正社員よりアルバイト!?時給で考える新卒アルバイトのメリットデメリット

20代キャリア就職・転職


どーも大学卒業後のキャリアに悩むみなさんこんにちは。ブロガーのキック(@kikumerです。

大学卒業したら企業や役所に就職して、毎日給料もらいながらしっかりと働いていく。という道のりが王道だと思ってますよね?

僕も思ってます。

実際に僕と同年代の友人で企業に就職し、働いている人は山ほどいます。

ただ、そんなサラリーマンの友人と話しているとあることに気づきました。

 

そう、

 

それアルバイトより稼げてないんじゃね問題 です!

今回は「時給」にフォーカスして新卒の後の仕事をどうしていく方がいいかを考えていこうと思います。

 

アルバイトより時給が低い正社員は山ほどいる!?

実際に新卒で正社員として就職して、バリバリ働いている人はたくさんいます。

月収は20万〜30万、そこにボーナスももらえるので一応都会でも十分暮らしていけるくらいの額はもらえているんですね。

ただ、実のところ労働時間を加味して時給換算をしてみた結果、アルバイトより時給が低かったなんて事例は腐るほどあるんです。

 

ただただ、正社員として勤めたからと言って、1時間の労働に対して支払われる給料は会社によっても全然違っています。

月収は20万円もらえているから十分かと思いきや、労働時間が長く、実質アルバイト並みの給料でこき使われていると言う事例はたくさんあるようです。

この記事はありがたいことにSNS上でも大きな反響をいただいたのですが、みなさんの反応をみていると、給料が十分だと思っていても時給換算してみてあれれ?となってしまうことはよくあるようですね。

 

今回、1時間の労働に対して支払われる対価という観点で「正社員」と「アルバイト」という立場を明らかにすべく、地方の国立大学出身の友人7名に協力してもらい、労働時間と給料をもとに正確な時給を計算してもらいました!

一部企業名は伏せますが、有名な上場企業の社員にも話を伺っているのでぜひ参考にしてみてください!

 

公務員の時給

ではまず、大学を卒業して公務員になった人のリアルな時給をみてみましょう!

公務員といえば安定していて給料もそこそこというイメージですよね。実際のところはどうなんでしょうか。

 

新卒教員の時給は600円!?

高校教員で大卒で教員になった人の平均年収が330万ほど。

高校教員・中学校教員・小学校教員は平均労働時間がともに11.5時間ということだったので、単純に計算すると、だいたい1150円くらいの時給労働ということになります。

キック
ちょっといいバイト程度やなあ。。

 

大学に通って教員免許をとるのにはかなりの時間と労力を要します。それで時給がアルバイトと変わらないのは正直辛い部分があるかもしれません。

しかも、これは平日学校にいる時間の平均時間にほかならず、学校以外での家庭訪問、部活動などは加味されていません。

ベネッセの調査によれば、土日の出勤に関しては半数近くがほぼ毎週休日出勤をしているということなので、ほとんどの新卒教員は時給1000円をきっているということがわかります。


転載:ベネッセ教育総合研究所

ちなみに、現在2016年卒で中学校教員をしている僕の友人に給料の実態を聞いてみました!

最近は残業を減らしていると言っていた彼が、部活動を含めた就業時間と給料を時給換算してみると、なんと時給はたったの600円ちょっとだったということでした。

キック
どんなブラックバイトやああ!!

 

公務員の中でも教員は特に労働時間が長いため、なかなか時給は低くなってしまう傾向にあるようです。

それにしても、僕の父親も中学校教員だったから分かるのですが、あの重労働で時給600円はどうなの?と正直思ってしまいますね。

 

新卒警察官の時給は1310円!?

警察官の大卒平均年収は地域差はありますが、460万円ほど。教員より約100万円高いというデータでした。参考元:警察官の年収を詳しく解説

勤務時間については正確なデータはないようで、警察官にはそもそも勤務時間という概念がないようです。

ネット上には

警察官らしき投稿者からは「月160時間以上、超過勤務有。夜間招集も多く、私生活は全くと言っていいほどなかった。休日出勤も有り、夜勤も、当直もあるため、給料は高いが、割には合わない」(その他 20代後半 男性 650万円)

などの投稿もあり、給料はいいが、休日などの概念がないためきついという声が多いようです。

ちなみにこれも僕の友人で高知県で警察官をしているやつに、定時上がり残業無し8時間勤務土日休み6日に一回当直16時間勤務という仮定のもと計算してもらうと、時給は1310円となりました。

他の公務員と比べると時給は高いようですが、時間外労働(給料は別に出る)も考えると、時給は人によっても結構変動するようです。

 

新卒消防士の時給は1,118円!?

