という人向けの記事です。
今回はせどりで稼いでいるあなたが、確定申告で落とせる経費についてお話します!
えっ?その支払いも経費になるの?これは知らなかったなと、気づきになれば幸いです。
落とせる経費を学んで、正しく効果的な節税をしましょう!
そもそもせどらー(個人事業主)はなぜ確定申告が必要なの?
まずは基礎的な
- 確定申告の仕組み
- 確定申告の手順
をお伝えします!
わかってるよって人は読み飛ばしてください。
せどりを個人でやっている人は個人事業主というくくりになるため、会社に勤めているわけではありません。いわば経営者です。
そのため、給料から天引きで税金が引かれるわけでもないため、自分で自分の払う税金を申告しなくてはならないんですね。
確定申告の仕組み(会社員との違い)
一般的なサラリーマンの場合、給与所得という種類の収入になるので下記のグラフのようかたちになります。
グラフでいうと黄色い部分(課税所得)に税金がかかりますよという仕組みです。給与所得控除は年収に応じて決まるため、税金もほぼ年収によって割り出されます。
で、次に農家などの個人事業主の場合はというと
先ほどの、給与所得控除がない代わりに「経費」を落とすことができるようになります。
サラリーマンの場合は給与所得控除で決められた金額しか落とせませんが、個人事業主は経費なので、落とした分だけ税金が軽減されるという仕組みになっています。
確定申告の方法
じゃあどうやって確定申告をするのかというと、基本的な手順はいたってシンプルです。
- 経費(領収書やレシート)を集める
- 計算しながら帳簿に打つ
- 申告時期に帳簿を元に経費を計算する
- 所得控除も計算し、経費とあわせて売上から差し引き「課税所得」を出す
- あとは計算して所得税を決定する(住民税は自動的に計算される)
こんな感じ。
細かい書類の記入方法は都度ググるか、一番いいのは税務署の職員に聞くといいですね。
ただ、税務署では節税に関しては教えてくれないため、本当にちゃんとやりたいなら会計ソフトや税理士を使うことをおすすめします。
【メモ必須】転売ビジネスで落とせる経費21選!
では、税金を軽減させるための経費はせどりの場合、何が落とせるのでしょうか。
転売ビジネスで落とせる経費を具体的に説明していきますね。
経費項目 | 内容 | 必要な書類等 |
---|---|---|
売上原価 | 仕入代金。ただし、今年中の仕入金額がそのまま経費にならない点に注意! | 払った時の領収書、レシート、クレジットカードの明細、銀行口座の振込履歴 |
給料賃金 | 従業員を雇って給料を払った場合 | 銀行口座の振込履歴、給与明細 |
外注工賃 | 商品の梱包、発送などを外注した場合に払った金額 | 銀行口座の支払履歴、給与明細 |
地代家賃 | 商品を保管するために借りた倉庫代・月極駐車場代・事務所費 | 銀行口座の支払履歴 |
利子割引料 | 自動車ローン・住宅ローン・事業用資金の返済利息(仕事の部分のみ経費になります) | 銀行口座の支払履歴 |
租税公課 | 自動車税・固定資産税・事業税・消費税 | 払った時の領収書、レシート、支払い明細、銀行口座の支払履歴 |
荷造運賃 | 商品を発送するのに使った段ボール・ガムテープ・気泡シート・発送運賃など | 払った時の領収書、レシート、支払い明細、銀行口座の支払履歴、クレジットカードの明細 |
水道光熱費 | 電気代・水道代・ガス代(仕事に使った部分のみ経費になります) | 払った時の領収書、レシート、支払い明細、銀行口座の支払履歴、クレジットカードの明細 |
旅費交通費 | 仕入れ先、打ち合わせ先までの交通費(電車、バス、飛行機、タクシー) | 領収書、レシート、クレジットカードの利用明細、銀行口座の支払履歴 |
通信費 | インターネット・スマホ・ポケットwifi(仕事に使った部分のみ経費になります) | 口座引き落としの履歴、領収書 |
広告宣伝費 | インターネット広告・チラシ・ポスター・ダイレクトーメールなど | 銀行口座の支払明細 |
