こんな疑問に答えます。
軽い気持ちで使い始めたカードローン。その手軽さと便利さを一度知ってしまうと、人によっては「今月もちょっとなら・・・」とズブズブと使い続けてしまうこともありますよね。
僕も、ほんの軽い気持ちで生活費を補填するために使い始めたカードローンですが、使っているうちに感覚がおかしくなり…気づけば70万円以上の借金を作っていました。
今回は、昔カードローン地獄に陥っていて、現在はなんとか抜け出した僕が「カードローン地獄から這い上がる方法」を具体的に説明していきます!
ウォーター
新卒で人材業界入社するが2年で営業が嫌になり退職。
根っからのニート気質により、その後カードローン70万円の借金ニートへ。毎日天井見つめてビール飲んでいました。
現在はなんとか借金問題は解決し、フリーランスとして独立してます。
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カードローン地獄一番の原因!リボ払いの恐ろしさ
カードローンで恐ろしいのはやはりリボ払い。
しかし、返しても返しても元本が減りにくいこの仕組み、ハマってしまうとまさに泥沼です。
リボ払いは通常の分割払いとは違い、毎月に払う金額を固定化できるのが特徴です。
例えば、10万円の買い物をしたとします。普通なら2回払い、3回払いなどで数万円ずつ払っていくのですが、リボ払いであれば「毎月5,000円」など、好きな額を設定して長期で払っていくことが可能です。
【図解:10万円のパソコンを普通の2回分割払いで買って2回で支払いを終えるのと、リボ払い5000円で延々と支払っていく図を作って欲しいです。リボ払いの方には「払っている間は金利が発生する」という表記も欲しいです。下に参考図を貼るので、参考にしていただけると幸いです!(終わったら消していただけますでしょうか!)】
しかし、この方法だと返済がめちゃくちゃ遅れてしまうので、支払額によっては永遠に返済が終わらないんですよね。
例えば金利15%の100万円の借金の利息は月々12,500円。
これに対して、毎月15000円のリボ払いで返済で完済するのにかかる期間は12年 1ヶ月間です。
総額にすると 2,163,337円…。
多くの人は今元本がどうなっているのかを確認せずにリボ払いを使い続けるので、ある日確認してみると「全然減ってない!むしろ増えてない?」ってことになるんですよね…。
カードローン、払えなくなるとどうなる?
カードローンを滞納してしまうとどうなるのでしょうか。
ってなことにはなりません。が、滞納を続けると財産の差押えに合うことになります。
滞納を続けた時の流れとしては
滞納期間 | 賃金業者の対応 |
初日〜1ヶ月 | 電話による督促 |
1ヶ月〜3ヶ月 | 督促状・一括請求 |
3ヶ月〜 | 裁判・差し押さえ |
こんな感じ。
もしも滞納が発生しそうな場合は、賃金会社の連絡にしっかりと応じましょう。無視が一番危ないです。
「電話に出ると怒鳴られたりするのでは…?」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
経済状況をしっかりと伝えることで、賃金業者によっては支払い日を伸ばしてくれる可能性もあります。
▼借金が払えなくなった時の詳しい対処法については別途こちらの記事で解説しています▼
どんな人がカードローン地獄に陥るのか
そもそも、どんな人がカードローン地獄に陥るのでしょうか?
ここから、カードローン地獄に陥りやすい人の特徴を解説します。
①お金の流れを理解していない
「自分が何にいくら使っているのか」
これを把握していない人はカードローン地獄に陥りやすいです。
僕も借金している最中、やばい状況なのはわかっていたものの、それでもしっかりと確認することはしませんでした。
普通の人はお金が足りなくなったら借金ではなくて、「お金の流れを理解して支出を見直す」ことで解決します。
一方お金の流れに目が向かない人は「足りない分はまた借りればいいか。とりあえずは・・」という思考回路になるので、どんどん追加で借金を増やしていきます。
②電気が止まる・ガスが止まる人
これは自信を持って言えますが、電気・ガスが止まるような人がカードローンに手を出すとほぼ確実に良くない方向へ向かいますw
生活に絶対必要なことでさえ後回しにしてしまういい加減さ=物事の管理ができない です。
③楽観的・現実逃避する
上の2つと少し被りますが、物事を「まぁ、いいや。なんとかなるだろ」という形で後回しにしてしまう人はカードローン地獄に陥りやすいです。
未来のことを少し考えて、勉強するなどの努力ができればこうはならなかったはずです。
楽観的な人が手を出してしまうと、金利を永遠に払いつづけることになってしまうかもしれません。
④ギャンブル癖がある
インターネットでカードローン地獄に陥っている人を探すと
「ハーデス!!沖ドキ!!」
と熱くなっている人を良く見かけます。汗
ギャンブルでの借金は運が悪いと一瞬で限度額まで到達してしまう場合があります。
「これだけつぎ込んだんだから、そろそろ出るはず…」
「負け分を取り戻すまではやめられない…」
こういった心理で気付けば限度額に達していたという方はかなり多いです。
⑤低収入の人
当たりまえのことではありますが、収入が低い人はカードローン地獄に陥りやすいです。
そもそも、カードローン地獄に陥る人の多くは「派手に豪遊する人」というよりシンプルに「生活費に困っている人」なんですよね。
そういう人は毎月お金が必要になるので、借金をどんどん増やしていきます。
相当のことがない限りいきなり昇給したりすることはありませんからね…。
⑥主婦
意外と主婦はカードローン地獄に陥りやすいと言われています。
- 世帯収入が低く、生活が成り立たない
- 子供の養育費が足りない
- ママ友などとの付き合い
などが原因でカードローンを利用する主婦が増えています。
今はレディースローンなどと名前を変えて、女性でもとっつきやすいように工夫されていますしね…。闇
旦那にも言えずに苦しんでいる主婦の方は多いです。
▼下記記事参照!▼
カードローン地獄から抜け出す具体的な返済方法
生活に重くのしかかり、先の見えないカードローン地獄ですが、解決方法は確かに存在しています。
下記を実践していただければ完済に近づくことができますので、順番に解説していきます。
まず、前提として「借入額の把握」と「節約」はしよう!
