という人向けの記事です。
僕は学生時代にいやいや就職活動を始め、最初はとても苦痛だったのですが、途中から視点を変えて取り組むことで、就職活動をとても楽しんでやることができました。
この記事では以下のことについてお伝えしていきます。
- 就活がつらい理由とその対策
- 就活がつらい時の視点の変え方、対応策
- 企業から内定をもらいやすくなるコツ
- 企業への就職以外の選択肢も実は全然ある
そういうお前は誰なんだ?と思われると思いますので、簡単に経歴晒しておきます。
この記事を書いた人
キック(@kikumer)
学生時代にいやいや始めた就活が途中で楽しくなってどハマりし、100社以上受ける。途中から無双状態になり面接に落ちたのは2社のみ。
その後2年目で年収700万円の上場企業に入社。しかし2年で退社。その後は独立してフリーランスをしている。現在は毎月2~30万円ネットから自動収入を得ている。
トントン拍子に進んでいるように見えるかもしれませんが、ぶっちゃけ就活は最初めっちゃいやでしたし、その後もいろいろと苦労しました。
その苦労話や実体験も交えて、今就活が辛い人が前向きになれるような話をしていきます!
一般的に就活がつらくなる理由4つ
そもそもなんで就活が辛くなるのか、その代表的な理由を4つ挙げてみました。
- 面接に落ちまくって自己肯定感が下がる
- 周りと比べて凹む
- 今までのテストと違って「正解」がない
- 交通費などの費用がかさむ
1.面接に落ちまくって自己肯定感が下がる
とにかく一番多いのが
という感情ではないでしょうか。
そして毎日毎日届くお祈りメールをみながら、自分が何者かわからなくなってくる。
まさに、話題になった映画「何者」と全く同じです。
人が自信を持って楽しくいきられるのは、自分が誰かに必要とされているという安心感があるからです。
それがないと感じてしまうのは、実はとてつもない恐怖なんですね。
これに対する対策は、実は結構シンプルで、のちほど後述します。
2.周りと比べて凹む。自信が持てない
集団面接や説明会などに行くと、自分よりも周りの学生の方が優秀に見えてしまうことは多いです。
こうなると萎縮して、自分をしっかりアピールすることができなくなってしまいます。
そして自信のない自分を取り繕うために嘘を重ねてそれを面接官に見破られて・・・みたいな。
僕もインターン行き始めた当初、「俺は自分に自信持ってるぜ!」的なノリである意味自分を騙して説明会に行ってました。が、プレゼンの時に手がめちゃくちゃ震えて、同級生から「堂々としてたくせにめっちゃビビってるやんw」と言われた経験があります(恥)
自信がなくなると全てが裏目に出てしまうんですよね汗。
3.今までのテストと違って「正解」がない
いままで、学生が乗り越えてきた受験競争などの試練には、全て正解がありました。
答案を間違えても、なぜそれが間違いだったのかを明確に確認することが可能でした。
しかし、学生が初めて直面する就活には正解がないんですよね。これに多くの学生が困惑します。
なぜなら就職活動というのは、自分と相性のいい企業を探すというだけのイベントだからです。
いわば、就活はテストではなくマッチングです。
婚活サービスと同じな訳ですね。
ただそれを、多くの正解のあるテストしか経験していなかった学生たちは「より多くの企業から内定をもらった人が勝ち!」という単純な点取り合戦(内定獲得合戦)の姿勢で取り組んでしまうため、失敗する人が多くなってしまうんです。
就活必勝法や面接の礼儀作法など、いかにもな「正解」を学び、それを模範通りに実行してしまいます。
それで、みんなが同じ服装で同じ笑顔で同じことを言う異様な就活の光景が生まれるんですね。
転載:https://withnews.jp/article/f0190520003qq000000000000000W03j10101qq000019204A
確かに、婚活でいえば、いろんな女性からモテる男性の方がいいでしょう。しかし、それらが全て偽りの自分で演出した虚像によって付き合えた女性であるより、本当の自分を愛してくれる1人の女性の方がいいですよね。
就職活動もこれと同じ。内定獲得合戦になってる時点で、姿勢がズレまくっているんですね。
4.交通費などの費用がかさむ
これはちょっと別視点ですが、地方の学生だと特に、就職活動で使用する交通費はバカになりません。
MY就活ネットというところの調査では、学生が就活に使う交通費の平均は20万円だそうです。学生にとってこのお金は結構エグいですよね。
僕は高知県の大学に通っていたのですが、このお金問題で就職活動が思うようにできない学生は結構な割合で存在しました。それで嫌になって就活やめてしまう学生もちらほら・・・。
僕もご多聞にもれず、交通費に苦労したのですが、ボックの場合は次の方法で解決しましたw
- ヒッチハイク
- 企業の交通費支援
割とハードに思えるかもですが、意外とそうでもないです。
詳しくは下記記事に書いているのであわせて参考までに!
