という人向けの記事です。
- 就職活動がなぜ”茶番”になっているのか。その原因
- 就職活動を楽しく行うにはどうすればいいか
- 就職する以外の道はあるのか。リスクはどれくらいか
就職活動があほらしくなって、正直もうやめたい、うんざりしているという人も多いと思います。
ぼく自身、大学生の時に就活で100社以上の説明会に行きましたが、その中で「就活ってなんでこんなに無駄なことが多いんだろう」と感じる場面はとても多くありました。
今回はその就活が茶番化している理由と、どうすれば楽しめるかをお伝えしたいと思います。
この記事を書いた人
キック(@kikumer)
大学時代に学生結婚。その後就活で100社以上受け、面接はほぼ全て通過する。その後2年目で年収700万円の上場企業に就職するも、2年で独立。家族で田舎に移住し、現在は主夫をしつつ在宅で仕事をしています。
就活が”あほらしい”3つの理由
ぼーっと就職活動をしていると気づかない人は多いですが、就活って本当に社会のばからしさ、矛盾の縮図なんですよね。
今日はそんな就活の超無駄な部分にフォーカスして行きたいと思います。
①就活スーツ・就活カバンは無駄のオンパレード
そもそも、これって全部無駄ですよね。
- 就活スーツ
- 就活用の地味なネクタイや靴
- 就活カバン
- 就活用の不慣れな七三分け
なんで社会人と就活生が別のスーツを着なくてはいけないんでしょう?
実はこれ、簡単な答えがあるんです。
それはスーツ業界の販売戦略です。知ってました?
明確な決まりなんてなくて、ただ単にスーツをたくさん買ってもらうためにスーツ業界がしかけた販売戦略なんですよ。
「まだどこにも染まっていない無地のスーツを就活スーツとしよう!」
みたいな。それで「就活スーツ!」とすることで、就活する時にはそのスーツを買うのが当たり前のようになる。
おまけに就活カバンや就活シューズまであるというのだから笑ってしまいます。
これ、喜んでるのはスーツ業界の人だけですよ。就活生も企業もメリットはゼロです。マジでこの世にこんな無駄なことはありません。
②夏にジャケット着るのは死ぬほど無駄
夏になってくると汗だくでスーツ着ている就活生をよく見かけるんですが、そのたびに思います。
脱げば??
こちらの画像はインラーンが開始され始めた時期の写真です。室内で全員同じ黒ずくめの服装でメモ帳持ってそれらしい顔でメモを取ってます。
転載:https://withnews.jp/article/f0190520003qq000000000000000W03j10101qq000019204A
この光景、違和感しかないですよね??
春とか夏ですよ?w就活の時期って。
もっと言えば、なんでまだ学生なのにスーツ着なくちゃいけないのかも謎ではないでしょうか。なんか誠実そうに見えるから?
会社員としての予行演習的な?
それって意味あるんですかね?
アロハシャツでいいんじゃね?
③志望動機は〇〇です!弊社の仕事は〇〇です!嘘ばっかり
就活の最大の茶番は何かと言えば、お互いうまく嘘ついた方が勝ち的なゲームになってることです。
就活生の嘘:「御社が第一志望です」「御社への就職を希望する理由は〜」
企業の嘘:「これは選考ではありません」「我が社ではこんな仕事をメインにしています」
マジで両方嘘しかつきません(笑)
こんな面接ってよくあります。
思ってもない志望動機をさもクリーンな感じで出していますが、ぶっちゃけその場しのぎの嘘だとバレるんですよね。
だからさらにうまいこと嘘を重ねて重ねて、それが器用な方が就活で生き残れるような仕組みになっています。
また、企業の方も「弊社ではこんな魅力的な仕事ができます!」と完全な嘘をつきます。
実際に入ったらルーチンワークで営業、営業、営業。
考えてみればスキルも何もない就活生ができる仕事にクリエイティブな仕事なんてあるわけないんですよね。
ただ、それをそのまま正直にいうと優秀な就活生を雇うことができないので、みんな必死に嘘をついて勧誘します。
ぶっちゃけ就活で言われる99%の仕事がイメージ操作されているので鵜呑みにしない方がいいです。
【関連記事】:就活面接必勝法!30回中2回しか面接に落ちなかった方法【人事部の声あり】
会社に入ってもネクタイや名刺ケースでヤイヤイ言われる
世の中生きてたら、就活だけじゃなく、他にも「無駄だな」って思うことたくさんありますよね。
僕が入った会社の研修とかで服装とか支持されることも多々あります。
例えば名刺入れ。
色は黒でホックはダメとか、ブランドはダメとか、皮じゃないとダメとか・・・・・・
僕は地元の業者が作ってくれた木製の名刺入れを使いたかったんですが、それもダメだそう。。