- 借金の総額を把握する
- 支出を抑える
借金総額を把握する
抱えている借金の明細を引っ張り出してきて、借金総額を判明させましょう。
総額が明確にわかっていないことには返済の計画も立てられません。
総額がわかったら、借金返済シュミレーターなどを利用して
いくらを、どれだけ払い続ければ完済できるのかを確認しましょう。
無理な金額を設定するのは良くないですが、この金額が高ければ高いほど後に楽をすることができます…!
支出を抑える
自分が何にいくら使っているのかを細かく判明させましょう。
- 家賃
- 水道・光熱費
- 通信費(Wi-Fi・携帯代)
- 交際費
- 娯楽費
など、一度全部洗い出しましょう。洗い出したら、「どこか削れるところは無いか?使ってないサービスは無いか?」を考えてみてください。
▼これについては下記記事に全部まとめています!参考にしてください!▼
①コツコツ返済
借り入れの把握と節約が対応できたら、まずは当たり前ですが返済する方法を探しましょう。
収入にもよりますが、カードローンの元金が〜100万円ほどであれば努力次第で何とか返済することが可能です。
金利は確実に発生してしまいますが、払い続けることでだんだん金利も減少していきます。
仮に、金利15%の100万円の借金に対して4万円の返済を続けることができれば、2年 7ヶ月間で完済することができ、金利は206,514円です。
毎月の返済額が多ければ多いほど余分な金利を払うことなく完済することができます。
- 借金の元本が100万以下の人
- 信用情報に傷をつけたく無い人
②副業をする
収入を上げることで返済の負担を大幅に減らすことができます。が、会社員をしている場合、収入が上がるには年単位の時間が必要になります。
なので、在宅ワークで副業をするのはかなりオススメです。
僕の場合はライター業を始めたことで借金問題が好転しだしました。
開始1週間ほどで時給千円ほどは安定して稼げるようになりましたし、3ヶ月ほどで時給は2,000円〜3,000千円ほどの案件を受注してましたね …。
他にもデザイン・プログラミング・文字起こしなど色々な案件がネット上に存在しています。
副業のいいとろは続けることでそれが実績になり、単価を上げていけるところです。自分でもできそうなものから初めて、単価アップを図りましょう。
例えば、週末を利用して返済分だけでも稼ぐようにできれば、余裕を持って生活することができます。
- 週末・平日夜に時間を取れるかた
- 外に稼ぎに行くのが大変な主婦の方
- すでに何か得意分野がある方(無くても良いですが、あれば最初から高単価が見込めます)
▼副業に関してはこちらの記事でまとめているので合わせて確認してください▼
③おまとめローン
いくつかの賃金業者からお金を借りている場合はおまとめローンを利用するのもオススメです。
※おまとめローンは、多重債務を抱えている方の借金を一社にまとめるというサービスのこと。
メリットとしては
- 複数者へ返済する必要がなくなるので簡単に返済でき、残高の確認もしやすい
- 金利が低くなる
これらがあります。
いくつもの会社に借金をしていると、全ての借金残高を確認するのがかなり困難になります。
いくつかの会社から借入れをしている方
④債務整理
カードローン地獄に陥った場合、一番した方がいいのは債務整理です。
債務整理は国が用意した債務者への救済措置。ですので、基本的にこれを上回る解決策は親に工面してもらうくらいしかありません。
債務整理は主に任意整理・個人再生・自己破産の3種類。
簡単に説明すると↓
任意整理 | 払いすぎた金利を元本から差し引いて借金を減らす+今後の金利をカットし、原則3年ほどで支払い |
個人再生 | 借金を原則1/5ほどに減らし、3年ほどかけて支払い(官報に掲載) |
自己破産 | 今ある借金を全てゼロに(家財の差し押さえ、職業の制限、官報に掲載) |
※官報とは、国が発行している新聞のようなもの。掲載されたところで一般人は見ることはないので、特に影響はありません。
借金の額にもよりますが、カードローン地獄から脱出するにはとりあえず任意整理(額が大きい場合は個人再生)をするべきです。
- 借金の減額
- 今後発生する金利のカット
をすることができます。
借金(元本)の減額は債務者によりますが、金利のカットはほぼ確実に可能です。
任意整理をする主なデメリットはこちら↓
- 新たな借金ができなくなる
- ローンを組めなくなる
- クレジットカードの審査に通らなくなる
しかし、強制的に借金ができない状況を作ることで「借金癖」を解消することにも繋がるので、一概にデメリットとは言えないです。
個人的には、コツコツ返して何年間も消耗するよりも、債務整理をして早いところ借金とは無縁の人生を送った方が良いと思います。
- 金利だけでも支払うのがきつい方
- 借金額と収入から考えてコツコツ返済するのが現実的で無い方
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まとめ
カードローン地獄から抜け出す方法を解説してきました。
自分がどの手続きに当てはまるのかわからないという方もとりあえず弁護士に相談することで、メリットデメリットを考えて提案してくれます。
理想的なのは、債務整理をする→副業などで収入の増加をする→コツコツ返すという流れですね。
これができればかなりのスピード感を持って借金問題の解決ができます!
ちなみに債務整理の事務所のほとんどが後払い・分割払いに対応しているので、現状お金がないという方も問題ないです。
\今の借金を減らせるか1分診断!/