SPIと自己分析ってやらなきゃだめ?就活生は黙ってこれやっとけ3選

20代キャリア・就活
あ〜。就活始まったあああ!!さて、適当に会社にエントリーするか・・・。てか、SPIってなんなの?適性検査?また勉強しないとダメなの?・・自己分析って改めてやらないとダメ?就活で不利になるの??実際のところどうなんですかあああ!

って人のための記事です。

僕自身就活生時代、SPIと自己分析マジでやりたくなかったんですが、就活で不利になりたくなかったので少しやってました(笑)

その結果。実際にどう役に立ったか。

SPIは中小企業にはマジで不要

まって、SPIってなーに??

企業が採用を行う際、応募者の能力や人となりを把握する目的で「適性検査」と呼ばれるテストを行う場合があります。
その適性検査の一つが、リクルートキャリアが開発した「SPI」です。

SPIでは、人柄や仕事への適性、どんな組織になじみやすいのか、といったことなどがわかります。

企業はこのSPIの結果を、
・面接で学生を理解するための参考情報
・入社後の配属先を決めるための人物情報
・入社後、その人を上司に理解してもらうための人物情報

として活用しています。

引用:リクナビ

要するに、一般常識性格診断です。

性格診断の方は対策のしようはありませんが、一般常識に関してはあらかじめ出題範囲を勉強しておくことは可能です。

で、結論から言うと、次の条件に該当する人はSPIの対策は不要です。

SPIの対策が不要な人
  • 大企業に入りたいわけではない
  • 地方の国公立、中堅私大くらいのある程度の学力はある。

あと、SPIの勉強をしたとしても、多くの大企業での足切りテストの対策になるわけではありません

SPIで足切りするのは大企業だけ

もちろん例外はありますが、基本的にSPIの対策をしておいた方がいいのは、大企業や人気企業だけです

SPIって要は募集人数が多い時の足切りツールなんです。

今は売り手市場なので、そんなのが必要なのは応募者が殺到する一部の大企業や人気企業だけです

普通の中小企業やベンチャーは応募者がそこまで多くないので、じっくり選考できます。

きっく
SPIで足切りしちゃうと優秀な人材を逃す可能性もあるから、企業はそれに頼らず自分の目で学生を見極める方針をとるんだよね。

僕は中小企業やベンチャーを中心に100社ほど受けましたが、基本的にはSPI的なやつをやったところは半分くらいでした。

で、僕はほぼ対策をしていませんでしたが、SPIで落ちたことはありませんでした

つまり、SPIの試験の優先度は大企業志望でない限り、あまり高くはありません。

高校生中盤くらいまでの学力があればOK

テスト内容でいうと、言語分野と非言語分野(数学とか合理的思考とか)がありましたが、個人的な感想では高校生レベルであればOKです。

それ以上勉強する必要はないかと。

大企業でもSPIの内容と全然違うテストは多い

僕は就活で大企業も何社か受けたのですが、基本的にSPIの共通テストをまるまる使ってきた企業は10社中3社程度でした。

オリジナルのテストを扱う企業の方が多かったです

僕は当時、外資系のコンサル(大企業)を受けたのですが、内容ムズ過ぎて途中から鉛筆転がしてました→もちろん書類選考落ちw

なので時間かけて一生懸命勉強してもそのテスト結果が大きく左右するということは多分ありません。もちろんやらないよりはましですが。

ですので、結局のところ、SPIの勉強って就活ではほぼ役に立たないと思います。

テスト対策で就職先変わるわけないです

冷静に考えたらそうなんですが、テスト対策を多少行ったところで、就職先が変わるわけないです。

それやる暇があるならコミュニケーション能力磨いた方が100倍マシです。

採用側に立った時に

  • 「SPIが80点のよくわからんやつ」
  • 「SPIが60点のハキハキ喋ってコミュ力高いやつ」

のどっちとりますか?って話です。

就活生は不安なので、わかりやすいテスト対策にすがりつきたくなる気持ちはわかりますが、無駄なことはやめましょう。

『自己分析』は机に向かうよりいろんな会社受けまくった方がいい

自己分析もがっつりした方がいいの?その場合どうやってやるのがベストなの?

