という人向けの記事です。
- 家賃を下げるための方法8つ
- 家賃以外の固定費を下げるポイント
実は僕と妻は不動産が大好きで、昨年は特にハマって大阪府内で100件くらいアパートやマンションをまわったと思います(笑)
そんな僕たちだからこそ分かる、家賃を安くするための方法をお伝えしていきます。
この記事を書いた人
キック(@kikumer)
学生時代貯金がマイナス30万円になったことを機にお金の大事さを痛感。そこから奮闘し、25歳で1200万円貯まったので脱サラして家族で田舎に移住しました。現在は主夫兼在宅ワーカーをしています。
家賃を安くする方法8選
ただ、もちろん優先したい部分がある人はそっちを優先しましょう!
自分が「ここはこだわりないな」と思えるポイントだけ妥協すればOKです!
1.ゆっくり部屋選びするために繁忙期は避けよう
これは定番ですが、ゆっくりお得物件を探したいなら繁忙期は避けたほうがいいです。
- 繁忙期:12月頃〜3月
- 準繁忙期:8~9月
8月から9月からも若干繁忙期ですが、本格的なのはやはり年末から3月にかけてです。
それに伴い、年末くらいからいい物件はたくさん出て来ますが、この時期は内見から契約までの平均日数が1週間くらいと、かなり物件の流動が激しくなる時期です。
気に入った物件があったとしても即決できなければすぐ取られてしまいます。で、3月頃になれば余り物だらけです。
あなたが不動産の知識がある程度あり、優柔不断でなければ1月頃の繁忙期が始まるタイミングをオススメしますが、ゆっくりお気に入りの部屋を吟味したいのであれば、閑散期の5~8月あたりをオススメします。
2.築年数30年前後の物件を狙おう
これも家賃を安くしたいなら常識中の常識ですね。
という人は多いと思いますが、ここは我慢のしどころです。
日本は異常なまでの新築信仰文化があるので、その影響で新築物件の値段は中古物件に比べてお高めです。
家賃を低く抑えたければ中古物件一択です。
ただ、築年数が40~50年以上などの物件となると、外観のボロくささもかなりある上に耐震性などの不安も出てくるので、30年前後がいいと思います。
リフォームすれば内装は綺麗になるので、築年数にあまりこだわらず、中古物件を選びましょう!
3.エレベーターのないマンションを選べ
物件によりますが、エレベーターのない物件は比較的安いことが多いです。
特に3階以上のマンションやアパートでエレベーターがない場合は結構穴場です。
6階以上のマンションでエレベーターがない物件はあまりないですが、5階までのものなら結構あったりします。
4.家賃交渉しよう
これは賃貸を選ぶ前の人がやることですが、家を選ぶときには家賃交渉は絶対やったほうがいいです。
って人も安心してください。
賃貸物件では家賃の交渉はわりと普通です。また、ほとんどの場合、仲介業者が間に入っているので交渉は業者がしてくれます。
試しに業者に「ちょっと予算的に厳しいので、あと家賃3000円安くなれば住もうと思うんですが」と言ってみましょう。家賃の金額にもよりますが、値引きしてくれる可能性は高いです。
家賃5万円以下 | 1000~3000円 |
家賃5~10万円 | 2000~7000円 |
家賃10万円以上 | 4000~10000円 |
この範囲がだいたい常識を抑えた交渉額だそうです。もちろん時期によってや、部屋の難点の多さによっても変わってきますが、だいたいの目安として家賃の5%くらいまでは交渉しても問題ありません。
ちなみに賃貸物件契約の際、家賃以外にも初期費用の交渉、設備設置の交渉も可能です。
そもそも元の家賃設定が値引きを見越したものになっている場合が殆どなので、そんなに気負いする必要もありません。
契約後の家賃交渉も可能です
ちなみに、賃貸契約を結び、住んでからしばらく経っての家賃交渉も可能です。
建物は減価償却と言って、時間が経つとともに物件の価値が下がっていきます。
同じ広さと間取りでも、新築と築20年の物件では全然価値が違いますよね。
なので、契約した時と、例えば5年経った今では、価値が若干落ちているということなのです。
ほとんどの人がやらないことなので、違和感があるかもしれませんが、家主さんは意外と認めることも多いです。
というのも、家主さんが一番恐れているのは退去されることなんです。
