お金の勉強ができる資格BEST8!元財コンが解説!就職にも財布にも優しい資格!

お金の勉強
お金の勉強がしたい。今後のためにキャリアアップにもなってお金の勉強もできるような資格を取りたいんだけど、どんなものがあるの?教えて!

という人向けの記事です。

□この記事でわかること
  • お金の教養が身につく資格
  • 各資格の特徴、内容、難易度.etc

今回は、お金に関する知識を相対的に学べる資格を

  1. 比較的気軽に取得できる資格
  2. 難易度の高い専業として使えるレベルの資格

の2つに分けて4つずつ紹介していきたいと思います。

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【難易度:低】お金の勉強になる資格4選!

きっく
まずは比較的資格取得までの難易度が低く、気軽に始められる資格から紹介していきます。

「お金の勉強したことないけど、どの資格から勉強していこう・・」と悩んでいる人はこれらの資格から挑戦してみましょう。

FP

どんな資格?

人生の夢や目標を叶えるための資金計画、経済的な側面から計画を立てることを「ファイナンシャルプランニング」と言い、それに必要なお金に関する総合的知識を身につけられるのがファイナンシャルプランナー(FP)という資格です

きっく嫁
職業としては主に個人のライフプラン貯金計画の相談最適な金融商品プランの立て方などをアドバイスすることを生業としています。

勉強できる分野、身につく知識は?

まさにお金(ファイナンシャル)に関する全般的な知識を得られる資格です。

きっく
僕もこの資格は取得しましたが、3級レベルでも十分生活に直接関わるお金の知識を吸収できます

主に分野としては6つあり

  1. ライフプランニング
  2. リスク管理
  3. 資産運用
  4. 税金
  5. 不動産
  6. 相続

があります。

①ライフプランニング②リスク管理については、主に社会保障制度や生命保険について勉強するため、普段の生活にもろに役立つ知識を得ることができます。

③資産運用に関しては、積立NISAなどのローリスクローリターン型の運用方法。

④税金⑤不動産相続に関しては日常生活で必要なレベルの知識を3級で学べます。

2級は3級の内容を少し深掘りした内容で大きくは変わりません。

で、1級に関しては主に高所得者層に対する分野になるため、すこし内容も変わってきます。

何れにしても、金融リテラシーにおいてもっとも幅広く学べるメジャーな資格なので、お金について勉強したい人も、就職に有利な資格をゲットしたい人にとっても王道中の王道と言えるでしょう!

FP資格を取るための勉強量。時間は?

一般的に言われている勉強時間は

  • 3級=80~150時間
  • 2級=150~300時間
  • 1級=300時間〜600時間

ただ、体感値でいうと3級は1ヶ月毎日1時間もやれば十分かなという感じでした。2級に関しても、ぶっちゃけ3級取得後すぐであれば分野は変わらないので、3級取得時と同じくらいの勉強時間でいけると思います。

きっく
実際に僕が2週間で取得した時のことを記事にしています!取りたい人は参考までに!↓↓

FP3級を会社員が2週間&独学でさくっと取得する方法!

2019年3月20日

証券外務員

どんな資格?

外務員とは、銀行や証券会社が扱う様々な金融商品に対する専門家のことをさします。

きっく
能力資格というよりかは、独占業務(この資格を有する人しかできない業務)が主ですので、職業として取り組みたい場合にとる資格になります。

勉強できる分野、身につく知識は?

株式などを中心とした、資産運用の仕組みや、デリバティブ信用取引について勉強することができます。

外務員には一種と二種があり、それぞれ勉強できる分野も少し変わります。

証券外務員二種株式・国債・公社債・投資信託等
証券外務員一種二種の分野に加え、信用取引やデリバティブ取引など、リスクの高い商品の金融取引についても学べる。

資格を取るための勉強量。時間は?

