という人向けの記事です。
- 年収500万円の人にあった貯金の方法
- 絶対に失敗しない貯金のコツ
年収はそこそこあるんだけど、なぜかお金が全然貯まらない!とお困りの人は、実は多いです。
僕の周りでも、年収500万以上あるんだけど、年間で貯金できるのは数十万円、なんて同僚がわんさかいました。
今回は年収500万円の人が4年間で1000万円貯金するための具体的な手順をお話しします。あくまで参考までに、自分の年収や貯金したい金額と照らし合わせながら読んでいただければ幸いです。
年収500万円の人の貯金平均は1000万円!?
『平成29年賃金構造統計調査の概要』によると、平均年収が500万円となる世代が50代、その50代の貯金平均が1世帯あたり1049万円になります。
なのであくまで家庭のデータとしては、年収500万円の人は貯金1000万円が一般的という判断になります。
ただ、同じ年収500万円でも20代か50代でもちろん変わるので、正確な数値はわかりません。
年収500万・貯金いくらあれば夢のマイホームは可能?
これ気になっている人は多いと思います。
ちなみに年収500万円の層は住宅ローンを借りて一戸建てを手に入れようと考えるのが多い層です。
もちろん独身か既婚か、子供は何人いるか、世帯年収なのか個人年収なのかによっても変わりますが、目安はこの表くらいかなと思います。
貯金 | マイホーム価格 |
500万以下 | 諦めましょう |
500~1000万 | 頭金に入れて住宅価格2,000万くらいまで |
1,000万~2,000万 | 頭金に入れて住宅価格3,000万くらいまで |
ただ、個人的には年収500万で住宅ローンは反対です。夢のマイホームは手に入りますが、それ以外のあらゆる娯楽、贅沢は思いっきり制限されてしまいます。
人生の優先度順で決めてください。
車のローンは?
年収500万で貯金がゼロならとりあえず車のローンはおすすめしません。
住宅ローンより金利は高く、また資産価値もほぼないからです。悪いことは言わないので、キャッシュで買えるまで我慢すべしです。
年収500万で4年で貯金1,000万を目指すための超具体的手順
それでは具体的に年収500万円の人が4年間で集中できに貯金1,000万円を作る方法を解説します!
▼25歳で1200万貯金した時の記事▼
- 貯金額の逆算
- 年収500万の手取り・税金を把握
- 貯金計画を立てる
- 固定費を削る
- 生活レベルをできるだけ下げる
- あわよくば副収入を確保!
- あとは先取り貯金!
STEP.1:まず最初に1000万に必要な貯金額を逆算しよう!
貯金をしていく上で一番大切なのはどんなペースで貯金していくのかという貯金計画です。
4年で1000万円貯金するためには単純に1年で約250万円貯金する必要があります。
さらにそれを月で考えると毎月平均で約21万円貯金する必要があります。なかなかハードですね!
まずはこの事実を把握することが大事です!
ここからどうやってこの金額を捻出していくかの戦略を考えていきましょう!
STEP.2:年収500万の手取り・税金をまずは把握しよう!
次に大事なのが、今の自分の本当の収入の把握です。
実際にもらえる金額は年収から、国民年金、健康保険、税金(所得税、住民税)が引かれたものです。
会社でもらえる福利厚生や扶養親族によっても手取りの差はありますが、ここでは手取り年収早見表より、一般的な手取り金額を算出します。
年収500万円から所得税が14.3万円、住民税が31.8万円、社会保険料が70.9万円引かれたという計算で手取り金額は
383万円!!
ということは月間の平均手取りは32万円ということになります。1,000万円貯金するためには毎月21万円貯金しないといけないので、月々の生活費は
32万円(手取り)ー 21万円(貯金額)=11万円
つまり、毎月11万円以内の生活費に抑える必要があります。
はい、普通に考えたら年収500万円の人の一般的な生活レベルをするとなると、無理ですよね汗w
家賃8万円のアパートに住んでる!って人はその時点で終わりです。毎日蒲焼さん太郎しか食べられません。
ちなみに俺はそれでいい!蒲焼き万歳!って人は蒲焼さん太郎1ヶ月分をどうぞ。1日2枚食べられるのでなんとか生きていけます。
はい、すみません。冗談はさておき、
この事実を把握した段階で次のステップに進みましょう!
STEP.3:ボーナスなどのタイミングよりより詳しく貯金計画を立てる
年収500万円といっても、ボーナスなどのタイミングによって若干変わりますよね?
なので自分の給与体系にあった貯金計画を立てましょう!
例えば夏と冬に一回ずつ、月給分のボーナスがもらえる会社だと仮定すると
手取り | 貯金予定額 | |
1~5月 | 27.4万円/月 | 17.9万を毎月貯金 |
6月(ボーナス月) | 54.7万円/月 | 35.8万を貯金 |
7~11月 | 27.4万円/月 | 17.9万を毎月貯金 |
12月(ボーナス月) | 54.7万円/月 | 35.8万を貯金 |
と、こんな感じの予定表ができます。
もちろん未確定要素が強いので、あくまでざっくりとした計算でOKです。
STEP.4:削れる支出は徹底して削る!生活レベルは下げよう
収入と貯金スケジュールの目安がだいたい把握できれば、具体的に支出面を抑えていきましょう!