もし値段交渉に応じず、退去されたら
- 空室期間の家賃2ヶ月分〜
- リフォーム費用
- 次の入居者を探すための広告費
などがかかってくるので、数十万円の損害が出るんですね。
しかも、次にすぐ新しい入居者を入れるには相場に合わせた家賃にしなくてはならないのです。
つまり損しかないんですね。
だから、交渉するときは「家賃下げてくれないなら移ります」くらいの勢いで交渉するのもありということです。
5.ルームシェアしよう
ルームシェアも家賃を下げる方法としては効果的です。
一人暮らしの人限定にはなってくると思いますが、同じ地区に同性の知り合いが何人か居て気も合いそうであれば一緒の部屋を借りてシェアするのもいいでしょう。
僕の会社の先輩もルームシェアしていましたが、相場よりも安い値段で広い部屋を借りて住んでいました。
一般的に部屋の広さが倍になれば家賃も倍になるかというとそうではありません。あくまで個人的な感覚ですが、20平米の部屋で家賃5万相当の地区だったとすると、同じスペックで40平米にすれば家賃は8万円前後くらいでしょう。
水道光熱費や共益費は1部屋分なのでお得です。それぞれの個室と生活共有スペースがあるならルームシェアはかなりお得な手段です。
6.一人暮らしならユニットバス
ユニットバスには抵抗がある人が多いかもしれませんが、こだわりがないなら家賃を下げるのにはオススメです。
例えば1Kで広さ20平米のアパートがあったとすると、そこがユニットバスかどうかで家賃が月5,000円以上変わる場合もしばしばあります。
こだわりがないならユニットバスにしましょう!
7.不動産会社は3社以上掛け持ちすべし
不動産会社を一社に絞って案内してもらう人は多いと思います。
が、基本的には不動産会社はいくつか掛け持ちしたほうがいいです。
というのも、賃貸物件って意外とブラックでして、わりと相場よりも高い部屋や、釣り物件でつられて案内される可能性とかあるんですよね汗
もちろんそんな業者ばかりではないですが、そういう業者に運悪く当たってしまうことを避けるために、複数社を掛け持ちで案内してもらった方が無難です。
8.不動産をとにかくたくさん見るべし
結局のところ、いい物件を見つけたければたくさんの物件情報をチェックして、たくさんの物件を内見するしかありません。
コツとしては短期間で集中して30~50件くらい物件を内覧することです!
色々物件を見ているとだいたいの相場感もわかりますし、選択肢も色々増えていきます。
まとまった時間が取れるなら取ってしまい、物件選びに時間をさいてみてください!
入居時の費用を安くする方法
では家賃の次に、入居時の費用を安くする方法についても触れておきます。
1.仲介手数料が無料なところを選ぶ
家を借りる時、家主との間に仲介業者が必ず入ってきます。
こんな感じの図式ですね。
で、できれば仲介手数料がかからない業者に依頼するのがベストです。
もちろんそうなんですが、実は仲介業者は家主からも仲介手数料もらっているんですよね。
なので、借主から取るのは二重取りなんです。
そのため、最近は仲介手数料がかからないほうがむしろ一般的なんですね。
2.敷金礼金を交渉する
敷金礼金があるなら、家賃と一緒に交渉しましょう。
ぶっちゃけ敷金とか礼金って昔のただの名残です。
もちろん強く交渉しすぎると相手から「それなら貸さない」と言われてしまうリスクもありますが、
可能なら2~3のお気に入り物件を見つけておいて、その中で「敷金・礼金をなくしてくれたらそこにします」というように交渉するといいでしょう。
3.害虫駆除費はいらないと伝える
入居費の際、害虫駆除費を請求されることがあるのですが、これは基本払わないようにしましょう!
おそらく仲介業者に「害虫駆除費は不要です」と伝えても
とか言ってくると思います。
が、ここは往往にして仲介業者が中抜きしている場合が多いです。
しかも、害虫駆除とは本来入居者のためのものなので、こっちに拒否権があるんですね。
なのでしっかり断りましょう!
4.フリーレントを交渉する
最初の1ヶ月無料になるのをフリーレントと言います。
いくつか物件を検討していく中で、仮に家賃交渉が無理だったら、フリーレントを交渉してみましょう!
詐欺業者や悪徳業者に注意しよう!
