん自信をすぐにつけることは容易ではありません。
ただ、嘘でもいいので自分以外の就活生をまぬけだと思い込んでみましょう!w
最初は根拠なんてなくてもいいです。とにかく他の就活生をライバル視するのではなく、明らかに自分より格下だと思い込むんです。
面接会場でまわりを冷静に見渡してみてください。みんな緊張した面持ちです。
びびってるんですよ。
それを見て「こいつらへぼいなあ」と思いましょう!w
はい。けど、こういう時はクズくらいがちょうどいいんですw
実質ぼくも周りの就活生をめちゃくちゃバカにしてましたw
みんな面接必勝法みたいな本読んで、マニュアル通りの回答しかしませんから。「ばかだなあ」って思ってましたね(笑)クズです。
ただ、ここまで振り切って考えるのにも実は理由があって、そもそも就活していると周りの学生ってなんか優秀に見えるんですよ。
センター試験の時、周りの受験生が必要以上に賢く見えたり、鉛筆のカリカリ音に焦ったりしませんでしたか?それと同じです。
なので、根拠のない自信でも、持っているだけで全然違います。そしてそれは態度にも表れます。
雰囲気が他の学生とは違うなと面接官にも感じとってもらえるんです。
そうすることで他の就活生より興味を持ってもらえるようになります。
自己分析は徹底しろ
これはマニュアル本にもよく書かれていることですね。
ただ、めっちゃ大事です。
先ほどの自信を持つことができて、虚勢でもなんでもいいので堂々と振舞うことができたとします。
けど、その就活生が話すことが超薄っぺらい内容だったらどうでしょうか。
「あ、こいつ自信過剰なだけのただのバカだな」と思われて終わりです。
このパターンに陥っちゃってる学生は実は結構多いです。
やたら自信がありそうで賢そうに見えるんだけど、話してるの聞いてると「こいつマニュアル読んで来たなー」って人、結構います。(苦笑)
ここに関しては日頃から
- なぜ自分は就活をするのか
- 自分はどういう会社に入って何をしたいのか
- 将来の夢は何か、それはなぜか
- 自分の能力は何か、それを具体的にどのように役立たせることができるか
- 自分という人間はどういう性質を持っているのか、弱みは何か
この5つを徹底的に考えましょう。
建前は一切抜き、自分の本音で考えるんです。
いいですか、これは多くの学生がやっちゃいがちなことなので念を押して言っておきますが
こう言っとけば印象いいんじゃないかな〜とかは絶対に考えてはいけません。
後述しますが、自己分析は本音でやらないと面接の時に必ずボロが出ます。
そして優秀な会社であればあるほど、ここを見抜いて来ます。
抽象的な表現で少し納得感がないかもしれませんが、ここはまじです。
これさえ毎日でもいいので考える癖をつけることができたら、もう面接は怖くありません。断言できます。
だって面接官が聞いてくる質問はすべてこの5つを知りたいだけなんですから。
ここさえしっかり考えていたら就活の本などほぼ必要ありません。
ただ、自己分析が苦手な学生もいるでしょう。
何から考えたらいいの?どう考えたらいいの?という人はこの本を読んでください。
僕は勉強のためにいろんな就活の本を読んだのですが、この本がダントツ良かったです。
自己理解を深める方法を色々教えてくれますし、就活の本質を伝えようとしている本です。
自己分析はマジでこの1冊あれば大丈夫です!
人事担当(面接官)と仲良くなれ!
まあこれはできたらでいいんですが、面接官とは仲良くなりましょう!
これはコネを使えという話では断じてありません。
面接官と仲良くなることによって、面接官の本音を聞くことができるからです。
面接する側がどういう気持ちで面接しているのか、何を基準に選んでいるのか。
もちろんそこに正解を求めるわけではないのですが、現場のリアルな声を聞くことで、自分が相手にとってどう見えているのかを改めて考え直す機会になります。
面接だけでなく、全ての社会生活において、自分を客観視できるようになることはとても重要なことです。
聞かれたことだけに答えろ
これは少しテクニック的なものになりますが、これもめちゃくちゃ大切です。
面接する時、多くの学生は緊張しています。
そして緊張している学生が陥りがちなのが聞かれてもいないことに答えてしまうことです。
例えば次のような会話があったとします。
面接官「あなたはどのような人間ですか?」
就活生「はい、私は真面目で責任感がある人間です。なぜなら、私は学生時代に部活のキャプテンを努めていました。当時チームメイトは全然まとまらず、苦い経験をしましたが・・・」
はいストップ!
なんとなく分かりますよね?