接待交際費 | 取引先の接待 | 領収書、レシート |
修繕費 | 仕事場として使っている自宅スペースの修理・車の修理・パソコン、iPhoneなど機械の修理 | 領収書、銀行口座の支払履歴 |
消耗品費 | 文房具など細かな雑費 | 領収書、レシート |
ガソリン代 | 仕入に行くとき、打ち合わせに行くとき、車を使って移動した場合 | 領収書、レシート、クレジットカードの明細 |
振込手数料 | 銀行口座から支払いをした場合の手数料 | 銀行口座の支払履歴 |
販売手数料 | 商品が売れた場合に引かれた手数料 | 利用しているプラットフォームの売上明細 |
研修費 | セミナー、オンラインサロンの参加費用 | 支払い明細、クレジットカードの明細、銀行口座の支払履歴 |
書籍代 | 勉強のために買った本・雑誌・電子書籍・アプリ代金 | 領収書、レシート、クレジットカードの明細、支払い明細 |
会議費 | 打ち合わせ時の飲食費・コワーキングスペースの使用料 | 領収書、レシート、クレジットカードの明細 |
ツール代 | 商品サーチ、業務効率化ツール | 領収書、レシート、クレジットカードの明細、銀行口座の支払い明細 |
とりあえずざっとこの一覧表だけ見てもらえれば大丈夫です!(笑)
1つ1つ詳しく知りたい人はここからも見ていきましょう!
1.売上原価
せどらーの方の経費としておそらく真っ先に思い浮かぶであろう仕入にかかる費用のこと。
例えば本を転売するとき、100円で仕入れたものを500円で売る!となったとき、売り上げは500円で、経費が100円というわけです。
ただし、ここで1つ注意点が!
確定申告をする年分に仕入れた費用がそのまま経費になる訳ではないんです・・・
売れた物の中には、今年仕入れた物もあれば、前年の在庫もありますよね(今年からせどりを始めたって方は、前年の在庫がないのでスルーしてください)。
売れた商品の元はなに?と考えると、前年の在庫と今年仕入れた商品って考えることができます。
では、前年の在庫商品と今年仕入れた商品の金額を合計すれば、原価が計算できる! って訳でもないんです・・・
もう一つ計算しなければいけないことがあるんですね・・・
12/31時点で残っている在庫を考えないといけない!
ということです。
整理すると、売れた商品に対する仕入原価は、【前年の在庫】+【今年仕入れた商品】ー【年末に残っている在庫】=売上原価と言えます!
売れなかった在庫は、今年の経費にはならないんです・・・
実際の青色申告決算書を見てみましょう(白色申告者の収支内訳書でも、計算方法は同じです)。国税庁には珍しく、先ほど説明した計算方法を最初から書いてくれてるんですよね。
- 期首商品棚卸高・・・前年に残っている在庫商品の金額
- 仕入金額・・・本年に仕入れた商品の金額
- 期末商品棚卸高・・・本年12/31時点で残っている商品の金額
僕もそれ思いました(笑)。そして調べました。
理由は、費用収益対応の原則という、これまた難しい原則が原因なんです・・・
売上に貢献した費用のみ、その年の費用として認めますよという原則。
年末の時点で売れていない商品は、売上に貢献できていないということで、本年分の経費からは外されてしまいます。
要するに、仕入れた金額全てが経費になる訳ではない、と覚えていただければ嬉しいです。
ちょっとこの章はややこしかったですね汗
全部理解しなくても大丈夫です!次行きましょう!
- 払った時の領収書
- レシート
- クレジットカードの明細
- 銀行口座の振込履歴
2.給料賃金
従業員を雇った場合、仕事を手伝ってもらった場合に払うお給料は、経費になります。
ただし、妻・夫・子供など親族へ払う給料は、給料賃金として経費になりません。
親族への給与は、白色申告者であれば専従者控除、青色申告者で届出を提出している方は青色専従者給与として引くことができます。
また、給料を払ったときに注意しないといけないのが源泉徴収です。
源泉徴収は、税務調査で突っ込まれることも多いと聞きますので、給料を払った場合は「源泉徴収をする」と覚えておきましょう!
