という人向けの記事です。
在宅ワークの中で、ある程度稼げるポテンシャルもあってかつ気軽に始められるのがWebライターですよね。
日本語自体はみんな学校で習ったので文章自体は誰でも書けますし、リスクもないので気軽に始められます。
さて、そんなWebライターですが、始めたはいいものの稼げないと意味ないですよね?
今回は実際にライターやってる人数人に話を聞きながら、
統計的にWebライターは平均でどれくらい稼いでいるのか
どんな手順で始めていけば稼げるようになるのか
この2点について解説したいと思います。
この記事を書いた人
キック(@kikumer)
学生時代貯金がマイナス30万円になったことを機にお金の大事さを痛感。そこから奮闘し、25歳で1200万円貯まったので脱サラして家族で田舎に移住しました。現在は主夫兼在宅ワーカーをしています。
最初に結論、Webライターで稼ぐのはわりと余裕です
最初に結論を言っておくと、ライターで月収20万円まで稼ぐのって、結構余裕でいきます。
ライターで月収20万円稼ぐのは結構簡単で、
例えば1時間で2,000文字書ける人が、文字単価2円の案件を受けられるようになれば、月の労働時間は50時間で月収20万を突破できる。
最初に案件を受けるまでが難しいけど、優秀なライターの需要はめっちゃあるので他の副業よりも稼げる可能性は高い。
— キック | 主夫リーランス (@kikumer) 2020年3月6日
基本的にはライターは文字単価で案件を受けることが多いですが、普通に頑張って仕事して、かつちゃんと依頼してくれる企業を選べば文字単価1円は即効でいきますし、文字単価2円もそんなに難しくないです。
あとで紹介しますが、僕の知人でも普通に1日の労働時間が3時間未満でサラリーマン以上に稼いでいる人もいますし、仕事の基準値が普通のサラリーマンくらいあれば結構余裕で稼げます。
去年は初めて通算50人くらいのフリーランスに仕事を振ってみたのですが
普通に
・納期フル無視
・音信不通
・会話通じない
・指摘すると不機嫌
・意味不明な所でキレると言う人が結構いたので、りゅうけんさんとかも言ってたけどフリーランス市場はまともな人なら結構余裕かもですね。笑
— キック | 主夫リーランス (@kikumer) 2020年1月21日
普通に
・納期フル無視
・音信不通
・会話通じない
・指摘すると不機嫌
・意味不明な所でキレる
と言う人が結構いたので、りゅうけんさんとかも言ってたけどフリーランス市場はまともな人なら結構余裕かもですね。笑
要するに、ライターという職業は参入障壁が低い(気軽に始められる)ので、適当にやってる人も多いということです。
なのでその分、普通に会社員の仕事と同じくらいの基準値で取り組めれば、会社員くらい稼ぐのは余裕ですよということです。
どんな仕事にも言えることですが、基準値が他の人より高ければ、ある程度稼ぐことはできますよってことですね。
Webライターの平均月収、年収は〇〇円
Webライターの平均年収は、はたらいくという求人サイトの情報では、
個人でやってる人だと259万円と言われています。月収でいえば18万円くらいです。
また、フリーランス協会の『フリーランス白書 2019』によると
年収400万以下が59%で、年収1000万以上は約5%と出ていました。
また、ライターにもいろいろ種類があり、マイナビの調査によると、一般企業に勤めている人も合わせ、ライターをジャンル別に分けるた平均年収が以下のようになっていました。
- コピーライター 553万円
- テクニカルライター 490万円
- 記事・ライター 463万円
一般企業に勤めている人はやはり収入が高いので平均年収も上がるようですね。フリーランスより安定してお金が稼げています。
まあ何れにしても、ライターで平均的であれば食べて行くくらいは稼げるよってことですね。
50人以上に発注してわかった!稼げるライターの特徴
僕はこの1年間で50人以上のライターさんに案件依頼をしてきました。
なかには50本以上の記事を依頼した方もいます。
この経験から、発注側だからこそわかった稼げるようになるライターさん(要するに僕が「この人に依頼したい!」と思えるライターさん」の特徴を紹介します。
- 文章を書くのがとにかく好き(読者の立場になって記事が書ける)
- 納期は基本前倒しで守る
- 報酬以上の仕事をするように心がけている(言われたこと以上のことをする)
文章を書くのがとにかく好き(読者の立場になって記事が書ける)
ライターさん30人以上にお願いして気づきましたが、過去の経験とか過去の執筆数とかあんまり関係ないですね。
・どんな分野でも貪欲に取り組む姿勢
