という人向けの記事です。
マネーリテラシーを身につけよ!
と、本や雑誌で見たり聞いたことはないでしょうか?
特に最近は高齢化社会の影響で、年金や税金はより一層厳しくなり、お金についてもっと考える必要が出て来ています。
ただとはいっても、なぜ、若いうちからお金の勉強をしないといけないのでしょうか。
結論、それは
マネーリテラシーが低いとあらゆる面で損をするから!
です。
マネーリテラシー=お金の知識です。
お金の知識が足りない=社会のルールを適切に把握していない
ということなので、ルールを知らない者は必然的に損をします。
そう、お金で損するときって、実はわかりにくいんですよね。
今回、実際に僕が財務コンサルをしていた時にみてきたマネーリテラシーが低いことで損をした事例や、実際に損になる話などを出しながら、一緒に考えていきましょう!
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マネーリテラシーの意味とは?
金融商品やサービスの選択、生活設計などで適切に判断するために、最低限身につけるべき金融や経済についての知識と判断力。「金融リテラシー・マップ」では、この能力を「生活スキル」と位置づけている。(2014-09-24 朝日新聞 朝刊 岐阜全県 1地方)
– コトバンク「金融リテラシー」より引用
要するには、お金に関する知識レベルのことです。
投資、資産運用、貯蓄、会計、税務などなど、お金に関する多岐にわたる分野への知識レベルのことをマネーリテラシー、金融リテラシーと言います。
さてさて、そんなマネーリテラシーですが、なぜ最近注目されてきているのでしょうか。。
日本国民のマネーリテラシー低下
18~79歳を調査対象とし、金融リテラシーに関する問題の回答を求めた結果、〜中略〜 米国でも同様の調査を行った際の正答率と比べると10%程度下回っています。ドイツ、英国と比較しても7~9%下回っており、「諸外国と比べると、金融リテラシーは低い」という実態が見えてきたのです。
引用元:https://www.jibunbank.co.jp/column/article/00131/
実際に海外と比べた「金融リテラシー(お金全般の知識)」の知識レベル調査でも、日本は平均的に海外と比べて劣っていることがわかります。
また、マスターカード社のアジア諸国の調査でも日本が一番リテラシー指数が低いとなっています。
実際に金融商品に対する認知度、投資、資産運用に対しての理解度は日本は大きな遅れを取っています。
マネーリテラシーが低いとどんな損をする?
ここで、マネーリテラシーが低いことで引き起こされるであろうデメリットをお話しします。
銀行のお金が増えない
これほとんど気にしたことない人が多いと思うのですが、銀行に預けている時の金利ってご存知ですか。
三菱UFJ、みずほ、ゆうちょ、住友などの大手の銀行の金利はわずか
0.001%
なんですね。
つまり、10万円預けて1年で1円増えるということ。。。
で、それだけならまだしも、銀行から引き落としたり振り込んだりする時の手数料があるため、むしろマイナスです(苦笑)
ただ今時タンス預金する人もいないでしょうから真面目にいうと、養老保険などの貯蓄型、積立型の保険などでも十分貯蓄できます。
例えば10年後まで貯蓄すれば1.1倍になるというような保険もあるので、銀行に長い間眠らせておくつもりなら確実に積立保険などにお金を移していった方がいいです。
普段から金利などに目を向けていない人は、こういう事実に気づくことができないので長期的にみて経済的に損をする傾向があります。
ここについてもっと具体的に知りたい人は初心者のためのお金の勉強にもなる令和の少額投資信託3選!をあわせて読んでみてください。
資産も増えない
要するに自分の持っているお金が増えないということですね。
さっきの銀行口座の残高と同じですが、内容はもうちょっと広い意味になります。
この資産が増えないのはお金の管理の問題です。
実はお金の管理にも、お金の知識が必要になってくるんですね。
例えば、月の収入と支出のバランスを考える時、簿記の※損益計算の考え方が必要になります。
また、※キャッシュフローの知識がなければ、さっきの銀行口座の金利の低さを嫌がって家計のお金を全部定期預金や積立保険に入れこんでしまい、今の生活に困窮してしまうかもしれません。
家計管理はお金の管理という意味では会社の経営と同じです。
一見そんな難しいイメージのない家計管理ですが、多くの人がこのやりくりに困るのはなにも不景気だからとか収入が少ないからではなく、お金の知識がないからなんですね!
具体的にお金の管理を勉強したい!という人は下記記事を参考にしてください!
社会保険の受給、支払いに差が出る
社会保険の受給、支払い制度って平等だと思っていませんか?
そう思っているのなら残念ながら、あなたのマネーリテラシーは高くないと言わざるをえません。
なぜなら、社会保険は平等と見せかけて実は不平等だからです。
もっと正確に言うと、ろくに調べもしない人には不親切という言い方が適切です。
例をあげましょう。
例えば国民年金制度。
基本的には20歳になれば支払わなければならないものになりますが、いくつか免除できる条件があります。
簡単に言うと
- 学生である場合
- 所得が一定以下の場合
この他にもその他諸々あります。
ここ、詳しくは国民年金保険料の支払いが免除される条件9つを一覧にまとめてみた【超簡単】にまとめています。ぜひご覧ください!
