FP3級を会社員が2週間&独学でさくっと取得する方法!

お金の勉強
FP試験の受験を申し込んだんだけど、全然勉強してない。最短で身につける方法はない?教えて欲しい!

という人向けの記事です。

ただ、FP試験を受けるか検討している人向けにも書いているので、興味のあるところだけ読んでください!

今回はFP3級の試験を最短1週間でさくっととっちゃう方法をお伝えしていこうと思います!

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FP(ファイナンシャルプランナー技能士)ってどんな資格?

資格取得、学生、会社員共に絶大な人気を誇っているのがファイナンシャルプランナー技能士という資格です。

幅広い金融リテラシーを身につけられるとして、金融系の会社を中心に、取得を推奨している会社多いです。

FP3級の合格条件

正答率6割

が合格条件です。

問題自体は2〜4択問題がほとんどで、難易度としてはそんなに高くはありません。

実際に僕は実質勉強期間は2週間でしたが、8.5割の正答率でした。

普通に要点さえ押さえれば合格範囲は確実に取れると思います。

FP3級の勉強範囲

  1. ライフプランニング
  2. リスク管理
  3. 資産運用
  4. 税金
  5. 不動産
  6. 相続

この6分野を勉強します!

それぞれライフプランニングは社会保障などを踏まえて将来についての資金計画を立てる勉強。リスク管理は人生のリスクに備えるための保険制度について。資産運用はローリスクローリターンの長期型資産運用などの金融商品について。税金は事業収入の超基礎的な申告内容。不動産はそのまま不動産価格の算定基準などについて。相続は相続に関する法律についてが主な内容になります。

FP3級の受験料

FP協会学科3,000円
実技3,000円
金財学科3,800円
実技4,000円

受験料は以上の通りです。

両方同時の場合は合計金額で受験できます。

仮に学科だけ、実技だけ合格した場合約2年間は免除できるので実技に集中して受けることは可能です。その際には実技のみでの受験料でOK。

ただ、勉強の効率としてはとても悪いので、一度に2つとも受験して合格してしまうことをおすすめします。

FP協会と金財のどっちがいいの?

FPを受ける際、FP協会が出す試験か、金財が出す試験か、どちらでも好きな資格を受けることができます。

特に大差はないのですが、ネット上では比較的FP協会の試験の方が簡単という情報がありました。

個人的にどっちも解いたのですがあまり違いは見受けられませんでした(笑)

ただ、さっきの表の通り、料金はFP協会の方が安いのでどっちでもいいならFP協会でいいかと思います。

まあ、試験会場や試験日のタイミングで決めるのが一番良いですね。

FP3級試験を短期間で攻略する対策

FP3級に合格するのに必要な時間

これはタイトル通り最低2週間、1日2~3時間の勉強時間は確保できればいいかなと思います。

器用な人は1週間で攻略する人もいますが、知識ゼロベースでのスタートでこれができる人はかなり勉強になれた人や要領のいい人だと思います。

ぼくはそこまで要領が良いタイプではないので2週間は最低でも必要と見ています。

要領が悪い人は1ヶ月前から1日2時間程度勉強ができれば大丈夫でしょう。どれだけ要領悪くても2ヶ月前から取り組めばなんとかなります(笑)

FP3級を独学で取るのに必要な教材

僕がやった勉強スケジュールで、おそらく一番効率いいんじゃないかなあというものをお伝えしておきます!

要領がいい人であれば2週間。悪くても1ヶ月あればこの配分率で問題ないかと思います!

FP3級は基本的に勉強材料として教科書と問題集の2つがあります。

 

ちなみに僕が勉強材料としてつかったのはこの二冊。

これに加えてネット上にある過去問と回答を印刷して使いました。

きっく
過去問はFP協会のサイトからPDFでダウンロードできます。

FP3級を2週間で攻略する勉強スケジュール

ここではタイトル通り、2週間1日3時間の勉強で攻略するスケジュールをお伝えします。

まず、勉強の手順は以下の通りです。

  1. テキストのライフプランニングリスク管理資産運用税金不動産相続の6科目を読み込む
  2. 問題集も同6科目やりこむ
  3. 過去問を最低2回は解く

この3手順で基本出題範囲と対策は全てオッケーです!