消防士の労働時間は特殊で、2日に一度は休日みたいな感じらしいのですが、勤務日は24時間の勤務で、そのうち9時間ほどは就寝している形になるので、実質は2日に一回15時間労働という感じらしいです。

週3~4回で労働時間15時間として、給料は基本給プラス時間外手当等、ボーナスも含めて計算してもらったところ、時給は1,682円だったとのことでした。

ただ、消防署での就寝時間も拘束時間として時給換算すると、時給は1,118円になりました。

消防士の給料は、各都道府県によっても違うため、一概には言えない部分が多いのですが、だいたいこれくらいという感じなのでしょうか。

こちらも命をかけている職業としては正直何ともいえないなという印象だと思います。

 

公務員は絶対的安定があり、年功序列で昇給し続けるという点では優れているかもしれません。

しかし、新卒で就職したばかりの時では時給はちょっといいバイトもしくはそれ以下ということがわかりました。

いかに年功序列とはいえ、教員はとても大変な仕事ですし警察官や消防士は命をかけている仕事ではあるので、この時給ってどうなんだろうと思ってしまいます。

公務員ポイント

  1. 時給はちょっといいバイトかそれ以下
  2. 年功序列で給与は上がる
  3. 安定がある
  4. 副業が法律で禁止されている

この辺のポイントも公務員を目指されている学生さんは加味してみた方がいいかもしれませんね。

 

時給の高い企業と低い企業の格差に愕然!

では続いて新卒で入社した一般企業の会社員を見てみましょう!!

 

時給の高い会社

時給の高い会社ってどれくらいなんでしょうか?

実は、Vorkersという会社が調査した時給の高い上場企業ランキングというものがあります。

三菱地所(5,823円)、三菱商事(6,252円)、住友商事(5,689円)、伊藤忠商事(6,093円)、キーエンス(7,083円)など、名だたる高年収会社を抑えてトップになったのがGCA株式会社で、時給は7,385円でした!

キック
さすが日本トップのM&A企業!

 

ちなみにこの会社の平均年収は2,000万円以上です。

ほかの会社も上場企業の上位30位までの会社は時給4,000円を切ることはありませんでした。

ただ、この時給はあくまで平均年収から割り出した時給なので、新卒初年度の給料ではありません。

 

ちなみに、僕が務めていた会社は、初年度で年収700万円もらえる会社でしたが、時給換算してみたところ、3,200円くらいだったことがわかりました。

キック
めっちゃええ会社におったんやなあ・・

 

惜しいことしたなあw

 

時給の低い会社

時給の低い会社というのはさすがにネット上には公開されていないですし、一番低い会社とかになると、ブラック企業になるのでそもそも情報がありません。

なのでちょっとブラック企業くさいと言っていた友人に話を聞いてみました。

彼は全国でも有名な中古車販売会社に勤めているのですが、実際の給料と労働時間でざっくり時給を割り出してもらいました。

すると、798.6円だったそうです。。

キック
マクドナルドのバイトか!

 

しかも、不定期の休日出勤があるので、それを入れるともっと下がるのだとか。。これはきついですね。。

ちなみに有名企業に勤める友人3人にも協力してもらい、それぞれの時給を換算してみました。

ブラック企業で有名な某中古車販売に努める友達A:週の労働時間は残業含め200時間強!それでいて月収は手取りで15万円くらい。まじできつい。この間時給換算したら740円だった。

某大手通信会社に勤める友人B:週の労働時間は残業含め150時間!それでいて月収は手取りで25万円くらい。この間時給換算したら1740円だった。

地方の工学プラントの会社に勤める友人C:週の労働時間は残業含め160時間!それでいて月収は手取りで22万円くらい。この間時給換算したら1540円だった。

3社とも上場企業ですが、その格差はかなり大きいです。

しかも誰もが羨む大企業に入ったとしても、ちょっと高い時給のアルバイトと大して変わらないこともわかりますね。おそろしや。

 

一般的な新卒の平均時給

新卒で会社に入ってからの平均的な時給も割り出してみました。

新卒の平均年収が200万円230万円厚生労働省の調査では、平成29年の大卒の初任給の平均は206.1千円という結果が出ています

引用:キャリアパーク

労働時間を仮に8時間とし、労働日数を月に22日とすると、新卒の平均時給は1,301円ということになります。

ただ、これはあくまで平均値であり、超高年収の会社も含まれています。一般的なラインを表す中央値という指数では約1,050円が平均となることがわかりました。

ただ、全く残業をしていない社員でこれなので、残業がある場合は残業代が出たとしても、これより時給が低くなると考えなければならないでしょう。

 

注意

今回照合したのは、公務員会社員共に全て額面収入です。税金や社会保険料などによって天引きされた手取り金額はもっと少なくなります。

 

卒業したからって正社員になる必要はない!バイトのメリット多数!

