今日は車を買う時についての節約術をお伝えします!
車って何かと必要ですが、なかなか維持費がかかりますよね?
人生の三大支出が住宅・保険・教育費と言われていますが、それに並ぶくらいの出費があるのが車です。
なんと、仮に20~70歳まで乗ったら4000万円かかると言われているんです。
大きいですね。
人生をより楽にしていくためには、大きな出費に目を向けていく必要があります。
今回は、車にかかる費用をできるだけ抑える方法について解説をしていきます!
この記事を書いた人
キック(@kikumer)
学生時代貯金がマイナス30万円になったことを機にお金の大事さを痛感。そこから奮闘し、25歳で1200万円貯まったので脱サラして家族で田舎に移住しました。現在は主夫兼在宅ワーカーをしています。
年間の車の維持費は50~60万円!?
車は普通に乗っているだけで、維持費が年間50~60万円かかると言われています。
結構大きいですよね汗
そして一生涯では約4,000万円もかかっていると言われているんです。
それぞれ何にいくら使っているのか、費用の内訳を見てみましょう!
車の本体代
まずは車の本体代です。
全国の車の平均購入価格が170万円、そして平均購入頻度が8年に1回とされているので人生では平均で6回程度。
車の購入価格だけで、平均10,655,000円も使っているという計算になります。
つまり、車を持っている人と持っていない人で購入価格だけで1000万円の乖離があるということですね汗
車のローンの利息
車のローンは平均で2~7%と言われています。
中には10%という高金利のものも存在します。
そして、車を購入する人の約半数はローンを組むと言われているんですね。
車のローンがだいたい2~5年なので、平均で見ると約61万円となります。※計算式
ガソリン代
ガソリン代に関しては、その人の生活スタイルや車の燃費によっても全然変わってくるとは思いますが、だいたい平均10~15万円/年間かかっていると言われています。
自賠責保険料
自賠責費用は基本的に年間12,000円程度なので、これは車に乗る限り必ずかかってくる費用と考えてOKです。
これも50年間乗るとしたら、60万〜70万円位となります。
任意保険料
任意保険は車種、年齢、等級によって金額が著しく変わってきます。
損害保険料率算出機構というところの2015年の数字では、保険料がおよそ3兆9,222億円、契約している車の台数が6,300万台と言われています。
単純計算ですが、これを割ると一人当たりの年間平均保険料は63,000円となります。
駐車場代
駐車場はそもそもお金がかかっている人といない人、また住んでいる土地によってもピンキリです。
東京とかだと月3~4万が平均だったりしますからね汗
ただ、月極駐車場の相場は全国平均だと約8,000円/月と言われています。
単純計算で考えると、50年で480万円となりますが、こちらも駐車場にお金がかかっている人の割合をだいたい半数とすると250万円くらいが相場かなという計算になります。
車検代
2年に一度やってくる車検。これも維持費として大きな割合を占めますよね汗
車検代は軽自動車でだいたい7万円、コンパクトカークラスだと10万円前後と言われています。
これも車種によりますが、ざっくり10万円とすると、50年で250万円という計算になります。
消耗品や点検費
カーナビをつけたり、グッズを買ったり、あとは点検費用ですね。
これは特に指標がないのですが、年間点検料の平均が1.5万なので、概算で2万円くらいと考えると、50年で10万円くらいと憶測できます。
ただ、車に乗っているとおそらくもっと使っているとは思いますが汗
税金
自動車税(重量税)にかかるお金ですね。
だいたい平均で3万円前後なので、50年間では150万円前後という見通しが立ちます。
車は一生涯で4000万、少なくとも2000万
車は一生涯で4,000万円、少なくとも2000万円は使っています。
なので、かなりお金のかかるものであることは間違い無いですね。
車で無駄に高いお金を使わない賢い工夫4選
なので車の維持費にできるだけお金を使わない工夫をいくつか紹介します。
車を持たずに公共交通orタクシーを使う
まあ極論車を使わないに越したことはありません。
車の維持費が一生涯で4,000万をタクシー代で使おうとすると、一回2,000円としても2万回は乗らないといけないので、50年で割ると年間400回乗ることになります。
電車などの公共交通機関を使えばもっと安いのは明白ですね。
維持費の安い軽自動車にする
車がどうしても必要な特に地方なら、軽自動車にするなどの工夫でかなり費用を抑えることができます。
乗用車から軽自動車に変えたんですが
・年間保険料→3万減
・自動車税→4.5万減
・燃費→15km/l増
・車検代→10万減
・その他タイヤ交換など維持費大幅減となり、めちゃくちゃ節約できました。
乗用車のメリットって物が乗る、長距離が楽、くらいなので、軽自動車の圧倒的コスパの勝利ですね。
— キック | 主夫リーランス (@kikumer) 2020年1月22日
乗用車から軽自動車に変えたんですが
・年間保険料→3万減
・自動車税→4.5万減
・燃費→15km/l増
・車検代→10万減
・その他タイヤ交換など維持費大幅減
となり、めちゃくちゃ節約できました。乗用車のメリットって物が乗る、長距離が楽、くらいなので、軽自動車の圧倒的コスパの勝利ですね。
車は見栄を張って身の丈以上の車を買うと、維持費等でがんじがらめにされてしまいます。
自分の身の丈に合う、というより、身の丈以下の車に乗ることをお勧めします!
