お金の勉強しろ!!
そんな言葉を耳にしたり、言われたことってありませんか。
僕も学生の頃からしょっちゅう「お金の勉強しろ」「マネーリテラシー高めろ」みたいな言葉を本で目にしたりしていました。
しかしそのたびに
と思い、あまり気にしてませんでした。
一口に「お金の勉強」と言っても
- 貯金
- 保険
- 住宅ローン
- 税金
- 不動産投資
- 株式
- 先物
- FX
- 仮想通貨
とまぁ、色々あり、どれを取ってもなんか堅苦しいし…。
ただ、ここでつまづいてももったいないので、本日は、僕ができるだけカンタンに
- お金の勉強とはなにか
- 初心者は何からどうやって勉強していくのがいいか
を解説していきます!
お金の勉強ってなにしたらいいの?わかんない!って人はぜひこの記事を参考にしてください。
そもそもお金の勉強はなんのためにやる?
お金の勉強はなぜやったほうがいいのか。
その答えはシンプルで、損をしないためです!
もう少し掘り下げると
お金とは社会のルールそのものであり、そのルールをより深く理解したものが得をする。
です。
資本主義社会はお金で回っています。だからお金のルールを知ることで、社会の攻略法を学び
- どうすればお金が貯まるか
- どうすれば無駄なお金を払わなくて済むか
- どうやったら黙っていてもお金が増えるか
などの知識を会得していけるわけです。
ここ、詳しく話すと長くなるので、詳細知りたい方はこちらを読んでみてください!↓↓
“お金”の本来の役割は『価値の保存』
お金の勉強法についてお話しする前に、少しだけお金の本質について触れさせてください。(めんどいって人は読み飛ばしてください)
お金がなかった時は物々交換でしか、お互いに取引ができなかった時代がありました。
しかしそれでは
- 魚を取ってくる人
- 野菜を育てる人
- 肉をとる人
がそれぞれのタイミングでお互いのものを欲してないと交換できなかったんですね。
交換できないと肉も魚も野菜も腐っていきます。
しかし!
『お金』が誕生してからは、そのものの価値を保存できるようになりました。
一度にたくさんの魚が取れても、それをお金に換金しておけば、価値が保存され、いつでも好きな時に野菜が買えるようになります。
要はお金とは価値を腐らせないための代替品。商品券みたいなものなんです。
このことが急速に世界の経済を発展させていったわけですね。
そしてその『お金』を軸に社会や経済が回っているため、お金は『社会のルール』そのものととらえることができるわけです
具体的にお金の勉強をすることによるメリット
僕は前職の関係で、多くの個人事業主の確定申告(自分が払う税金を申告する行為)のお手伝いをしてきました。
その中で知ったのは、世の中がお金の知識を持っている人はお金で損をしない仕組みになっていることです。
例えば税金。
ふるさと納税の上限額を知っていれば適切な金額で住民税と所得税を節税し、各地の特産品をゲットできます。
確定拠出年金の仕組みを知っていれば、一般的な個人年金に加入することはまずあり得ません。
僕の知人で年間150万円ほどの収入の事業主がいましたが、実は「家内労働者特例制度」を使えば手続きはものの30分とかで非課税にできたのに、それを知らなかったばっかりに30時間の作業と7万円の税金を無駄にしました。
知識がないだけであまりにも不平等な税金が課せられることはよくあるんですね。
▼※参考事例を書いた記事▼
ほかにも『お金の知識』がないだけで損することは、今ぱっと思いつくだけでもこれだけあります。
これらはほんの一部です。
貯金、税金、資産運用、投資、支出管理、収入増。
全てにおいてお金において損をせず、豊かに過ごして行くにはお金の知識が必須ということなんですね。
これを知っているか知らないかで、数十万、数百万円、あるいは数千万円も損するか得するかが変わってくるんです。
マネーリテラシー(お金の知識)は、社会のルールの攻略法をどの程度知っているかの指標とも言えます。
が、攻略法を知らなければ、効率の悪い方法で愚直にやってくしかないんですね。
これがお金の勉強をしたほうがいいよ!という理由です。
初心者がお金を勉強するのに最適な方法8選!【ステップごとに解説】
はい、ではここからはお金の勉強が手っ取り早くできる方法を初心者が取り組むべき優先順でお伝えします!
できそうなとこからぜひ取り組んでみてくださいね!