こう見ていくと、正規採用としてはれて正社員入社したとしても、給料自体はちょっと時給のいいアルバイトと大して変わらないことがわかりました。

運悪くブラック企業に入ってしまえば時給は700円を切ることもあるかもしれません。

もし、同じ時給だとしたら、アルバイトでもいいんじゃないかって気になりませんか?

さてここからは、正社員にはないアルバイトのメリットもお伝えしておきます。

 

社員よりも気軽にやめられる

アルバイトっていい意味で無責任でいられますよね。

辞めたい、転職したいってなったとき、すぐに辞めることができます。

別にアルバイトなんて続けることによる価値なんてほとんどないんですよね。やってみて合わなければすぐに変えることもできますし、それによっていろんな業界で働く経験を積むこともできます。

正社員だと、ちょっと転職したいなと思ってもなかなか辞められないというハードルがありますが、アルバイトにはそれはありません。

 

掛け持ちできる

正社員だとそうはいかないですが、アルバイトだったらいろんな種類のバイトを掛け持ちできます。

効率的にシフトを組めば、正社員より稼ぐことも可能です。

僕は大学生の頃1ヶ月で40万円稼いだこともあります。アルバイトも時給の高いバイトをうまく回せば、正社員以上にお金は稼げるんですね。

 

 

労働日数もほぼ自分のさじ加減

正社員採用だと、基本は週5日労働ですが、アルバイトの場合は基本的に自分で自由にシフトが組めます。

週3日労働にして、後の4日は別に遊んだっていいわけです。

もちろんがっつり5日間入れることで稼ぐことも可能。自分で働く日数や時間を決められる自由があるのはとてもいいことですね。

 

拘束時間が短い分、副業などにリソースさける

基本的に1日8時間で週5日もアルバイトすることはまずないと思います。

また、アルバイトという役職ならほぼ残業もないでしょうし、家に持ち帰る仕事もまずないでしょう。

正社員だと時間給で仕事するという感覚ではないため、時間外のタダ働きが目立つことがありますが、バイトは時給という概念なのでタイムカードを切ったら働く必要に迫られることはまずありません(あるなら辞めましょう)

そうやって空いた時間を副業などの次のステップにリソース(余力)を割くことができるんです。

同じ時給で働くとしたら、間違いなくアルバイトの方が効果的に稼ぐことができ、副業などでのスキルアップも狙えることでしょう。

 

アルバイトにはこんなデメリットも

ただし、もちろんアルバイトが正社員と比べてメリットだらけというわけではりません。

ほとんどの新卒がアルバイトではなく正社員雇用を選んでいる理由ももちんあります。

 

給与が順当に上がらない

これはかなり大きな要因です。

アルバイトは無責任でいられ、自由度が高い分ずっと続けていても順当に給与が上がっていくことはまずありません。

どちらかというと、インセンティブなどで一気にあげることの方が多いでしょう。

一方正社員であれば、特になにもしなくてもエスカレーター式に給与が上がっていくので、生活レベルの向上が見込めます。

こういう面で言うと、アルバイトは続けるものではなく、経済基盤や生活費を稼ぐことに適していると言えるでしょう。

 

 

退職金、福利厚生がない

アルバイトと違い、正社員雇用には退職時には基本的に退職金が支払われます。

また、正社員雇用にはたいてい「福利厚生」という制度があります。家賃手当、家族手当など、社員の生活状況に合わせて金銭的支援を会社側が行ってくれるというものです。

アルバイトの中にも福利厚生を整えてくれている会社はあるようですが、極めて少数派な上に、金額はとても微々たるものです。

「新卒の時給」という観点で見れば、大差はありませんが、生涯賃金で見ると、同じ時給とはいえそこには大きな違いが出てきそうです。

 

社会的信用がない

アルバイトと正社員では社会的信用に大きな違いが出てきます。

同じように稼いでいたとしても、正社員であればローンなども通りやすいですし、周りからの心象も違ってきます。

親族としても所詮は「なんとなく」の範囲ですが、ちゃんと働いていると言うイメージは正社員雇用の方が圧倒的に高いでしょう。

 

モテない

これは死活問題ですねw

アルバイトなんてまずモテません。

僕が学生の頃にバイト先の女の子が言ってたことなんですが「男性で大学卒業してからまだ大学生と一緒のバイト先で働いてるのって・・ないわ。」と言ってました。

まあアルバイトって、言っちゃ悪いですが「フリーター」ってイメージ強いですもんね。

仮に同じ年収だったとしても合コンの時に「教師です」っていうのと「アルバイトいくつか掛け持ちしてます」って言うのとじゃ、まあ間違いなく教師がモテますからね。

そう考えると正規雇用の方が安心感を与えられる分いいかもしれません。。

 

どうせバイトするならこういうバイトをしよう!