・文章書くのが好きかどうか(読者を想定して書けるか)この2点そろってれば初心者でも超優秀。
先月始めたライターさんが優秀すぎて笑いました
— キック | 主夫リーランス (@kikumer) 2019年7月28日
・どんな分野でも貪欲に取り組む姿勢
・文章書くのが好きかどうか(読者を想定して書けるか)
この2点そろってれば初心者でも超優秀。先月始めたライターさんが優秀すぎて笑いました
ライターをして行く中で一番大事なのが文章を書くのが好きということです。
これは間違い無いと思います。
文章を書くのが好きって、要するに、読者の立場に立ってわかりやすい文章を書くことを楽しめるってことなんですね。
これまで見ていた方も、やはり優秀な人はみんな「文章書くのが楽しい!」って言ってました。
基本的に人は楽しい時が一番パフォーマンスが高くなるので、ライターやるなら文章書くことを楽しめるのは一番大事な素質だと思います。
納期は基本前倒しで守る
納期を前倒しで守ってくれるだけでクライアントから信頼度爆上がりです。
ライターの世界では、余裕で納期から遅れてくる人もいるので、普通に納期守るだけでもかなり信頼を得ることができますが、その上で納期を前倒しにできる人はライター界では神のように扱われます(笑)
クライアントからの信頼があつくなれば、その分継続して仕事を依頼されることも多くなり、必然的に収入は増えやすくなります。
報酬以上の仕事をするように心がけている(言われたこと以上のことをする)
ライターに限らず、基本的に報酬以上の仕事をしようと心がけている人はどんな分野でも稼げます。
ライターは案件を依頼される時、「このテーマで3000文字書いてください」という感じで案件をもらうのですが、この時に
ただ、そのテーマについて最低限の情報を3,000字でまとめる人と
そのテーマについて深くリサーチし、読者にとってもっと「こうした方がいいのでは?」と提案できる人では、圧倒的にパフォーマンスが変わります。
なので、ただ言われたことをやるだけではなく、自分なりの工夫や付加価値をつけようとする人は、クライアントからも愛され、報酬もUPして行くということですね。
今からWebライターをゼロから始めるとしたら、まず何をすべき?
やっぱり最初何やったらいいかというのは、これから始める人からすれば一番きになるところですよね。
これは、実際に現役ライターとして活躍していて、僕も依頼したことがある方に聞いてみることにしました。
ライター月収27万円の「ウォーターさん」にインタビュー!初心者は何から始めればいい?
ちょっと聞きたいんだけど、初心者がこれからライターを始めるとしたら、どんな案件が狙い目とかありますか?初心者でも書きやすいとか、わりと単価が高めの案件ジャンルとかあるのか。
どうやって仕事を探して受ければいいのか、交渉はどうすればいいのかなどもあれば知りたいっす!!
それを見つけるためには初心者ならクラウドソーシングですね。単価も、納期も、内容も真っ当なら取り敢えず提案、仕事の進め方、連絡の取りやすさなど良かったら安定納品して、2、3ヶ月くらいやって単価が動かない+仕事が楽にならないなら切るとかになるんですかね。初心者でも2ヶ月くらいやって時給1500円とか切るようならあんまりいい案件とは言えないかなと思います。
交渉の方法としては、ベタに「他の案件が忙しくなりつつある」「バランス調整は可能なので単価を上げられないか」を伝える感じですかね?+αの心がけが大事とよく言われますが、僕はたまたま意識してなかったです。あんま考えなくても手を抜かずにやったら少しずつ上がってくと思いました。あとライティングってかなり労働作業なので、心に負担をかけない案件があると全然違いますね。多少単価低くてもダラダラ酒飲みながらでも書けるような緩いクライアントor得意分野とか持っておくとだるい時に息抜きになってリズムが生まれてくるねみたいなことはよく他のライターさんと話してました。
うおおお!なるほどすぎる。ありがとう!!
ちなみに抽象的な質問だけど、ライターで生活費稼ぐってハードル的にはどう?
また、初心者はまずどんなメディアでもいいので「知識は無いが、文章力は真っ当」っていう記名記事を作るべきですね。これ一つだけでも持っておけば次から1円以上の案件は貰えるので。あと、商品紹介とかの分野だとポートフォリオとか全く無しでいきなり1.2円とかの案件あります。ただ、本当に宿題をやらされてる気持ちになるので僕は消耗しました。ライターを主な収入源にするのは数ヶ月で卒業するべきだなあと思います。好きならいいんですけどね
月収30~40万円稼ぐライター「かっきーさん」にインタビュー!