話しすぎです。
面接官は「どういう人間ですか?」と聞いているだけなのに、その理由まで話してしまっているんですね。
会話のキャッチボールができていません。
このパターンだとまだましですが、僕は集団面接の時に、完全に話が脱線してしまっている学生を幾度となく見てきました。
そして、そうなってしまった学生は物の見事に全員、次の選考には進んでいませんでした。
面接では相手が求めている答えをいかに素早く端的に伝えることができるかがとても重要です。
これは逆の立場に立って考えればすぐわかるのですが、こちらが質問している内容と関係ないことをくどくど話されたら、その時点で聞く気失せるじゃないですか。そしてこう思われます。
こいつコミュニケーション力ないな。
と。
これは質問だけじゃなく、プレゼンなどでもそうなんです。
3分で自分をPRしてくださいと言われたとしても、できるだけ簡易的に伝えるように心がけましょう。
え?そんなにあっけなくていいの?というくらいの感覚でOKです。
面接では細かいところは面接官が質問してくれます。
それを待ちましょう。
これができるようになってくると、何か伝えたいことがあったとしてもそれを一旦我慢し、あとで突っ込んでもらえるように伏線を張って話すことができるようになります。
こうなると自分の伝えたいことも非常に自然に伝えられるようになり、ぶっちゃけ面接の合格率もむちゃくちゃ上がります。
マニュアル本は読むな
もうね、マニュアル本は読まないでください。
よく本屋で見かけるような「就活面接必勝法!!」みたいな本に頼ってしまうと、逆に面接では弱くなってしまうんです。
これにはちゃんとした根拠があります。
これはとある人事部の方から聞いたのですが、
「みんなマニュアルに頼り過ぎ!そういうやつは中身がないからすぐわかる。みんな同じこと言うし。」
とおっしゃってました。
これ就活の本質なんですよね。
要するに、こう聞かれたらこう答えましょうなんてマニュアルを真に受けていたら、そこに突っ込まれた質問をされると、もう答えられなくなっちゃうんですよね。
そして、ほとんどの不安を抱えている就活生がこれに頼りすぎるあまりに、最終的にはみんな同じようなことを言うようになってしまうんです。
僕も集団面接なんかを受ける時とかによく思いました。
例えば、
面接官:「あなたはなぜ弊社に入社を希望しておられるのですか」
という質問に対し、多かったのは
就活生A:「私は御社のサービスが社会貢献度が非常に高いと思いまして、こんな仕事がしてみたいと思いました」
や
就活生B:「御社の社員のようにお客様の目線に立ってお客様のために頑張れるような人間になりたいと思いました。」
みたいな感じの、いわゆる「無難回答」です。
もちろんそれが本音ならいいです。掘り下げられても答えれますからね。
けど大概そういうこと言っちゃう人は「具体的にあなたの言う社会貢献度とはなんですか」とか「なぜお客様目線で仕事がしたいのですか」みたいな質問をされると、黙りこくるか見当違いな回答をしてしまう場合が多々ありました。
無難な回答は就活では命取りになります。
もちろんすべての会社がそうではないかもしれませんが、面接官は採用時期にはたくさんの就活生を相手にしています。
逆に、「こいつなんてこと言いやがるんだ」と思わせた方が印象に残っていいかもしれません。
びびらなくていい。とにかく本音で話せ!
就職面接って怖いですよね。面接官が自分を値踏みしてくるような感覚です。
特に圧迫面接なんてされた日には縮み上がってしまいますよね。
そして面接が怖いと感じる学生が取る行動として最も多いのが建前を言ってしまうことなんです。
先ほども言いましたがそういう無難回答、建前は必ずボロが出るのでしてもその場しのぎにしかなりません。
「こいつ何を言ってるんだ」と思われるのを怖がっていては、自分を面接官に伝えることは絶対にできません。
そこは勇気を持って、ありのままの本音でぶつかりましょう。
この点納得感があまりない人はこちらの動画を見てください。今をときめく経営者やリクルート採用担当者が就活生に必ず聞くこと、それはなぜかがめっちゃわかります。※最後16分くらいから聞くとその話になります。
よく、就職活動は騙し合いだという人がいますが、そういう人は仕事に何を求めているんでしょうか?
はっきり言って、普段から何も考えず、ただぼーっと過ごしていて、就活の時期になったからしゃあなし始めるかという感じの人は自分を偽る必要があるかもしれませんが、それ以外の何らかの就活志望理由がある人は、騙す必要なんてないんですよね。
また、なんども言いますが、面接では本音で言わないと後で絶対つまります。
よっぽど器用な人でなければどれだけシミュレーションをしても、突飛な質問が飛んできたときには詰まってしまうんです。
そういう人を僕は就活で何人も見てきました。
本音を言ったからそれで落とされる会社なら、仮に入社できたとしてもずっとそこで自分を偽らなくちゃならなくなると思いませんか?