新卒でアルバイトをすると言う選択肢にはメリットもデメリットもあるんですね。ただ、個人的には新卒アルバイトも1つの選択肢としてありではないかと思います。

もし、新卒でアルバイトをしていくなら、最低限おさえておいた方がいいアルバイトの条件もお伝えしておきます。

どうせバイトするならくだらない条件のバイトはしない方がいいですもんね。

 

時給の高いバイト

まあ当たり前ですが時給の高いバイトにしましょう。

できれば1,200円以上です。この時給を維持できれば新卒社員とさほど変わらない労働対効果を得られます。

そんな高い時給のバイトねーよ!って人は下の記事を読んでみてください。実際僕が大学生の時に掛け持ちしていたバイトは農業(1250円)営業(1600円)家庭教師(2000円)でした。

高知県でもこのレベルなので、都会ならもっとたくさんあるでしょう。

大学卒業してからも時給千円以下のアルバイトをするくらいならそれこそ正社員になった方がましです

 

 

副業禁止とかふざけたこと言わないバイト

まあ、あまりないとは思いますが、副業禁止とかいうアルバイトがあるみたいです。派遣会社にもちらほらあるのだとか。

こう言うところでは働かない方がいいですね。アルバイトなのに副業を禁止してくるとかもはや論外です。なんのメリットもありません。

 

 

スキルが身につくバイト

基本的にはアルバイトよりも正社員の方がスキルが身につくと言われていますが、これはあながち間違いではありません。

正社員雇用であれば、社員はもはや会社の顔になるわけです。

会社の評価を下げまいと、新入社員を研修や実戦でビシバシ鍛え、はやく戦力になってもらおうとしますよね。

当然その中で揉まれて精神的にもスキル面でも成長します。

アルバイトはその反面、強い責任を持ってする仕事はまずあまりないので、結局そこに差が出てしまいます。

ただ、アルバイトだってほかでも活用できるスキルなどを習得できるものはいくつかあります。そういうアルバイトを選ぶようにしましょう!

 

 

短期でがっつり稼げるバイト

時給が高いことと同じ意味合いですが、短期的にがっつり稼げるバイトがいいです。

ベースで2つくらい掛け持ちをしつつ、たまにがっつり稼げるバイトがいいですね。

割とおすすめなのが治験のアルバイトです。一度に10万円以上稼ぐことができるものもあり、短期間でがっつり稼ぐことができますので臨時収入が欲しい時には活用できます。

入院が必要ない日帰りタイプもありますので、試しに挑戦してみてはいかがでしょう。

 

 

自分の会社の給料を時給換算してみよう!

いかがでしたでしょうか。

こうしてみてみると、盲目的に大学卒業したから正社員へ!と言う必要もない気がしてきます。

もちろん今回時給を教えてくれた友人たちも、自分がやりたいことをやっていて、とっても楽しそうです。時給が全てではありません。

ただこの結果を見て、もし特にやりたいことがない、週5で働きたくなんかない!自由が欲しい!と考えているのなら、そんなに給料変わらないからアルバイトでもいいよと提案したくなりました。

まずは一度、自分の今の会社の時給を計算してみましょう!公式はボーナス含めた年収➗年間の労働時間です!ここはだいたいではなく、できるだけ正確に出してみると面白いです。

もし今している仕事の時給が千円を切っているのなら、まず迷わず転職することをお勧めします。労働時間が短く、同じ給料がもらえる会社はたくさんありますからね。

また、ずっと勤めるつもりがないのなら正社員という道をやめてアルバイトでしばらく過ごしてみるのもありでしょう!

「新卒アルバイト」も1つの選択肢として検討してみてください!

 

 

【簡単なまとめ】

新卒アルバイトのメリット

  • 気軽に辞められる
  • 掛け持ちできる
  • 労働日数も自分のさじ加減でできる
  • 副業にリソースさける

 

新卒アルバイトのデメリット 

  • 順当に昇給しない
  • 退職金や福利厚生がない
  • 社会的信用がない
  • モテない

 

どういう人が新卒アルバイトをすべきか

  • 長く働く気が無く自由が欲しい人
  • 副業を頑張って、独立を考えている人
  • 短期間で経済基盤を作りたい人
  • とにかく遊んでいたい人
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大学生の時に学生結婚をしたことをきっかけに結婚、育児のために貯金に励む。妻が専業主婦である状況ながら、25歳で副業なしで1000万貯金することに成功。現在は脱サラし、ブログを書く日々。数年後に家族で世界一周する予定。