僕の見解では、ほとんどの家庭で固定費だけでも月5万円は節約できると考えています。
その根拠と具体的な方法を簡単に解説しますね。
ちなみにここでは軽くしか触れないので、具体的に実行する場合は月5万円は節約!?あなたが見直すべき固定費まとめとその方法を確認してください。これ実行したらめちゃくちゃ節約できるはずです。
- 居住費(家賃・住宅ローン)
- 水道光熱費
- 通信費
- 保険
- その他会費・サブスクリプションサービス
- 食費・外食費
①居住費(家賃・住宅ローン)
家賃や住宅ローンは固定費の大半を占めるため、節約必須です。
確かに家賃8万円から5万円にできるなら引っ越しはオススメです。ただ、かなり手間ですよね。
なので住宅ローンの場合は借り換えを、家賃の場合は家賃交渉を検討しましょう!
- 住宅ローンの借り換え検討・見積もりはモゲチェック でできます。平均月2万円の住宅ローンの削減をしている実績を出しています。
- 家賃に関しては【固定費を節約!】家賃を今より格段に安く抑えるための物件の選び方8選を参考にしてください。
②光熱費
光熱費は配分は大きくないですが、地味に重要です。
これを両方利用して僕の家の場合は月2~3,000円の節約ができました。
地味ではありますが、結構重要です。
【関連記事】:【一瞬で完了】光熱費を節約せずに月3,000円安くする方法
③通信費
携帯代も月3,000円前後にしましょう!
▼やり方はこちらの記事を参考に!▼
その他通信契約、Wi-Fiに関しても節約は心がけましょう!
▼こちらの記事でソフトバンクユーザー向けにWi-Fiの比較をしてます▼
④保険
人生の三大出費の1つ、保険ですね。
個人的には入らないのが一番ですが、入った場合は見直しをすることで軽減できたりします。
知り合いやほかの保険相談サービスに相談するのもアリです。
特に火災保険、自動車保険などはほぼ確実に今と同じプランで節約ができるので、ぜひ試してみてください!
\何回相談しても無料!/
ちなみに生命保険についてファイナンシャルプランナーに無料相談するだけでお米やお菓子、お肉がもらえたりします。
▼僕はこれで年間2万円節約できました!▼
【関連記事】:賃貸物件で火災保険を乗り換えて今より安くするための方法!
【関連記事】:【火災じゃなくても50万円!?】意外と知らない火災保険の補償と申請方法を解説
⑤その他会費・サブスクリプション
そのほか月額制のサービスを利用している場合は、いらないものは全て解約しましょう!
- ジムの会費
- アマゾンプライム会員
- kindleフリー
- オーディブル会員
- dマガジン
- ニコニコ動画の有料会員
などなど
こういうのほったらかして無駄にお金払っている人本当に多いです。
通帳などで全部チェックしてみてください。
⑥番外編!食費・外食費
食費は変動費ですが、毎月出ていく出費です。
外食を我慢するのが一番ですが、それもきついなという人は覆面調査をやってください。ほぼ無料で外食できます。
また、そのほかにも一週間分の献立を決めておくと食費が浮きやすいです。
細かくは別記事にかなり詳しく書いていますので参考までに!▼
STEP5:生活レベルをできるだけ下げる
これはあわよくば的な部分になりますが、基本的な生活レベルを下げられるだけ下げましょう!
- (自費の)外食の回数を減らす
- 娯楽の回数を減らす
- 旅行は年に1回とかにする
- ブランド物の購入をやめる
- 断捨離してフリマアプリで売る
- 固定費の安いところに引っ越す などなど
具体的にはここら辺です。
自分の生活の中で優先順位を決め、優先順位の低いものから削減していくと生活レベルは下げられます。
STEP6:裏技!副収入を確保しよう!(片手間OK)
実は年収500万円の人の一般的な生活レベルとしては、賃貸に住む場合の家賃は10万円前後と言われています。
そのため、生活レベルを落とせない場合、月の生活費11万円はさすがに無理ゲーです。
なので、月5万円は副業で稼ぎましょう!
今の時代、PCスキルとか高くなくても5万円くらいなら簡単に稼げます。
セルフバックとかであれば今月から5万円も簡単に実行できます。
詳しくは別記事にまとめてあるので、そこから自分にあった副業を探してみましょう!
STEP7:貯金の裏技!先取り貯金!
ここまで全て実行すれば、あとは先取り貯金です!これさえ徹底してやれば確実性がかなり増します。
- まず給料講座とは別の講座を用意する
- 給料が振り込まれる
- 給料日に貯金したい金額を別口座に移す
- 余った金額で過ごす
手順は以上。
いたってシンプルなやり方ですが、これほど効果のある貯金方法はありません。貯金を頑張りたい人は是非実践してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
年収500万円を稼ぐサラリーマンの方々が自分の生活リズムを下げ、貯金に専念するのはなかなかハードルが高いかもしれません。
どうしてもある程度いい家に住みたい、外食は付き合いもあるからたくさんしたい!というのであれば今の考え方を元に、貯金目標を3年で500万円にしてみるとか、もしくは副業を増やすとか、自分のライフスタイルに合わせて適当なバランスを取るようにしてください。
貯金はあくまで無理をしないのが鉄則です。
楽しくない貯金は絶対に続きません。
自分がストレスを溜めない範囲で、なおかつ楽しめるような貯金プランを立ててみましょう。
【関連記事】:20代で1000万円貯金できた僕がやった12の方法を暴露