みんな騙し合いなんかしてるから、新卒は3年以内に3割が辞めるとか言われるんですよ。
別に年収が目当てなら「志望理由は年収が高いからです!」でいいんです。
本音ならなぜ年収が高い方がいいのかちゃんと理由も答えられるはずです。
結局、その場しのぎの嘘は今でも先でもいいことはないと思います。
【関連記事】:【やりがいVS年収】新卒就活生が会社は年収で選ぶべき8つの理由
本気で入りたい企業を見つけろ!
これもさっきと同じ話なんですが、嘘をつかないためには本気で入りたい企業を見つけてください!
本気で、この会社いい!と思うところを見つけるのが一番いいです。
そのためにはいろんな会社を受けまくってください。
断言しますが、社会経験のない学生が業界とか企業絞るのはアホです(明確な夢とかあるなら別だけど)
ここら辺は『就活で100社受けて思った。志望業界を絞らない方がいい4つの理由 』に詳しく書いてあります。
なんども繰り返しになりますが、面接で一番ネックになってくるのは「矛盾」なんです。
面接とは、本来企業と学生がお互いの相性を確かめる場です。
これから、もしかしたら何十年も連れ添う仲間選びの場所なんです。
そんな場所で適当なことを言っている人や嘘を言う人を採用したいなんて、誰も思いませんよね。
就活に目的意識がなく、ただその場しのぎで適当なことを言っていると会話にずれが生じてきます。
矛盾が生じた時点でその人の言葉に信憑性がなくなるので、結果的に内定は出してもらえません。
毎年何百人って面接してて思うのは、みんな同じこと言い過ぎ!就活マニュアル本とか読んで「御社の魅力は〜」とか必ず言い出す。
マジで自分の頭で考えて解答してくれ。みんな同じに見える。
逆に2回はなんで落ちた!?
ちなみに、30回中2回しか落ちなかった!ということは
じゃあ2回はなんで落ちたの!?って話になると思うのでそれもお話ししておきますw
1社目は中古車販売のベンチャー企業でした。グループディスカッションで僕は初心者向けのマニュアルを考え、そこの社長から「このアイディアは非常に実践的!取り入れようかと思う」とまで言ってもらったので「はいもらったな」って思っていました(笑)←やなやつw
ところがそのあと面接結果は不合格!なんでやねん!ってなりましたがおそらく理由はわかっていて
説明会も兼ねていたのですがその中でこんな質問をしました。
僕「御社は自動車販売で社会にどう貢献するかなどのコンセプトはございますか?」
社長「コンセプトとはどういうことでしょう」
僕「〇〇をすることで〜という点で社会に貢献できるなどです。事例としては私が受けた会社で〜というコンセプトがありました」
社長「中古車を販売することで経済が回るということですね」
僕「それであれば中古車じゃなくてもいいように思うのですが、御社ならではの強み、コンセプトを教えていただきたいです。」
社長「・・・」
これだと思います(笑)
まあこんな学生うぜえ!ってなりますよね。まあ今思えば無理もないw
ただ、結局こんな質問にもまともに返せないような社長のもとでは働きたくないというのがぶっちゃけ本音なので全然OKでした。本音で話すと入りたくない会社も線引きできるので良いです。
続いてもう一個は最終面接で落とされました。割と有名な人材コンサル会社です。
これに関しては自分でもよくわかっていない部分は大きいのですが、最終面接で「どの部に配属希望か」と聞かれて「全部興味あるのでどこでもいいです!」って答えたのがいけなかったのか。もしくは単に僕の応答が悪かったのかもしれません。
この会社はわりと入りたいなと思っていたところなので結構ショックでした。
まあ就職活動なんて合うか合わないかですからね。そんなに気にしなくてもいいでしょう。
「内定もらえないとどうしよう・・」が一番内定もらえない
就活生なんて、多かれ少なかれ全員自分に自信なんてありません。
だって社会での成功体験なんてまるでないですからね。
ただその不安を前面に出して、「内定もらえなかったらどうしよう」と考えてしまうと、考えが萎縮し、無難な回答しかできなくなり、結果面接官から嫌われてしまいます。
就活も、自分という商品をセールスするビジネスと同じです。
つまりは相手のことを考え、「絶対に私みたいな人材が御社には必要ですよ!」と本音で言える状態まで持っていく必要があります。
そのために、自己分析、他己分析、会社分析なんかをガンガンやっていきましょう。
相手がどういう人材を欲しているかがわかれば、自ずと自信を持って提案(面接)ができるようになります。