先ほどもちらっとお伝えしましたが、ほぼ詐欺だろ!というような業者や悪徳業者が賃貸仲介業者には普通に存在します。
僕も実際に経験しましたw→賃貸選びで釣り広告にはまって店員にブチ切れそうになった話
実は、有名店だからって安心できないんですね。
実際僕が釣り広告でブチギレそうになったところも、某スーモでした(笑)
その大手が悪いというよりかは、看板借りているだけの仲介業者もあるということなんですね。
不動産業か言って、情報の閉鎖性が高く、とにかくいかに客からぼったくるかを考えている業者がまあ多いです!
ちゃんと知識武装をしておかないと、数万円〜数十万円軽くぼったくられることもあるので、注意しましょう!
ネットで賃貸!お得な物件探しができるサイトまとめ
という人もいると思うので、以下に物件情報を探すときに役立つ部屋選びのサイトをまとめておきました。
さくっと検索してみてください!もちろん全部無料です!
1.キャッシュバック賃貸
祝キャッシュバック賃貸は入居決定で引越し祝い金が必ずもらえる賃貸情報サイトです。物件数は業界最大級。全国の賃貸マンション・アパートの情報を多数掲載しています。
\完全無料!/
2.格安賃貸トップクラス不動産屋!【部屋まる。】
東京都内を中心に家賃6万円以下の物件のみを専門に扱っている【部屋まる。】
さらにキャッシュバックもついているということで、家賃を抑えたい!という人には最高!
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3.アパマンショップ
アパマンショップは全国の敷金礼金ゼロの物件を中心に紹介しています。初期費用抑えられます。
こちらはCMでも有名ですね。
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家賃以外にもさくっとできる固定費の節約
ちなみに、家賃を抑えたい人は要するに毎月の固定出費を抑えて資金的な余裕を作りたいと考えている人だと思います。
ただ、家賃を安くするというのは、直近で引っ越す予定がなかったりするとちょっと難しいですよね。
そこで、家賃以外に気軽に毎月の固定費を抑える方法をお伝えします!
- 携帯代
- Wi-Fi利用料
- 自動車保険
- 光熱費
- 外食費(固定費ではないですが、固定的に出るので入れました)
①携帯代
携帯料金が月々5,000円以上の人は、ほぼ例外なく節約できるので節約しましょう!
オススメは格安SIMですが、ちょっと抵抗あるなって人は乗り換え割でも大丈夫です。
②Wi-Fi利用料
携帯に同じくWi-Fi利用料金も可能な限り抑えましょう!
例えばソフトバンクユーザーならモバレコAirとかに切り替えると月々2,000円近く節約になります。
③自動車保険
自動車保険は今より安くできる可能性大です!
無料の自動車保険一括見積もりサービスのインズウェブというサービスを利用しましたが、自動車保険の料金がなんと2万円も節約できました。
④光熱費
光熱費も実は節約ができたりします。
田舎だと難しいですが、都心部だと電力の自由化等で価格競争が起き、安いところを使えるようになりました。
試しに入力して自分の地域が該当するか確認してみてください。意外と結構変わりますよ!
あと、火災保険も選べるのは持ち家の場合のみで賃貸は対象外です汗
ガスは地域によりますが、まずは問い合わせてみてください。どれも2分程度で終わります。
【関連記事】:【一瞬で完了】光熱費を節約せずに月3,000円安くする方法
⑤外食費
外食費は固定費って感じでもないですが、毎月一定数行く人は固定出費を抑えられるので、節約の対象になります。
もちろん我慢するに越したことはありませんが、なかなかそうも言ってられませんよね。
我慢しすぎも禁物です。
そういう場合は覆面調査を活用しましょう!案件によっては普通にプラスになるのもあるので、お小遣い稼ぎにも最適です!
⑥その他、無駄な固定費は削ろう!
あとは、毎月知らずしらずのうちに払っている固定出費は削るように心がけましょう!
よくありがちなのは以下です。
- ジムの会費
- アマゾンプライム、ニコニコ会員などの継続課金サービス etc
固定費を削るだけで驚くほど節約できます
節約で注力すべきは固定費です。
基本的に変動費の節約はずっと頑張らないといけないですが、固定費は一度変えてしまえばずっと節約が可能です。
僕は固定費の節約を徹底して25歳で1200万円も貯金できました。
お金に余裕を持たせるために、まずは固定費の節約に注力してみてください!