という人向けの記事です。
節約をするとき、固定費から節約するのか、変動費から節約するのかは、最初の分かれ道になります。
結論から言えば、
固定費からがっつり節約できる人は節約に成功しやすく、変動費から節約しようとする人は失敗しやすいです。
今回は、
- 固定費と変動費の違い
- なぜ固定費の方からやったほうがいいのか
について、解説していきます!
この記事を書いた人
キック(@kikumer)
学生時代貯金がマイナス30万円になったことを機にお金の大事さを痛感。そこから奮闘し、25歳で1200万円貯金!その後脱サラして家族で田舎に移住しました。現在は主夫兼在宅ワーカーをしています。
固定費と変動費の違い
「固定費」と「変動費」は会計上や経営でよく使われる言葉です。
固定費・・・売り上げに関係なく毎月、毎年固定で必ずかかってくる費用
変動費・・・売り上げや行動に応じてかかってくる費用
固定費は売り上げやその月の消費活動にほぼ関係なく、毎月or毎年かかってくる費用のことを言います。家賃、光熱費、自動車税なんかがそうですね。
これに対し、変動費はその月の売り上げや行動に伴って左右する費用のことを言います。食費、交通費なんかがそれです。
それぞれ固定費は一定でかかってくるのに対して、変動費はその月によってバラバラという特徴があります。
固定費と変動費の求め方・計算方法
節約を始めるにあたって、まず一番最初にやらないといけないのが月に生活費がいくらかかっているかの確認です。
これをやらずして節約は始まりません。
で、その求め方ですが、
以下が生活費における固定費と変動費なので、それぞれ自分がいくらかかっているかを計算してみましょう!
- 居住費(家賃・住宅ローン)
- 水道光熱費
- 通信費
- 保険
- その他会費・サブスクリプション
- 自動車税
- 車検代
- 駐車場代(月極め)
- 組合費
- お小遣い
- 食費
- ガソリン代
- 交通費
- 旅行代
- 接待交際費
- 娯楽費
- 日用品代
- 嗜好品
- 理美容代
- 医療費
- 冠婚葬祭
- 駐車場代(コインパーキング)
それぞれ固定費でいくら、変動費でいくらかかっているのか合計で出してみましょう!
家計簿も何もつけていないから全くわからない!という人は、まずはこの記事から実践してみてください。
【関連記事】:自動家計簿がつけられるマネーフォワードアプリの無料部分の使い方を徹底解説!
まずはここを把握することが何よりも大事です。
変動費よりも固定費を圧倒的に優先して節約
固定費と変動費の選別が終われば、いよいよ節約に入っていきます。
しかしここで、多くの人は変動費から節約していくんですね。
なぜなら、変動費の方が節約が簡単だからです。
食費は食べるのを我慢したり外食を控えたりすればすぐ抑えられます。
ただ、通信費を抑えるとなると、格安SIMに変えたりとなかなかややこしいですよね。
だからみんな食費を抑えるぞー!外食や贅沢は我慢だー!旅行の回数を減らそう!となっちゃうわけです。
しかし、これが節約においての最大の落とし穴になります。
なぜならとっかかりこそ固定費より変動費の方が簡単なのですが、実際に節約し続けるのは変動費よりも固定費の方が圧倒的に簡単で効率的だからです。
例えを出してみましょう!
仮に
- 毎日朝お弁当を作ってお昼ご飯を500円節約しようと考える人
- 携帯を夫婦で格安SIMに変えて、固定費を下げようと考える人
という二人の節約家がいたとします。
すると結果は、、、
お弁当を毎日作る方は、
1日1時間=240時間/年 かけて
1月1万円=12万円/年 節約した
格安SIMに変えた方は
1日=24時間/年 かけて
1月1万円=12万円/年 節約した
つまり、お弁当などの変動費は、ずうううっっと続けないと節約できないのに対し、格安SIMなどの固定費は、一度下げたらその後もずーっと節約できるということですね!!
ここに圧倒的時間と効率の差が生まれてくるわけですね。
変動費の節約は我慢が伴うため継続が難しいのですが、固定費の場合は一度節約できればあとはそもそも継続が不要なため、失敗のしようがないんです。
そしてこの固定費というのは、往往にして変動費よりも割合が多いんですね。
なので実は、がっつり取り組めば月5万円くらいは節約できます。
固定費を優先して節約していこう!
固定費の方が生活費において占める割合が多く、また節約が成功しやすいため、何よりもまずは固定費の節約を優先しましょう!
その方が必ずうまくいきます!
手始めにここら辺の固定費を節約してみましょう!
- 居住費(家賃・住宅ローン)
- 水道光熱費
- 通信費
- 保険
- その他会費・サブスクリプション
- 車両維持費
▼家賃
▼光熱費
▼通信費
▼保険
▼車関係