周りと同じでは意味がない。異端児になれ
奇をてらうという意味ではありません。
ただ、就活の本質を掴み、本当の意味で就職活動をしようと思うと必然的に異端児になるということです。
就活では有名な話ですが、こんなエピソードがあります。
サッポロビールの面接で当時は何百人受けにくる就活生のうち1人しか採用しないという面接がありました。
優秀な学生が受けにくる中、一人の学生が面接会場に現れます。
面接官はいつも通り質問をします。
面接官「ではまず自己紹介からお願いします」
が、その就活生は一言も喋りません。面接官はもう一度声をかけます。
面接官「あの、聞こえてますか?自己紹介をお願いします」
就活生「・・・・・・」
流石に面接官は呆れて
面接官「あの、もう退出いただいて結構です」
と言い放ったそうです。
するとその就活生は黙ったまま立ち上がり、おもむろにスーツを脱ぎ出し後ろを向きました。
唖然としていた面接官の目に入ったのはシャツに大きく
「男は黙って、サッポロビール」
と書かれた文字でした。
当時のCMのフレーズがまさにそのセリフだったわけなんですね。
そして、見事何百倍の倍率の中から、その就活生が内定を勝ち取ったというお話です。
なんとも痛快で奇想天外なエピソードですが、もちろんこんなことをしろというわけではありません。
ただ、就職活動をする上で、「無難」はいらないということです。
自分はその企業に何を伝えたいのか、何を知りたいのか。
そのことをしっかりと考え、向き合い、それを面接でぶつければいいのです。
それでだめだったら相性が悪かっただけ。別にあなたが悪いわけでも企業が悪いわけでもないということです。
会社なんて日本だけで何十万社あるんです。
次の企業を探せばいいんですね。
【関連記事】:就活が茶番であほらしい3つの理由!就活スーツは買うな!
就活を楽しめ!
この記事では色々お伝えしましたが、一番大切なことって就活を楽しむことです。
だって就職活動って自分がこれからの人生を捧げるかもしれない会社を選ぶ場なんですよね。
自分の人生を決める場所なんです。
本当ならむちゃくちゃワクワクするはずなんですね。
ただ、なんとなく周りに流されて、たいして入りたいとも思っていない会社に入社して、嫌になって辞めてしまうんです。
いろんな仕事、いろんな職業に興味を持つことはとても大切なことです。
そうすれば、就職活動の中でも、自分の知らなかった世界、新しい価値観に触れることができ、自身も成長できる上に、そういうあなたに企業は必ず興味を示してくれます。
まとめ
僕がこのタイトルでも書いた、「面接受かりまくった自慢」は、別に何でもないことです。
最初から自分がやってみたいなと思う会社しか受けていません。
だから本音のみで企業とぶつかりました。そしたら周りの就活生と話す内容が変わってきました。
それが自信につながりました。そんな僕に企業が興味を持ってくれました。
これだけです。
こう考えると、結構シンプルじゃないですか?
はっきり言って、今の就活は茶番です。
会社もいい学生を集めるためにポジティブキャンペーンをしますし、学生は学生で嘘八百を並べます。
そしてお互いがそのことにうんざりしているんです。
新卒学生「会社に入ったら聞いてたのと全然違うんだけど・・・」
採用担当「学生はみんな同じようなことをいうんだよね・・・」
どっちもどっちですよ。嘘つくのがダメなんです。
ちなみにですが、僕は大企業?は2つだけ受けましたがどっちも筆記で落ちました(笑)
結局はそんなもんです。
目的意識を持てばそのために何をするべきかが明確に見えてきます。
楽しく働きたいのか、自分の能力を活かしたいのか、大企業に入って自慢したいのか、成長を望むのか、それとも全部か、、、
それぞれの目的、軸があれば行動も変わります。
自分が望んでもないことをやっても就活はうまくいきません。
結婚相手を探す時に、なんとなく探す人がいますか?
それと同じです。就活だって自分のパートナーを決める作業なんです。本音で、楽しく取り組んでみてください。
最後に、就活生に全力でオススメしたい本を紹介しておきます。
この本、面接官の本音とかズバズバ書かれていてめちゃくちゃ面白いです。
面接する側の立場がとてもわかるので、いい勉強になりますし、就活という行事自体の実態も知ることができます。
おすすめです。
ちなみに新卒2年目で年収700万の会社に勤めましたが2年でやめました。^^;
理由は『新卒で年収700万のホワイト企業を辞めて限界集落に移住した理由』に書いています。