- 銀行口座の振込履歴
- 給与明細
3.外注工賃
給料を払うという”雇用”とは別に、外注という作業もあります。
作業を外部業者に委託した場合、外注費として経費になります。
従業員を雇った場合の給料と似ている部分が多いですが、外注の場合は源泉徴収が必要ないところが給料の場合と違います。
こっちはおそらく使っている人は多いでしょう!
- 銀行口座の振込履歴
- 給与支払い明細(のようなもの)
4.減価償却費
10万円以上の機械・設備を買った場合は、減価償却費の計算をすることになります。
一般的には仕入れたものを運ぶための車、保管場所になる家、管理するPCなどが対象になります。
家、車、パソコンなどは、日が経つにつれ価値が下がってきます。減価償却とは、その下がった価値の分を計算して費用にしましょうって考え方です。
個人事業主の方は、「定額法」で減価償却を計算することになります※申請書を出すと、「定率法」での計算もできます。
定額法は、買った代金を毎年同じ金額で経費にする計算方法です。
買った金額 ✖︎ 償却率※ ✖︎ 仕事に使った期間(月数) ✖︎ 仕事で使用している割合
《※償却率の求め方》
買ったものの耐用年数を調べる(耐用年数表)→耐用年数から償却率を調べる(償却率表)
- 購入した領収書や見積書
- 減価償却計算方法を記入する用紙(税務署でもらえる)
5.利子割引料
- 仕入や移動で車を使っている場合の自動車ローン
- 自宅に商品を置いているなど自宅の一部が作業場になっている場合は住宅ローン
- 銀行から借り入れしている事業用資金
の返済利息は経費になります。
ここで、注意点が3つあります!
- 元本の返済は、経費にならない!
- 仕事とプライベート両方で使っている場合は、仕事で使っている部分のみ経費に!(%で割る)
- 住宅ローン控除を受けていると、経費にした自宅の部分は住宅ローン控除を受けれなくなる!
経費で落とせる落とせないは、区分が難しいところなのでしっかり理解しましょう!
- 銀行口座の支払履歴
6.租税公果
- 固定資産税
- 自動車税
- 事業税
- 消費税
消費税は、【消費税の課税事業者】として消費税の申告をしている方が対象です。さらに経費として落とせる消費税は、その年分に払った消費税です。
例えば、平成30年分の消費税は平成31年になってから申告して支払うので、平成31年分の経費として申告することができます。平成30年分の経費にはならない点に注意しましょう。
自宅を仕事場にされている方は、仕事場スペース分の固定資産税を経費にすることができます。
ただし、次の税金は経費にならないので注意しましょう!
- 所得税
- 住民税
- 延滞税
- 加算税
- 罰金
ここで、国民健康保険・国民年金・介護保険など社会保険の支払いは、経費ではなく社会保険料控除で引くことになります。
- 払った時の領収書
- レシート
- 支払い明細
- 銀行口座の振込履歴
7.荷造運賃
まあこれは当然ですが
商品の発送にかかった、段ボール・ガムテープ・気泡シート・発送運賃などが経費になります。
- 払った時の領収書
- レシート
- クレジットカードの明細
- 銀行口座の振込履歴
- 支払い明細
8.水道光熱費
- 電気代
- 水道代
- ガス代
も経費になりえます。
注意するところは、家の水道光熱費は経費にならないところです。
仕事場が家と別になっていて請求が家と仕事場で別々にくる場合は問題ありませんが、まとめて請求がきている場合は、家と仕事の分を分けないといけません。
- 払った時の領収書
- レシート
- クレジットカードの明細
- 銀行口座の振込履歴
9.旅費交通費
仕入先、打ち合わせ先までの
- 電車代
- バス代
- タクシー代
- 飛行機代
も経費です。
さらに、セミナーなど宿泊が必要な研修に参加する場合は、宿泊代も経費として落とせます。
売上アップの勉強も必要ですからね。
- 払った時の領収書
- レシート
- クレジットカードの明細
10.通信費
仕事で使っている
- インターネット料金
- スマホ代
- ポケットwifi料金
- ホームページのサーバー、ドメイン代
も経費になります。
ただし、仕事で使っている部分だけが経費になるので、プライベートと仕事両方で使っている場合は、仕事とプライベートで分けましょう!