外務員試験には一種と二種があり比較的難易度はそこまで高くなく、二種が6割一種が4割くらいの合格率です。

きっく嫁
近年難易度の上昇傾向にあるようですが、一つの勉強として受けてみるにはちょうどいい資格と言えると思います!

勉強時間目安は

  • 二種=50時間
  • 一種=100時間

といった具合です。ちなみにもともと金融関係の仕事についている場合はここまで時間はかからないとされています。

きっく
ゼロからでもこの時間なら半月もあれば普通に取得できてしまいますね。

マネーマネジメント検定

どんな資格?

あまり知られていませんが、マネーマネジメント資格(通称マネマネ)と呼ばれるこの資格は、お金の管理について学べる資格です。この検定に合格すると、同時にマネーマネジメントマスター検定2級にも合格することができます。

ネットで受験することができて、受講料も1回1000円とお手軽です。勉強時間もある程度マネーリテラシーのある人であれば数時間の勉強で合格できるレベル。お金関係の資格でもっともお手軽な資格と言えるでしょう。

きっく嫁
受験方法に関してはこちらのサイトに詳しく記載されています。

勉強できる分野、身につく知識は?

お金の収支、ライフプラン、金融商品、クレジット、株式などなど、一般常識の範囲で幅広くお金に関する知識を網羅できます。

きっく
FPに似ていますが、そこまで専門性が高いわけではなく、日常生活に役立つレベルの知識のようですね。

お金の勉強っていっても何からしたらいいのかわかんないなあって人はここから挑戦してみるのもいいかもしれません。

資格を取るための勉強量。時間は?

マネマネ検定は一応2級と1級があり、1級はかなりマイナー資格なので資格受験料も1万円したり、教材も結構高いです。基本勉強のためだけなら2級だけでいいかと。

きっく
で、2級に関しては一般常識レベルなので、ある程度リテラシーのある人ならノー勉でもいけるレベルだそうです。

とはいえお金もかかるので、勉強しておきたい人は公式ガイドブックで予習しといてもいいでしょう。

簿記

どんな資格?

簿記に関しては昔から言われているので、既に取っているという人も多いかもしれませんが、まだまだ就職や転職にも有利に働くこともある有用な資格です。

きっく嫁
毎年40万人が受験している人気資格でもあります。

勉強できる分野、身につく知識は?

財務、経理について学ぶことができます。

また、2級レベルでもビジネスマンには必須と言われる「財務諸表」を読める能力も身につくので、会社の経営などに興味のある人は2級くらいまでは取っておくのがいいでしょう。

きっく
青色申告などに必要な複式簿記、法廷帳簿に関する知識も学べるため、シンプルに勉強する意味で有用です。
きっく嫁
3級までだと相対的な知識のみなので、せっかく勉強するなら2級まで取っとく方がいいかもしれません。

資格を取るための勉強量。時間は?

  • 3級-60~80時間
  • 2級-150~200時間
  • 1級-500~600時間

時間配分としてはFPと似ています。

が、FPよりは分野が絞られているため、比較的集中的に勉強できる印象がありますね。

難易度Sクラス!?食いっぱぐれないお金の知識が身につく資格!

難易度が高く、専業として活動している人も多い、お金の教養も身につく資格もさくっと紹介しておきます!

公認会計士

どんな資格?

企業などの会計業務を扱うスペシャリスト。極めて専門性が高く、弁護士資格に次いで難易度の高い資格としても知られています。企業の決算書のチェックをする監査業務は公認会計士の独占業務となっており、幅広いニーズがあります。

きっく
税理士の業務分野も含んでいるようで、税理士の上位互換のような扱いだそうです。

勉強できる分野、身につく知識は?

財務会計、管理会計から経理、監査、税の分野、また企業法、民法などの法律。経済学、経営学、統計学についてと非常に幅広い知識を身につけられます。

財務会計、管理会計、監査、租税法、企業法は必修科目で、あとの4つは選択式となっています。

きっく嫁
これに関しては、勉強したいから受けるという資格よりも、職業として持っておく資格と言えるでしょう。

資格を取るための勉強量。時間は?

