こんな疑問に応えます。
意外と出費が多い大学生。授業と遊びと忙しく、なかなかアルバイトができない状況にあるとどうしても借金に手を出してしまう学生もいますよね。
この記事では、大学生の任意整理について、元借金ニートの僕が解説していきます。
- 人整理とはどういったものなのか
- 大学生が任意整理することのメリット
- 大学生にとって任意整理のデメリットはそんなに痛く無い
- 任意整理以外の解決策
順番に見ていきましょう。
ウォーター
新卒で入社した人材業界の会社で2年間勤務の後、営業が嫌になり退職。
根っからのニート気質により、その後カードローン50万円の借金ニートへ。毎日天井見つめてビール飲んでいました。
現在はなんとか借金問題は解決し、フリーランスとして独立。
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ちなみに、債務整理(任意整理)ってどんなものだっけ?
債務整理というのはあなたの負債を精査するもので、それぞれ任意整理、過払金請求、個人再生、自己破産に分けることができます。
そして大学生がまず検討すべきは任意整理となります。
理由は以下です。
- 過払金請求→2010年以前にグレーゾーン金利で長期間の借金をしていた人が対象
- 個人再生・自己破産→基本的には数百万円規模の借金が対象
なので基本的には両方とも大学生が対象とはならないと考えてOKです。
- 借金にかかる金利をカットすることができる
- 借金の減額ができる可能性がある
特に①の効果は絶大で、これによって余分なお金を払うことなく、現実的に借金を返していくことが可能になります。
任意整理以外の手続きとして、さっき言った個人再生や自己破産がありますよね?これらは裁判所を介して手続きをすることで、さらに借金を減らすことが可能な手続きなんです。
なので、お金を貸している側(債権者)からすれば、これをやられてお金が回収できなくなるくらいなら、
「減額or金利のカットをしてでもある程度のお金は返してもらいたい!」
というのが本音。というわけです。。。
※任意整理について詳しく知りたい人は、こちらでわかりやすくまとめてあるのでまず見ておいてください↓
大学生でも任意整理はできるの?
任意整理って言われるとなんとなく社会人のものというイメージがあル方もいると思いますが
大学生やアルバイトであっても任意整理はできます!
ただ、それには2つの条件があるので、解説していきます。
条件1.未成年の場合は親の承諾が必要
20歳を超えていれば通常通りの方法で任意整理をすることができますが、成人していない場合は親の承諾が必要になります。
任意整理とは、賃金業者との和解「契約」を結ぶことになるので、法定代理人ってヤツが必要になるんですよね汗
条件2.安定収入が必要
任意整理をしても、借金が完全になくなるというわけではありません。
手続きが終わった後は、減額された借金を返していかなければならないので、収入が無い場合は手続きができません。
任意整理は、
「絶対この額は返すから、減額してください!!」
というお願いです。
この約束は収入が無いと守ることができないので、当然と言えば当然です。
どうしても現状収入が無いという方は、とりあえずどこかでバイトを初めて数ヶ月勤務して実績を作りましょう。。
いくらくらいから任意整理をした方がいいの?
これは人によってさまざまです。
任意整理はに○円からしか受け付け無いといった決まりはありません。
なので、本人の経済状況が「金利も返せない・・・。」といった状態にあれば、その時点でするべきです。
大学生の年収はせいぜい100万円ほど。。となると、33万円くらいでしょうか・・・?
まあこれに関してはその人や状況によっても違うので、迷う人は減額シミュレーションで診断してしまうのがいいと思います。
さくっと2分で入力できて、完全無料なのでおすすめです。
奨学金ってどうなるの?