Step1.講座や塾で教えてもらう
まず取っ掛かりとしては、セミナーが一番早いです。
お金の知識がないと自覚している人は、もともとお金の計算なんて好きではないと思います。
さあ独学で勉強しよう!と思っても
- 「節約!実際に電気代はいくらなんだ?ああ、調べるのめんどくさ」
- 「税金!って今いったいいくらかかってるの?計算めんどくさ」
- 「キャッシュフロー?は?何それおいしいの?」
と、結局「もういいや。」と言って投げ出してしまいます。
典型的な『お金の勉強嫌い』です。
なのでそういう人は、お金の勉強ができる講座や塾を受講するのが一番手っ取り早いです。
もちろん一度の受講で知識レベルが格段に上がることは期待できませんが、一度の講座でもそれがきっかけでお金の勉強(投資、資産管理、会計etc)に興味を持つことができるかもしれません。
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Step2.FPに個別でライフプランを作ってもらう
次に個別の面談でおすすめなのが、FPへの無料相談です。
実はファイナンシャルプランナーは保険の販売員とは違って、あなたの理想とするライフプランと現実をできるだけすり合わせるために必要なことを教えてくれるのがメインの仕事なので、色々と相談に乗ってくれます。
あなたのこれからの人生設計プランに応じて、どのようなライフイベントでいくらくらいのまとまったお金が必要になってくるか、収入と支出の見込みを統計的な数字から算出してくれて、グラフや表などを作って割出してくれます。
もちろんその中で彼らは保険を紹介することで利益を生みますが、あくまで中立の立場なので、ゴリゴリ営業してくることはありません。
あくまで「保険の紹介も受けるだろうな〜」くらいに思っておけば何の問題もありません。逆に自分の人生設計について具体的な金額で落とし込めるので、十分勉強になります。
僕も就職してすぐ相談したのですが、人生に必要なお金と収入見込みを具体化することはまさにお金の勉強そのものです。なので個人的には超おすすめ!
特に家族がいる方、結婚している方にはかなりおすすめです。
\何回相談しても無料!/
ちなみに生命保険についてファイナンシャルプランナーに無料相談するだけでお米やお菓子、お肉がもらえたりします。
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Step3.本を読む
お金の知識を一番手軽に身につけることができるのは、やはり読書です。
実際、お金についての本は色々出ていますが、あからさまな金融関係の本とかだと、最初読んでもちんぷんかんぷんです。
面白くないと頭に入らないので
途中まで読む→飽きる→古本屋に売り飛ばす。が関の山なんですよね(笑)
おすすめのお金の勉強になる本は?
代表的なのは皆さんご存知の、【金持ち父さん 貧乏父さん】です。
2,000年に初版が出版されてから世界的なベストセラーとなり、今もなお、売れ続けています。
また、それ以外にももっと気軽に勉強したい人は漫画で学ぶのもおすすめです!
これなんか投資や経済の歴史も学べて超勉強になりますよ!
特に初心者や難しい話が嫌いな人にとっては、本よりも知識がスラスラと入ってくるので最初のハードルは低めです。
Step4.家計管理(家計簿)をつけてみる
家計のキャッシュフロー(現金の流れ)を把握できるようになれば、それだけで資産管理の勉強になるんですね。
- 毎月お金がいくら減って
- いくら収入が入って
- だから残高はどう変化し、それを今後どう活かしていくべきか
これを把握できるようになれば、自分自身がお金で困る可能性をグッと下げることができてしまいます。
一歩目の勉強としては、自分のお金でもある家計管理から始めてみるのも悪くないでしょう。
【関連記事】:【超簡単】毎日続けなくていい。20代で1000万貯金できた家計簿の付け方
Step5.ゲームやアプリで勉強する
経済や金融って、なんか言葉からして堅苦しいですよね汗w
そういった知識を楽しくゲームアプリで学べたら嬉しいのではないでしょうか。
ボードゲームやテレビゲームを家族みんなで楽しみながら勉強できるのもいいですよね
最近ではお金、経済に関して勉強できるアプリも結構出てきています。
- 投資・資産運用が学べるアプリ
- 家計簿・お金の管理が学べるアプリ
- 経済を勉強できるアプリ
- 子供へのお金の教育になるアプリ・ゲーム
などなど、ジャンルも様々で、目的や用途に合わせてアプリをインストールしてみてもいいでしょう。
Step6.資格を取る
何かを勉強する!と言う時に、その目標が漠然としているとチャレンジしにくいですよね。
そんな時にお金の勉強ができる資格があれば、その資格取得に向けて勉強するので、わかりやすい勉強法となります。
主にお金の勉強となる資格は
- FP
- 証券外交員
- マネーマネジメント検定
- 簿記
- そのほか、公認会計士・税理士・社会保険労務士・中小企業診断士などの士業
などが一般的ですね。
中でも王道ですがFP、マネーマネジメント検定はおすすめです。
両方とも能力資格(能力値を示す資格で独占業務はない)ですが、相対的にお金のことについて勉強できます。
FPに関しては、ライフプランニング、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング(税金)、不動産、相続・事業継承、生活に直結することを中心に幅広いマネーリテラシーを身につけることができます。
個人的にはFP3級だけでも取得していれば、それなりに詳しくなれると思います。
Step7.実際に投資をしてみる
お金についての見識を広めるために、実際に投資をしてみるのもいいです。
投資は怪しい!という人は多いのですが、怪しくないです。汗
投資と投機(ギャンブル)は全然違います。
初心者は、実際にローリスクな投資から始めてみるのもいいと思います。
ちなみに積立保険や自動取引FXも立派な投資です。
得もしにくいですが損もしにくいです。ローリスクローリターンでも銀行に預けるよりはよっぽどマシなので、今のうちに挑戦しておくことをお勧めします。
【関連記事】:【初心者】令和から始めるべき少額から投資できる資産運用3選!