- 口座引き落としの履歴
- 領収書
11.広告宣伝費
事業の周知、認知拡大のために払っている
- インターネット広告
- チラシ
- ポスター
- ダイレクトメール
などが経費になります。
まあここまでの規模感でやる転売ヤーはだいたい法人化してるので、これを個人の経費で落とす人は少ないと思いますがw
- 銀行口座の振り込み履歴等
12.接待交際費
仕事上おつきあいのある取引先との
- 飲み会代
- 接待ゴルフ代
- 冠婚葬祭
などを経費にすることもできます。
ただし、仕事と関係ないプライベートでの支払いは、経費にすることができません。
- 払った時の領収書
- レシート
- クレジットカードの明細
13.損害保険料
- 自賠責
- 任意保険
- 自宅の損害保険
- 借りている事務所の損害保険
などが経費になります。
車の自賠責・任意保険、自宅を仕事場にされている方の損害保険は、仕事とプライベートに分けて仕事の部分のみ経費にしましょう!
- 払った時の領収書
- クレジットカードの明細
- 銀行口座の振込履歴
14.修繕費
仕事用の
- 機械
- 自動車
- 建物
などの修理に払った費用が経費になります。仕事用の車の車検代も経費として落とせます。
- 払った時の領収書
- レシート
- クレジットカードの明細
- 銀行口座の振込履歴
15.消耗品
- 1年経たずに使えなくなった
- 買った金額が10万円未満
の道具・備品・機械・設備などが経費になります。
ただし、10万円を超える機械・設備などは、減価償却費の計算対象になるので、消耗品に含めることはできません。
- 払った時の領収書
- レシート
- クレジットカードの明細
- 銀行口座の振込履歴
16.ガソリン代:車両燃料費
仕入先、打ち合わせ先まで車で移動した時のガソリン代が、経費になります。
ただ、これももちろんプライベートでも使う車であれば“事業費割合”を計算する必要があります!
もはや感覚値ですが、だいたい半分であればガソリン代、駐車場代、タイヤやオイル交換代にすべて50%かけて経費で落としましょう!
- 払った時の領収書
- レシート
- クレジットカードの明細
17.振込手数料
仕入代金、外注費など銀行口座から振込をしたとき支払った手数料は、経費になります。
- 銀行口座の振込履歴
18.販売手数料
Amazon、メルカリ、ヤフー、楽天、e-bayなどなど、商品が売れた場合に手数料が引かれます。引かれる手数料が経費になります。
ここで少し話がそれますが、売上を計算する時の注意点を一つ!
銀行に振り込まれる金額は、販売手数料を引かれた後の金額ですが、銀行に振り込まれた金額を売上として計算してはいけません。
手数料を引かれる前の純粋に売れた金額を売上として計算し、販売手数料を経費として計算するというやり方が厳密には正しいんです!
例)メルカリの年間売上額は100万、販売手数料は10万、銀行口座への振込金額が90万円だった場合
売上として計上する金額・・・100万
販売手数料の経費として計上する金額・・・10万円
売上金額にはならない銀行口座への振込額・・・90万円
間違いやすいところなので要チェックです!