こういう疑問を持つ就活生も多いと思います。僕もめっちゃ思ってましたw

自己分析って“自己理解を深めること”ですよね。

つまり次のことを理解すればだいたいOKです。

  • 自分の強みと弱みはなにか(他の学生と違うところ)
  • 自分は人生、仕事に何を求めているか
  • 自分はどのような思考回路で生きてきた人間か

これを知るために色々本を読んだり、就活カウンセラーみたいな人と話したりするわけですが

多分ほとんど意味ないです

それしてる暇があったらいろんな企業をバンバン受けまくった方がいいです

理由は簡単。

自己分析の内容を面接官が質問してくれるからです

そもそもなぜ自己分析が必要かというと“他の学生とどう違うのか”を相手に伝えられるようにするためですよね。

つまり、採用側もそれが知りたい。だから聞きます。

それに本音で応えていくうちに、自分のことがだんだんわかってきます。

きっく
僕自身、100社受けまくってるうちに、面接で聞かれることをなんども反復して考える癖がつき、自分の理解も深まりました。受け答えも慣れていき、最後の方は面接に落ちることもほぼなくなりました。

ポイントは“本音で話す”という部分です。

これで自分とも向き合えて面接にも慣れるので、一石二鳥ですね。

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超シンプル!就活生がやるべきことは1つです

自己分析とかSPIとかよりも就活生がやるべきことはシンプルに1つだけです。

それは、いろんな会社を見て社会を少しでも知ること

そのためには、繰り返しになりますが、興味のある会社も興味のない会社も受けまくってください

え?業界絞ったり受ける会社絞った方が本気度が出るんじゃないの?

そもそも今までずっと学生だった人がいきなり社会を知ったかぶりして業界絞って何になりますか?

今持っている仕事へのイメージってほとんど思い込みなんですよ。だって仕事したことないんだから。当然です。

だからこそ、興味有る無しに関わらず、よりたくさんの企業を自分の目で見に行って観察することです。

そうすることで視野が開け、少しずつ自分がやりたいことが見えてきます。

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就活生にオススメな本2つ

なんらかの対策はしておきたい!という人には2冊だけ本をオススメしておきます。

偉そうなこと言ってる僕ですが、僕自身は不安で仕方なかったので本は結構読みました(笑)

キック
ただ、就活の本って同じようなのばっかりです。読んだ中でも価値があったと思った本を2冊紹介しておきます。

就活のバカヤロー

就職活動は大いなる茶番劇だ! 就職活動(通称「就活」)をテーマに、企業の人事や大学の教職員、 就活中の大学生らに徹底取材したあと、腹の底から出てきたのがこのひと言だ。 「企業と社会の未来をつくる行為」 「学生個々人が未来に向けて大きな一歩を踏み出す行為」であったはずの就職活動は、 いまや騙し合い、憎しみ合いの様相を呈し、嫌悪感と倦怠感が渦巻く茶番劇に成り下がった。 さて、いったい誰が悪いのか?  著書より

これはシンプルに面白い本でした。

就活の裏事情面接官の本音など、普通に就活していてはなかなか知れないことが書かれています。

就職活動というビッグイベントの概要をつかめる本と言っても過言ではありません。就活こえーなーと思っている人は是非ポチッといてください。

絶対内定(本で自己分析したいならこれ)

とある会社の社長さんに勧められて買ったのが発端なのですが、めちゃめちゃ影響受けました

結構分厚い本です。軽い辞書くらいあります(笑)

はっきり言って自己分析はこれ読みながら自分と照らし合わせれば完璧だと思います。

と、こんな感じで結構いいこと書いてあります。

就活になると、どうやったら内定もらえるか!という内容に目が行きがちですが、本当に行きたい会社に内定もらいたいなら考え方こそ重要です。

それを学べるので、就活の本読みたい人はポチっといて損はないです。

まとめ:就活はテストじゃないですよ

□この記事のポイントまとめ
  • SPI対策はほぼ無意味
  • 自己分析は面接受けまくるのが一番早い
  • 世間を知らない学生が志望企業を早く決めるのは非合理的
  • 価値ある就活本は少ないけど「就活のバカヤロー」と「絶対内定」はよかった

就活を”テスト”と同じ感覚で受けている人が多いと思います。

どっちかというと就活は”婚活”に近いと思います。

自分と相性のいいパートナー(企業・学生)をお互いに探しあうイベントですからね。特大の出会い系イベントなんですよ。

  • 年収高い会社がいいのか
  • 可愛い子(イケメン)がいる会社がいいのか
  • やりがいを感じれそうな会社がいいのか
  • 安定してそうな会社がいいのか

ひとそれぞれ求めるものは違うので、その気持ちに正直に就活をしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。みなさんの就活がいい結果に終わることを願っています。

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