ではそれぞれの配分のスケジュール感ですが、僕が実際にやった奴は次の表にまとめました。

1日目・3時間ライフプランニングのテキスト読破
2日目・3時間ライフプランニングの問題集を解く
3日目・3時間リスク管理のテキスト読破
4日目・3時間リスク管理の問題集を解く
5日目・3時間資産運用のテキスト読破
6日目・3時間資産運用の問題集を解く
7日目・4時間ライフプランの問題集やり直しつつ、税金のテキスト読破。税金の問題集もできたらやる
8日目・4時間リスク管理の問題集やり直しつつ、不動産のテキスト読破。不動産の問題集もやる
9日目・3時間資産運用の問題集やり直しつつ、相続のテキスト読破。
10日目・3時間テキスト読み直しつつ、相続の問題集解く
11日目・3時間ネットの過去問を解く。答え合わせと、テキスト読み直し
12日目・3時間問題集の間違えたところやり直す
13日目・3時間問題集の間違えたところやり直す
14日目・3時間過去問解く。問題集の間違えたところやり直す
きっく
結構キツキツのスケジュールだけど、集中すればこなせるよ!

ポイントとしては、最初のライフプランニングリスク管理資産運用が後半3つよりも覚える範囲が多いので、その配分をがっつりやってしまうことです。

出題範囲も特にこの3つが割合としては多いと思います。ので、ここを序盤で潰していきます!

そして多少理解ができなくても、とりあえず集中して内容だけ頭に入れていくというのを優先し、まず最初の6日間で全ての範囲を頭に入れてしまいましょう

あとは反復練習でなんとかなります。

試験には学科と実技がありますが、どちらも内容に大差はないので、同じものとして問題集で解いていきましょう!

FP3級は選択問題しか出ず、かつひっかけもそこまでないのでこのスケジュール感で攻略できるはずです。

きっく
もちろん人によって理解に要する時間は変わりますので、あくまで参考までにしてくださいね!

FP3級の試験当日までの対策

基本的に資格試験の対策では試験時間の把握をするために、過去問解きながら時間との勝負もしていきますが、この資格ではそれは不要です。

試験時間は学科で120分、実技で60分ですが、それぞれゆっくり解いても半分の時間で終わります。

きっく
当日、学科なんて40分で終わってしまいました。

なので一応どれくらいかかるのか把握するために過去問を解いても良いですが、基本は出題形式を把握するために解くくらいで良いです。

ただ、過去問とほぼ同じ範囲が出題される場合が多いので、過去問の理解は深めておくに越したことはないと思います。

FP3級の試験本番当日

基本的には近隣の大学などが会場になる場合が多いです。

テスト時間に関してはかなり余裕があります。時間配分とかは気にせず、ゆっくりじっくり問題を解けばOKです。

持ち物は

  • HBの鉛筆
  • 消しゴム
  • 計算機

の3つでいけます。

きっく
あと基本計算機は持ち込み可能なので持っていきましょう!それ以外は文房具以外は特に必要ないと思います。

勉強時間は確保できるなら1ヶ月用意しよう!

この記事では2週間で攻略するスケジュール感をお伝えしました。

僕もこのスケジュールとやり方で攻略することができましたが、正直いうと結構きつかったですw

僕自身、どっちかというと要領のいい方ではあると思うので、あまり要領に自信がない人であれば1ヶ月は余裕を持って取り組んでおくべきでしょう!

きっく
特に金融系の知識があまりなく、初めてこういう分野を勉強する人は時間に余裕を持って取り組んでいくことをお勧めします。

試験に落ちてしまったらもう一度受ける時間とお金が非常にもったいないですからね汗w

FP3級はお金の勉強ができる資格としては非常に優秀

金融リテラシーを鍛えたい。お金の勉強がしたいという人は近年増えてきていますね。

僕もそういう目的でFP3級を受験しました。

事実。勉強できる範囲としては非常に幅広く、いい勉強になりました。

きっく
生きていく上でお金に関する最低限の知識は持っておいて損はないですからね!

FP3級では生活に役立つ最低限の金融リテラシーを身につけることができるので、お金の勉強を始めたい人にとっては非常に有意義な資格になると思います!