- 利用しているプラットフォームの売上明細
19.研修費
- 売上アップのためにセミナーに行った
- オンラインサロンに入った
- コンサルを受けた
事業の勉強に使ったお金は、経費になります。
- 払った時の領収書
- レシート
- クレジットカードの明細
- 銀行口座の振込履歴
20.書籍代
- 電子書籍代
- 雑誌代
- 本代
- アプリ代
- 新聞代
などが経費になります。
- 払った時の領収書
- レシート
- クレジットカードの明細
21.会議費
打ち合わせ・会議の時の弁当、飲み物代、コワーキングスペースの利用代が経費になります。
- 払った時の領収書
- レシート
- クレジットカードの明細
22.ツール代
効率よく商品を探すためのツール、業務効率をよくするためのツールなど、仕入・販売の業務に役立てるため買ったツールは経費になります。
- 払った時の領収書
- レシート
- クレジットカードの明細
- 銀行口座の振込履歴
領収書、レシートはきちんと保管
「お金を払ったから経費になる」という考えは間違っています。払った証拠である、領収書・レシートをきちんと保管していないとダメ!
領収書・レシートは、帳簿と一緒に7年間保管しておくべし!
税務署から何か聞かれた時に見せれるようにしておくことが大事です。
そして、何のために使ったか、きちんと説明できるように理論武装することが1番大事!
これらをちゃんとしておかないと、あとで追徴税、要するに罰金を何十万、何百万って取られちゃうかもだから注意が必要です。
領収書・レシートがない場合
銀行・クレジットカードの支払いは、通帳・Web明細の履歴をしっかり保管しておこう!
んで、suicaなどを使用して履歴が何もない場合は、「出金伝票」をきちんと作成し、支払った履歴を残すこと!
経費を落とす以外の節税方法について
経費を落とす以外にも節税する方法はいくつかあります。
今回はメジャーな方法を2つほどお伝えしますね。
①青色申告
せどらーの方は、青色申請書を出せば青色申告者になれます。
- 10万円or65万円の特別控除を受けれる
- 専従者届を一緒に出すことによって、親族への給与(専従者給与)が認められる
青色申告のメリット1.特別控除
10万円 or 65万円の控除を受けることができます。
一般的に青色10万円控除は申請さえ出せば普通の申告と同じ手続きで受けられます。なのでやらないと損です。▼参考▼
65万円控除の方はこれに加えて
- 貸借対照表・損益計算書の作成
- 複式簿記での帳簿の作成(これが一番面倒)
- 期限内申告
という条件が加わるため、比較的難易度が高いとされています。
ただ、青色申告65万円控除だと、最低税率でも97,500円も節税できるので、むちゃくちゃでかいです。
詳しくは青色申告10万円控除のメリットは?フリーランスは全員やらなきゃ損!に書いているのでぜひ参考にしてください!
青色申告のメリット2.専従者給与
青色専従者給与に関する届出を提出すると、親族への給与が認められ経費として引くことができます!
ただし、専従者の条件として
- 副業でなく専業
- 1年のうち6ヶ月以上業務に従事している
などの条件もあるので、届出を出したからといって直ちに給与が認められるわけじゃない点には要注意です。
②ふるさと納税
皆さんご存知ふるさと納税です。
ふるさと納税は基本的に納税した分住民税が安くなり、さらに少しだけ所得税も安くなるというとっても魅力的な制度です。
例えば3万円をふるさと納税したとすると、まずは住民税が28,000円安くなり、なおかつ所得税は最低でも1,500円節税できます。
- もともと住民税が非課税であれば納税しても税金は安くならない
- 上限額を確認してから納税しよう!→上限額目安1覧票
ふるさと納税の計算方法ややり方など、詳しく知りたい方はふるさと納税ってどのくらい節税できる?サルでも分かる仕組みと限度額よりどうぞ。
税金初心者でもわかるよう、かなり噛み砕いて説明しています。
確定申告の方法
せどらーのあなたが、確定申告をする場合に必要な書類、提出する時期、確定申告の方法を説明します。
確定申告書の作成手順
確定申告の作成手順は
青色決算書 or 収支内訳書を作成 → 確定申告書を作成
になります。
- 青色申告者・・・青色決算書(一般用)
- 白色申告者・・・収支内訳書(一般用)
まずは、収入・経費をきちんとまとめ、事業所得を計算するところから始まります。
まとめ方は、申告する年の1月1日〜12月31日まで1年間の売上・経費を集計します。
必要な書類
事業所得の計算をするには、収入・経費の金額が分かる帳簿・メモ・銀行口座の履歴・領収書・レシートを準備しよう。
あとは、印鑑(シャチハタでもOK)です。
領収書などは確定申告書と同時に出す必要はありません。きちんと保管しておきましょう!