学生なら申請すれば免除できることは知っている人は多いですが、支払いが困難ということの定義としては「別に払えるから該当しない」くらいに考えていると少しもったいないことになります。
これはほんの一例にすぎないですが、社会保険は平等だと思って調べもしないと、どんどん不要な保険料を払うことになっていくということですね。
面倒な手続きなどが多くなる
これも社会保険料と同義ではあるんですが、マネーリテラシーが低いと面倒な手続きも多くなります。
例えばわかりやすいのが確定申告です。
確定申告は個人事業主などがよくするもので、年間の事業でいくらの税金がかかるのかを自分で計算する作業になります。
ただ、家内労働者特例制度などの特定の制度を使うことにより、経費などの計算をすることなく、比較的簡単に確定申告を済ませられる場合もあるんですね。
そう言うことを知らないと、無駄に経費を計算したり帳簿をつけたりしなくてはならなくなってしまうので、ある程度税制や金融の知識をつけておくことは時間を無駄にしないためにも必須と言えます。
※確定申告とは税金が高くなる
これも前項とほぼ同じですが、マネーリテラシーが低い人は税金が高くなりやすい傾向にあります。
細かく話すとややこしいのですが、税金にも状況に応じて税金を一部免除できたり、軽減したりできる制度は無数にあります。
ただ、そう言ったものはすべてこちらがあらかじめ把握しておかないと、申請できず受けられないことが多々あります。
税金や社会保険の仕組みとして、徴収される時はきっちりチェックされて催促されますが、こちらが免除制度などを活用する時は、何も言ってくれません。
なので、しっかりと制度の内容やルールを把握して、こちらから申請するしかないんですね。
資本主義社会の仕組みがそもそもそうなっているので仕方ないんですよね。
だから勉強しない人が損する仕組みになっているということです。
制度を活用できず、払わなくてもいい税金を払っている人はたくさんいるので、リテラシー不足で損をしないように気をつけていきましょう!
マネーリテラシーが高いとどんな得がある?
まあここまで、損する話ばかりしていきましたが、せっかくなんで得になる話もしていきましょう!
逆に、マネーリテラシーを高めると、どんないいことがあるでしょうか。
僕が実際見てきた事例も踏まえて、あげていきます。
①お金の管理ができ、貯まりやすくなる
これは基礎的な話なのでいうまでもないかもですが、マネーリテラシーが高いとお金の管理、キャッシュフローの把握がやりやすくなります。
たとえばクレジットカードやICカードなどの電子マネーが使えるととても便利ですよね。
ただ、あれって支払いが翌月になるので、支払い忘れてることが多いんですよね汗
で、翌月になって「うわ!こんな使った覚えない!やばい!来月生きていけない!」みたいな。
会計知識の分野にもなってきますが、これができるとできないとでかなり大きな差になってきます。
資産運用など、長期的にお金を増やすことができる
日本人がもっとも毛嫌いし、知識も少ない分野が投資、資産運用です。
とかく投資というと「怪しい」というイメージを持つ日本人はいまだに多いですね。
ですが、前述したように、銀行に預けてるだけではお金は増えません。むしろお金は減る一方。
長期で資産を保有する場合、ほぼリスクゼロで年利2~4%ほどで回す手段はいくらでもあるんですね。それをみんなやりません。知らないからです。
これは機会損失以外のなにものでもないんですね。
まずは積立投資からでもいいので始めてみることをおすすめします。
【関連記事】:【初心者】令和から始めるべき少額から投資できる資産運用3選!
今は「情報」を持った人が有利になる社会
ドラゴン桜という漫画のシーンで、主人公桜木が龍山高校の生徒にはなった一言で有名な一節があります。
この言葉、まさに社会の本質をついています。
高校生の時に漫画で読んだのですが、感動しました。
現代社会は情報が支配する社会といっても過言なくらい、情報の格差で貧富の差も生まれます。
特にお金の知識に関しては、それは顕著にあらわれるでしょう。
自分たちの身の回りのちょっとしたお金の知識をつけるだけでも全然変わってきます。ぜひ、お金の勉強に挑戦してみてください!
お金の勉強って、何やればいいねん!!
お金の勉強って言われても、結局何やればいいのかわからん!!!
何から手をつければいいの??という人もいると思います。
個人的に一番おすすめなのは、やはり一番手軽であろう
本を読む
です。w
ただ、難しい内容だと飽きてしまって途中で読む気なくすので、できるだけ簡単なものか、もしくは漫画とかでもいいです!
オススメの勉強法、漫画や本は別記事にまとめていますのでどぞ!
本読んだり勉強するの嫌だ!という人は『お金の教養講座』なるものがあるよ!
「お金の勉強といっても、何からやればいいかわからない!」という人はお金の教養講座という無料セミナーが包括的に勉強できてオススメです。 東京・神奈川・大阪・名古屋ではなんと無料で受けることができます。 日本経済新聞にも取り上げられるほど人気の高い講座です。 勉強できる内容は以下。- 社会生活を送る上で知っておくべきお金の教養
- 資産を増やすための資産運用
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僕も就職してすぐ相談したのですが、専門のファイナンシャルプランナーが将来の設計図を具体的なグラフや数字を用いて作ってくれるので、道筋が明確になり、将来へのイメージが持ちやすくなります。
自分の人生にいくらお金が必要で、いくらの収入見込みなのかを知ることもマネーリテラシーを高める一環としてとても有効です!
完全無料で相談できるので、ぜひ活用してみてください!
\何回相談しても無料!/
ちなみに生命保険についてファイナンシャルプランナーに無料相談するだけでお米やお菓子、お肉がもらえたりします。
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