奨学金は任意整理をしてもほとんどメリットがありません。
もともとの金利がめちゃくちゃ低く、分割もかなり細かいので、任意整理をする意味がほとんど無いです。
大学生が任意整理をするメリット
大学生が任意整理をするメリットは意外と多くあります。
1つずつ解説して行きます。
1.借金の金利をカットすることができる
任意整理の恩恵は何と言ってもこれです。
借金で苦労してしまうのは金利のせいといっても良いでしょう。
仮に金利が18%の借金が80万円あるとして、20,000円ずつ返済して行くのであれば
1,230,852円を5年2ヶ月で返すという計算になります。
金利を外すことは借金返済においてかなり重要なことです。
2.ブラックリストに登録されている期間を消費できる
これは大学生ならではのメリットであると言えます。
債務整理の手続きをするとどうしても「事故情報」として信用情報機関に登録されてしまいます。(いわゆるブラックリストってやつです)
社会に出てからブラックリストに登録されてしまうと、住宅や車のローンであったりを組むことができずに苦労する場合も多いです。
しかし、大学生であればそういったローンを組むことは滅多に無いので、ほとんど痛手を負わずにすみます。
3.借金癖を断ち切れる
「すぐ返すからとりあえず5万円から・・・」
といった形で借金を始めた方は多いのではないでしょうか。
僕は完全にこのパターンでしたw
任意整理をすればブラックリストに登録され、5年間は借金ができない状況を作り上げることができます。
4.奨学金を外して債務整理ができる
任意整理以外の債務整理では「全ての借金が対象」になってしまいます。
なので、必然連帯保証人が奨学金を返済して行くことになり、大きな迷惑をかけることになってしまいます。
任意整理であれば、奨学金のみを除外して債務整理ができるので、自分1人の問題として解決可能です。
5.借金の理由がギャンブルでもOK
という疑問を持っている人も多いと思いますが、任意整理は借金の理由がギャンブルでも手続きできます。
前提として任意整理は賃金業者との交渉です。賃金業者はボランティアでも更生施設でも無いので、ぶっちゃけ
「借金の原因なんてどうでもいい」
のです。
6.親にバレずにできる
さっきも言いましたが、任意整理は家族・同僚・友人に知られることなく手続きを進められます。
実家住みの大学生であっても、依頼する事務所に「親に知られたく無い」ことを伝えておけば郵便物や電話などでバレることもなくなります。
大学生が任意整理するデメリットはブラックリスト
任意整理をすることで、「事故情報」としてブラックリストに登録されます。
ブラックリストと聞くとむやみに恐れる人がいますが、結論こういうことです。
- ローンが組めなくなる
- 新たな借金ができなくなる
- クレジットカードが作れなくなる
といったことが5年ほど続きます。
これはさっきも書いた通り、一概にデメリットとは言えません。
借金の大敵は何と言っても借金癖です。これがある限りは何度返済しても借金を繰り返してしまいます。
5年間借金のない生活をしっかりと送ることで借金の癖はなくなりますし、社会人3年目・4年目のちょうどローンを組み始める頃にはブラックリストの登録も解除されています。
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大学生の借金、任意整理以外の解決策はある?
借金の解決策は任意整理以外にもあります。
- 生活費の見直し
- 親に頼る
- 在宅ワークをする
などです。
いざとなれば親に頼るのも手です。
金利のことを考えると賃金業者に借りているより親に借りている方が圧倒的に損が少なくてすみます。
僕は借金ニート時代にライティングを始めることで借金問題が好転しました。
始めて1週間ほどで時給千円以上は稼げるようになり、3ヶ月ほどで2,000~3,000円ほどまで到達しました。
【関連記事】:未経験者がWebライター3ヶ月目で月20万円稼いだ6つの手順を解説!
在宅ワークについてはこちら↓で詳しく解説しているので、興味がある方は見ておきましょう。
どうしてもローンを組む予定があるなどで、コツコツ返したい方は試してみましょう。
まとめ
解説した通り、大学生でも任意整理はできるし、デメリットもそこまで大きくないんですよね。
大学生は、学んで遊んで吸収するための時間。借金に追われるべきではありません。
社会に出る前の最後の貴重な時間を、借金の返済のためにアルバイトで消耗してしまうのは非常にもったいないです。
自分の状況を見て、ちょっとでも借金で苦労している場合は一度相談してみることをオススメします。
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