日本三大資格(司法試験、司法書士、公認会計士)と言われる資格であることからも非常に難易度の高い資格です。合格率も5.6%と合格率から見る難易度でもトップクラスです。

勉強時間は平均して2~4年ほどと言われており、司法試験に続いての平均勉強時間目安です。

税理士

どんな資格?

税理士はご存知の通り、税金に関する知識を網羅している資格。

税務業務の代理、納税書類の作成、税務相談などの仕事を行う職業の人。資格が必要な独占業務資格です。

勉強できる分野、身につく知識は?

大きく会計学と税法に分けられる分野の知識を身につける資格。

基本的には、司法試験、公認会計士の資格と分野が被っており、独占業務で言えばこれら二つの資格の完全に下位互換とも言える資格です。

が、税理士試験の難易度は高く、一度に合格する人はほぼいないと言われています。なので一科目ずつ合格していくというのがセオリーのようですね。

きっく
内容としては簿記の内容、税の内容の専門性を高めたものだそうです。税理士の友人が言っていましたw

資格を取るための勉強量。時間は?

税理士試験に関しては取る科目によっても勉強時間に差が出てくるものの、基本的には短い人で2,500時間。多い人なら倍の5,000時間だと言われています。

社会保険労務士

どんな資格?

企業の人事、労務管理、社会保障制度に関するアドバイス、業務代行を行う専門家の資格です。

勉強できる分野、身につく知識は?

社会保険、労働基準法、人材管理などについて学べます。

  • 労働基準法
  • 労働安全衛生法
  • 労働者災害補償保険法
  • 雇用保険法
  • 労働保険の保険料の徴収等に関する法律
  • 労務管理その他の労働に関する一般常識
  • 社会保険に関する一般常識
  • 健康保険法
  • 厚生年金保険法
  • 国民年金法
きっく
試験科目は大きく十科目に分かれています。
きっく嫁
人事業務に関する法律に特化した資格と言えますね。

資格を取るための勉強量。時間は?

こちらも毎年の試験で合格率が10%前後の狭き門です。税理士に並んで非常に難易度の高い資格として有名です。

勉強時間は1,000時間くらいが目安となっています。

きっく
資格学校などのカリキュラムでは500時間程度のものもあるとのことですが、いずれにしても難易度の高い資格ということには変わりなさそうです。

中小企業診断士

どんな資格?

意外とそこまで知られていないですが経営コンサルタントとしての国家資格としては唯一の資格です。

独占業務などはないため、能力資格ですが、難易度も高く、コンサルするならMBAか中小企業診断士と言われているコンサルに特化した資格です。

勉強できる分野、身につく知識は?

企業戦略、ビジネスに関する幅広い知識を身につけられます。

きっく
マネーリテラシーの向上という意味ではFPの上位互換とも言える資格です。

科目は合計七科目あり、全て必修です。

  • 経済学・経済政策
  • 財務・会計
  • 企業経営理論
  • 運営管理
  • 経営法務
  • 経営情報システム
  • 中小企業経営・政策

資格を取るための勉強量。時間は?

資格取得難易度としては、勉強時間1,000時間となり、社会保険労務士と並んで比較されることが多いです。

お金に関して学べる資格はたくさん!

資格というと、就職に有利!とか給与が上がる!とかの目的で取る人が多いですが、普通に勉強としても十分に役に立つ資格もたくさんあります。

難易度の高い資格に関しては、それだけで専業として食べていけるレベルの知識を身につけることができますし、士業であれば独占業務もあります。

また、気軽に取得できる資格でも、日常生活で役立てられるものや、専門性の高い知識を身につけることも可能です。

自分が何を学びたいか、どうしてその資格を取りたいのかを考え、フェーズにあった資格に挑戦してみてはいかがでしょう。

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