他にも靴の色は黒じゃないとだめ、ネクタイは~じゃないとダメ、スーツの色は。。。。
就活の時も先輩に買ってもらったこのネクタイ。
もちろん僕のためにわざわざ選んでくれたんだから使うじゃないですか。。そしたらどっかの大企業でそれはやめた方がいいよってアドバイスもらいました。
と思っていたので逆にこればっかつけていましたw
無思考でなんの意味もない慣習に流され、みんなと同じ服を着て同じ仕事をこなして、仕事ができるようになったらちょっと高いスーツ買っておしゃれして。
そういうのが楽しい人はいいと思いますが、個人的にはなんの魅力も感じませんでした。
だから僕は社会人2年目でやめちゃったんですけどね。
無思考でなんでも「協調性」と片付けるのはやばい
こんなこと言ってると、お前は社会というものを何もわかっていない!協調性とはそういうものだ。なんて声が聞こえて来そうです。
確かに社会でいきていくために協調性は大切ですが、明らかに無駄でしかない慣習にまで思考停止して従う必要はあるんですかね。
具体的に就活スーツや就活カバンに意味があるなら説明して欲しいです。
多分ないですよね。
だから無駄だし、そんなものをわざわざ買う必要はないんです。
こういうことを何も感じずにこなせてしまう人は自分で考える力がない人であることが非常に多いです。
これから人工知能によって単純な仕事はどんどんなくなっていきます。
そんな中で思考力がない人は、生き残ってはいけません。
楽しく就活するためには?
ただ、僕は就活が途中からとても楽しくなって100社以上受けまくりました。
就活って100%本音で受けるようになるとめっちゃ楽しいんです。
僕は面接時に「10年勤めたらやめます!」「志望動機は一番は年収です!」とか平気で言っていました。
面接官も反応が変わって面白いですよ。
「お!こいつ本音で来てやがる!」ってなります。
詳しくは別記事にまとめているのでご参考までに!
就活がどうしても嫌になったら別の選択肢もあるよ
就職活動があほらしくて嫌になったら、別の選択肢もあります。
具体的には以下です。
- 新卒フリーランス
- 起業
- 留学
- 実家を継ぐ
- 青年海外協力隊などの団体に入る
- ニートになる etc
具体的には別記事にまとめているので興味がある人は参考にしてください。
集団心理って怖い
集団心理って怖いです。特に日本人ってその色強いと思います。
皆がやっていると、いくらあほらしいことでも疑問に思わない。
小中学校、高校でもそうでしたが、衣替えって、、あれ意味あります?
もう暑くなってきてるのに汗だくで学ラン着ている人もいましたね。。ダイエットかよ!
学生時代に絶対いらんやろと思ってたもの
・劇の主役を数人にする文化
・学校の衣替え
・校長先生の話
・卒業式の練習
・陰口用の裏サイト、掲示板
・就活スーツ
・就活カバン
・就活用の靴
・手書きの履歴書ほかにもなんかあるかな。
— キック | 主夫リーランス (@kikumer) 2019年3月22日
今思えばあほらしいことも、その時は何とも思いませんでしたよね。これはもう洗脳です。
そういう意味では民主主義って怖いです。民衆が~が正義だ!と言えばどんなにおかしくてもそれが正義になっちゃうんですから。
もちろん個人の意見が正義!とか、自分の意見が正義!とか言うつもりはなくて。
個々人それぞれがある程度自由な発想をしてもいいんじゃないかなと思うだけです。
本当はそういった自由な発想をしてもいいように日本社会はできてるんですよ。ただ、それに気づけず今のレールから外れるのが怖いってだけです。
まとめ
- 就職活動は仕組み上、完全に茶番化している
- 就活を楽しむには常に「本音」でぶつかること。会社なんて腐るほどある
- 就活が嫌ならやめてOK。他にも選択肢は山ほどある
これから社会に出ると、いろんな不文律(不公平で納得いかないこと)が待ち構えています。
その度に、大人は「それを我慢するのも仕事のうち」「そんなことも我慢できない奴は何もできない」とか言ってきます。
ただ、これは全部嘘です!!!
断言しときます。
我慢が仕事になって楽しいわけないですし、楽しいことを仕事にする方法だって探せばあります。
もっと生きやすい場所ありますよ。僕が社会人2年やって、そのあと独立して飯食ってますが、世界は変わってます。
もちろんレールから外れることは大変なことの方が多いですが、その分楽しいことも増えます。
ぜひ、会社に入るときは、その世界が全てと思い込まないでください。
「これも1つの僕の(私の)経験か」くらいの軽いノリでいいです。そして「他の選択肢」も機会があれば探してみてください。
今がしんどいなら、もっと生きやすい道は必ずありますからね!