案件でいうと、SEO以外ですね。ライターってSEO集客目的の記事、取材記事、LPとかに別れたりするんですが、一般的にはSEOライティングに参入する人が多いです。が、そこから取材もできるようになったり、LP書けるようになる人が少ないため、取材やLP系の記事案件はスキルがある人に仕事が固まっているからです。
特に取材はリクルートサイトを充実させるために、社員へインタビューしてほしいという依頼がめちゃくちゃあるので、かなりおすすめです。多分ですが、営業できる人ならそれを専業にしても余裕で食べていけますw
初心者でも書きやすいとか、わりと単価が高めの案件ジャンルとかあるの
まあ初心者がまず取り組みやすいのはSEOの記事なので、一般的な普通の案件から始めてもいいかもしれません。
もちろんテクニカルな側面もありますが、生活系のメディアとかであれば書ける人が多いですし、自分が今利用しているサービスを提供している企業がオウンドメディアを運営していたら、契約決まりやすいと思います。
案件は、単価高めでいうと、やっぱり金融とかですね。ただし、専門性が高くなるので初心者には少し難しいかもしれません。世の中の潮流的に、カジノとかAIとかもっと伸びると思うんで、先読みして勉強しておくみたいな姿勢があれば、自然と高単価な案件も受注できるんじゃないかなという印象です。
ちなみにかっきーさんは今メインでなんの案件を受けてるんですか?
ただ、僕は営業メインでほとんどは外注してます。
ちなみにこれから初心者がライターを始めるとしたら、まず何からやればいいでしょう?
以前、初心者がWebライター3ヶ月目・クラウドワークス活用で月20万円稼いだ6つの手順を解説! にも詳しく書きましたが、
- クラウドソーシングで実績作り
- 実績を武器にクラウドソーシング以外でも営業して単価アップ
この流れは大きくは変わらないと思います。多分ここら辺は誰でもいうこと同じだと思いますね。
ただ、コロナの影響とかでリモートワークとか副業市場が拡大すると思うので、競争が激化すると思います。
そうなると、クラウドソーシングだけで稼ぐことが難しくなると思うので、営業できる人とかポジショニング上手い人が生き残ると思います。
なので、大切なのは上記以外に、スキルをたくさん持つということだと思います。繰り返しですが、取材やLPができる人って少ないんですよね。SEOもできて取材もできてLPもできるみたいな人って、いそうでライターには全然いないので、スキルの幅を広げるのはかなり重要だと思います。
人によると思いますが、無料版とか体験ができるサービスが多いジャンルはおすすめです。
たとえば、VODですね。
いろんな会社がサービスを提供しているので、母数も多いんですが、ほとんどが1ヶ月無料で使えるのですべてのVODを無料で利用して比較すれば、VODに関してはかなり詳しくなれると思うんですよね。
それを武器に営業すれば、お金をかけずに実績を作れるので、このやり方は良いかなと思います。
配車アプリとか音楽配信サービスとかも行けると思います。
稼げる稼げないでいうと、本人の努力次第なのでなんともですが、このやり方で書けるジャンルを増やせばライターだけでご飯食べられるくらいにはなると思います。
あと、ある程度かけるようになってくると単価の交渉をしないといけなくなってくると思うんですけど、かっきーさんはどんな感じで単価交渉してますか?
単価交渉のコツは、単価を上げられない理由をなくすってことですね。論理的に単価交渉するというイメージです。
僕は過去に文字単価2.5円の案件を1回の単価交渉で5円にしてもらったことがあるんですが、それも完全に論理で納得してもらったという感じです。
ちょっと詳しくは忘れちゃったんですけど、めちゃくちゃざっくりいうと、作業範囲がこれくらいで、どこにどれくらい時間がかかっていて割に合わないから単価上げてくださいという感じですね。
クライアントとの相性も良かったのか、快く単価アップしてくれました。
なるほど、高単価で受けられると外注もしやすくなりますもんね!勉強になります。
では最後に、総じてライターという仕事はおすすめかどうか、どういう人におすすめか伺ってもいいですか?
自分で自分を奮い立たせられる人にはとてもおすすめだと思います。文章力とかは後からついてきます。リモートワークができて、参入障壁が低いので、なりやすいですしね。
ただ、参入障壁が低い分競争も激しいので、目標金額分の仕事を確保する営業能力と、その仕事をちゃんとやりきれる自己管理能力が必要です。
最初から全部するのは難しいと思うので、まずは副業とか出始めるのが良いと思います。
営業に関しては、もっと掘り下げて詳しく僕がライター営業のnoteを出しているので、参考にしていただけると幸いです。980円で有料ですが、絶対に損はさせません。
おおー!それはいいですね!
これからライターでガチで頑張りたい人は買って損はなさそうですね!
今回は取材協力ありがとうございました!