確定申告書を提出する時期
毎年2月16日〜3月15日までの期間に提出することになっています(その日が土日だと、後ろにずれます)
忘れると延滞税がかかることもあるので要注意です。
口座振替(引き落とし)という方法もあるので、希望する場合は税務署に聞いてみましょう!
手続きが面倒という方は会計ソフトの使用もオススメ!
以上、説明した経費、事務手続きを経て確定申告をしていくことが必要なのですが、やはり面倒くさい!!やってられるか!!税金とか会計とか大っ嫌い!!!
という方もたくさんいらっしゃいます(笑)
そういう人は、絶対的に会計ソフトを使うことをお勧めします!
理由は以下です。
- 領収書の計算、帳簿の作成が自動でできる(経費の入力だけすればOK)
- 税率の計算等全て自動
- 税務署に行かなくても申告できる
- 青色申告を活用すれば、会計ソフトの使用料を払っても自分でやるより安くなる!
面倒臭がりの人は青色申告ができず、控除のない白色申告になります。
その白色申告を自分でするより、利用料を払って会計ソフトで青色申告をしたほうが圧倒的にお得になるからです。しかも楽!
使わない理由ないですよね。以降、おすすめの会計ソフトを紹介しておきます。
会計ソフトfreee
このソフト、使ったほうがいいです。
僕も今個人事業主として利用していますが、むっちゃ使いやすい&青色申告65万控除対応という節税対策もバッチリなので、とっても重宝しています。
まずは無料体験版に登録してみてください。実際使ってみるとどういうシステムで経費が計上されるのか、確定申告の手順が分かります。
▼動画で簡単に用途の説明もあります
最初の30日間は無料で使えるので試しに使ってみてください。
\初月無料!/
- 基本的な記帳(帳簿作成)
- 確定申告の書類出力
- 見積書・納品書・決算書の作成
- チャットの質問対応
- 電話相談対応
- 他社に乗り換え時のデータ引き継ぎ対応
1年間無料で使える弥生会計オンライン
会計ソフトは利用したいけど、お金は使いたくない。。
という人は完全無料 or 1年間無料の会計ソフトもあります。弥生会計というクラウド会計ソフトです。
なんとこちら、通常の確定申告(白色申告)であればずっと無料で使えちゃうんです!最高すぎるww
そして節税効果の高い青色申告でも1年間は無料で使えてしまうんですね。
やることとしては日々の領収書、給与明細の入力、もしくは写メデータの送信です。
値段 | サービス | 節税効果 |
初年度無料(おすすめ!) | やよいの青色申告オンライン | あり |
永年無料 | やよいの白色申告オンライン | なし |
- 基本的な記帳(帳簿作成)
- 確定申告の書類作成
- 帳簿・レポート集計
まとめ
せどらーの方の経費として落とせるもの&確定申告の方法についてまとめました。
「とりあえず確定申告書を出しておくか」という甘い考えでなく、経費をしっかり計算することで税金を少なくすることができます。
確定申告、税金は面倒なことが多いです。
本記事が節税の参考になれば幸いです。
▼節税の王道!ふるさと納税!▼
ふるさと納税ってどれくらい節税できる?サルでも分かる仕組みと限度額計算
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商工会の青色申告会のセミナーを受けてきた!メリットは?会費はいくら?
▼会計ソフトを使って節税!▼
ほんとに必要?個人事業・フリーランスが会計ソフトを使う圧倒的メリット
副業でせどりをはじめて、まあまあ利益も出てきたんだけど、このままだと税金が・・・
確定申告しないといけないってことは知ってるけど、節税の方法とかよくわからない。