就活が辛い時の対処法
では、上記にあげた原因等で「就活マジでつらい」と思っている学生さんに、それらの対処法をお伝えしていきます。
これは僕自身
「就活マジ無理ゲー」→「就活マジおもろい!ヒャッフー!」
という変貌を遂げた時のことなので、かなり役に立つ部分があると思います!ぜひ参考にしてください。
大企業や人気企業ばかり受けるのをやめる
就活生って実力の有無に関係なく、有名な企業や大企業にエントリーしまくる傾向にあります。
おそらく理由としては以下が多いかと。
- 大企業のほうが安定している
- 大企業や有名企業に内定取れたら「あいつさすが」と言われて気持ちいい
- みんなが受けているから
もちろんこのやり方もアリだとは思いますが、これで「選考落ちまくった」といって凹むのはおかしな話です。
だって人気企業の倍率って100倍とかですよ。
凡庸な大学出のあなたが100人に1人に選ばれると思うのはさすがにおかしいですよね。
そもそも今は圧倒的に売り手市場(労働力不足)なんですよ。これで就職できないとか明らかにおかしいんです(能力が低いとかじゃなくてね)
僕は序盤で中小企業やベンチャーを中心に回るようになってから「へえ!こんなことやってる会社もあるんだ!」という感動が多くなり、自然と就活が楽しくなりました。
中小企業やベンチャーの方が入ってから裁量も多く、魅力的な会社は多いと思いますよ。
『就活=テスト』ではなく『就活=マッチング』というマインドを持つ
繰り返しになりますが、「就活=テスト」と思っている学生は多いです。
つまり自分が選ばれる側という受け身スタンスなんですよね。
この考え方を変えないと、ビクビクして正解(面接必勝法とか)を求めてみんなと同じような行動をとる個性のない就活生になってしまいます。
僕は就活やりまくってた関係で人事部の人と仲良くなったのですが、その人事部の人が「みんな正解求めすぎて同じことしか言わないんだよね。そのおかげで嘘はすぐわかるようになった。テンプレで、どこかで聞いたことあるような回答だから。」と言っていました。
これが、自分が選ぶ側なんだという感覚を持って動けるようになると、劇的に変わります。マジで。
とにかくたくさん受けまくる
業界とか特に絞らず、とにかく数を受けまくる!
これって結構重要です。理由は以下。
- シンプルに慣れる
- 世の中に会社なんて腐るほどあるんだと知れる
- 自分が全然知らなかった仕事や企業の魅力に気づける
場数を踏んでシンプルに慣れる
場数を踏めば、その分面接などの受け答えもスムーズになり、コミュニケーション力が上がります。
僕は一時期面接受けまくってた時は無双していましたし、友人や親から「話うまくなったね」と言われました。
世の中会社なんて腐るほどあるとしれる
また、企業受けまくってると、自分が思っている以上に会社なんていくらでもあるということを知れます。
そもそも日本に大企業が1万1000社、中小企業は380万社あります。
ただ、それを数字としてでなく、肌で感じると就活への心理的負担は著しく下がるはずです。
みんな「軸」って言いますが、そもそも軸ってなんですか?
だって仕事したことない学生が「僕の就活の軸はこれです!」ってちょっと早合点すぎません?
経験が浅いんだから、いろんな企業を見て色々見聞を広めた方がいいはずです。
僕も当初は
とか思ってたんですが、マジでただの勘違いでした。
自分の興味ない業界を見ることで、最初に「この業界かなー」と思ってたものがどんどん変わっていきました。
企業から内定をもらいやすくなるコツは?
という人もいるでしょう。
なので、ここで就活の面接で無双できるポイントをお伝えします。
それは
- SPIを徹底してやる
- ノックや「失礼します」を大声で言う
- 「御社の魅力は〜」「御社が第一志望です」とスラスラと言える
- 服装や身なりをしっかりする
と言うものではありません!
断言しますが、上記のマナー的な話は必要ありません。それは会社員になってから身につけるものです。
本当に大事なこと、それはこれです。
いやいや、綺麗事言うなよって思われるかもですが、これはマジです。
みんなが上っ面の茶番面接をしているからこそ、本音で喋れば伝わるんです。相手も一応プロですから、そういうのを見抜きます。
詳しくは『就活面接必勝法!30回中2回しか面接に落ちなかった方法【人事部の声あり】』にまとめてあります!
就活がつらいのは当たり前。なぜなら「就活=茶番」だから
これも繰り返しになりますが、就活がつらいって思っても自分を責めないでください。
就活がおかしいんです。あなたがおかしいんじゃありません。
- みんな同じ服着て同じアイテム身につける
- 夏なのに黒ずくめの長袖長ズボン
- みんな同じ笑顔で同じこと言う
- 企業も就活生も嘘ばっかり
こんな異常な習慣を延々と続けている企業も学生もおかしすぎるんです。
だから就活がつらくなるのはまともな神経持ってたら至極当然のことです。
ここから脱する方法は、周りと同じように行動するのをやめて、自分のやりたいように動いたらOKなのです。
就活が辛いなら、就職しなくてもいい
ここで最後にお伝えしたいのは
就職はあくまで1つの手段でしかないよ
ってことです。
理由は以下
- フリーランスは日本の労働者の6分の1、アメリカでは3分の1にも登る
- 新卒学生の3分の1が3年以内に会社を辞める
- 第二新卒の数は年間約13万人もいる
実はみんなが知らないだけで、就職しないでも生きていける生き方はたくさんあります。
- フリーでエンジニアになる
- リモートワークで働く
- 家業を継ぐ
- ブロガーやYouTuber
などなどです。
今後フリーランスはどんどん増えていき、今よりもっと一般化していきます。
就職しない選択肢について、詳しくは下の記事でまとめているので参考にしてください!