Step8.実際に金融系の仕事に就く
一番深くお金に関しての知識を勉強するには、やはり金融系の仕事をすることが早いのはいうまでもありません。
僕は新卒で入った会社は「財務コンサルティング」の分野でしたが、税金関係の仕事で税務にはかなり明るくなりました。
今は個人で仕事をするようになりましたが、確定申告も特に勉強をしなくても、難なく終わらせることができています。
税金を仕事を通じて学べたのはラッキーでした。
また、これ以外でも銀行員や証券マン、保険関係の仕事に従事した人は、資産運用、投資をはじめとする金融関係に明るくなるのは必然のようですね!
将来、お金に困りたくない!と思うなら、こういった職業を選ぶのも1つの選択肢と言えるでしょう。
Step9.自分で事業を起こしてみる
少しハードルが高いですが、やはり実際に自分で事業を起こしてみるのが、マネーリテラシーを鍛える手っ取り早い方法です。
まあしかし、事業を起こすといっても大げさなことではなく、まずは副業などでメルカリでいらないものを売ったり、ブログを書いたりでも大丈夫です。
それで稼げるようになってきたら、自分で事業をしていることになります。
自分で事業をするようになると
- 売り上げ
- 経費の計算
- キャッシュフローの把握
まで全て自分でやらないといけません。
確定申告(税金を決める手続き)などの税務手続きも全て自分で作業します。
そうなると勝手にお金に関する知識は身につきます。
実際に個人事業主(フリーランス)の人と話すと、お金のことや税金関係のことに詳しい人は多いです。
▼継続的な収入が見込める在宅ワークをまとめた記事▼
お金の勉強はどこから(何の分野から)始めればいい?
以上紹介したのがお金の勉強方法です。
この問いに関しては
なんでもいい。
というのが答えになります。
もちろん明確に何か目的があるなら話は別です。例えば会社で経理の仕事をすることになったなら、簿記を学ばなくてはいけません。
しかし漠然とお金の勉強がしたい!という感じならお金の仕組み、社会の仕組みを学ぶというのがお金の勉強になります。
だからみんな何から手をつけていいのかわからなくなるんですが、だからこそ自分が興味を持った分野からでOKです。
- 貯金
- 生命保険
- 社会保険
- 住宅ローン
- 税金
- 簿記
- 起業分野
- 不動産
- 株式
- 先物
- FX
- 仮想通貨
このうちどれかに興味を持ったなら、そこから勉強してOKです。
どうしても「どれでもいい!」という場合には、セオリーで言えば貯蓄から学んで自分たちの生活に直結する保険やローン、税金などから勉強していくのがベターです。ただ、興味のない分野だったらすぐ辞めてもOK。
自分が興味を持った分野を優先的に取り組んでみましょう!
まとめ:お金についての勉強は死ぬほど大事!
社会で生きていく上で「お金の勉強」ほど大切な分野はありません。
冒頭でも言ったように、社会で生きていく上でのルールがお金です。
その仕組みを理解しないということは、社会の仕組みを理解しないのと同じことになります。
本を読む、資格取る、セミナーに行く、転職、起業。なんでも、自分のやりやすい方法でお金について学んでみましょう!
この記事を読んで「そっか」で終わらないようにしましょう。
今から行動を起こせばきっと見える世界や、物事の捉え方が少しずつ変わってきます!
何からやればいいの?って人は、とりあえずはマネーセミナーに足を運んでみてください!無料で全体的に勉強ができるのでおすすめです。
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