ローンは組まない
車のローンはさっきも言いましたが、年間2~10%と、普通の銀行の金利や住宅ローンよりもかなり割高です。
借りるのは数年としても、結局数十万円を支払うことになるんですね。
仮に300万円の車を5年ローンで借りるとします。
すると、月々58,000円の返済で総額3,375,000円を払わなくてはなりません。
約40万円を金利で支払うんですね。
これは大きいです。
リセールバリューの高い車を買う
リセールバリューとは、その車を売る時の値段を考えた時の価値です。
例えば300万円の車と1000万円の車があったとします。
基本的に節約志向なら300万円の車を購入しようと思いますよね。
ただ、下取りの時の価格では100万円、900万円となる可能性もあるんですね。
つまり300万の車より、1000万円の車の方が結果的に安くなる可能性があるということです。
なので車を買うときは販売するときいくらで売れるかも視野に入れて購入検討することがおすすめです。
一番怖いのは見栄で車を買うこと
車を買うとき、多くの人が
この車に乗っていたら周りからどう思われるか
という指標で選びます。
確かにそれも大事かもしれません。
しかし、見栄ほど高いものはないんですよね。
車を購入することが自分のステータスだと考えるのは今すぐやめましょう!
周りから「いい車乗ってるねえ」と思われることに対する代償が本当に大きなものになります。
自分の収入に見合った車を買いましょう!
収入に応じた適切な車の価格
一般的には年収の半分くらいがいいと言われています。
つまり年収300万円の人なら、150万円までの車ということですね。
ただ、これは思いっきり間違っています(笑)
なぜなら年収の半分の貯金がある人はほとんどいない、つまり必ずローンを組む金額だからです。
指標としては、今の貯金金額の5分の一以下で変えるお金です。
車は買って終わりではなく、そのあと維持費がかかります。
しかも車で必要以上の贅沢をしてしまうと、本当に必要なその他の生活費を圧迫します。
もちろん贅沢をしたり、車にお金をかけることは悪いことではありません。
ぼろアパートに住みながら高級車を乗り回す人もいます。これは優先度の問題であって、どっちがいいという話ではありません。
しかし、いい車も欲しい、いい家も欲しい、いい服も欲しい、美味しいものも食べたいではダメなんですね。
車が人生で第一優先ではないのなら、車は今の貯金の5分の1これが鉄則です。
まとめ:車は贅沢品
車は贅沢品です。
事実、今はいい車を所有することへの若者のよくというのはあまり強くありません。
現に若者の車の所有率は年々減少しています。
自分の収入や貯蓄に見合った移動手段としてのツールを手に入れる程度に済ませておくのがおすすめです。
もし、贅沢をしたいなら、もちろんOKですが、その代わり
- 他の欲望を捨てるか
- 今より年収をもっとあげるか
このどちらかはしなくてはなりません。
二兎を追うものは一兎を得ずです。車は予想以上にお金がかかるもの。それを自覚して、どういう買い方をするのかをしっかり考えましょう!