こんな疑問に答えます。
主にお金のトラブルを起こすことで載ってしまうブラックリスト。載ることで新たな借入れはできなくなります。
今回は元借金ニートの僕が「ブラック状態からお金を借りる方法」について解説していきます。
- ブラックにもお金を貸してくれる業者はあるのか
- ブラックって具体的にどんな状態なのか
- どういう行動をとるとブラック入りするのか
- これからどうすればいいのか?解決法を解説
ウォーター(ライター)
新卒で入社した人材業界の会社で2年間勤務の後、営業が嫌になり退職。
根っからのニート気質により、その後カードローン70万円の借金ニートへ。毎日天井見つめてビール飲んでいました。
現在はなんとか借金問題は解決し、フリーランスとして独立。
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【断言】ブラックにお金を貸してくれる業者は無い
「ブラックでも借りれた」は確実な嘘です。可能性があるとすれば「本人がブラックだと思ってたけどそうじゃなかった」場合です。
多重債務状態の人が何件かの審査に落ちたことで「自分はブラックなんだ…」と思い込む人がたまにいます。
※自分がブラック状態かどうかの判明方法は下で説明します!
非合法の闇金業者です。注意してください。
基本的に借金を踏み倒していても漁船に乗せられるだったり、逮捕されるといったことは有りません。
しかし、万が一有り得るとしたら闇金に手を出した場合です。
質屋であれば一応お金を借りることはできる
知り合い以外の業者からお金を借りる方法があるとすれば質屋です。
質屋であれば物を預けることによっていくらかの現金を手にすることができます。(ブラック関係なし!)
例えば大手質屋の大黒屋ではLINE査定や宅配買取りなどを行なっています。
何か価値があるものを入れれば、お金を借りることができ、返すことで預けた品も返ってきます。
親・友人に借りる
どうしてもお金が必要という方は親・友人に借りるのも有りです。
ただ、親や友人に借りることができれば、多くの場合金利がかから無いので
- 多重債務に苦しんでいる方
- 関係が良好な親・友人がいる場合
は一度頼んでみても良いかもしれませんね。
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ブラックとはどういう状況か?
ブラックとは、簡単に言うとお金に関する信用を失っている状態のこと。
日本には信用情報機関というものが存在しています。(CICとJICCと全銀協の3つです)
信用情報機関は、金融機関や銀行向けに個人個人の信用をまとめている機関のことです。
ブラックリストに載ってしまうとこれらのデメリットを受けることになります↓
- クレジットカードが作れなくなる
- 新たな借金ができなくなる
- ローンを組めなくなる
- 携帯が分割で買えなくなる
ブラックリストに掲載される期間は
起こしたお金の問題 | CIC | JICC | 全銀協 |
借金・携帯代の延滞61日〜 | 5年 | 1年 | 5年 |
借金・携帯代の延滞3ヶ月〜 | 5年 | 5年 | 5年 |
債務整理(自己破産以外) | 5年 | 5年 | 5年 |
自己破産 | 7年 | 5年 | 10年 |
という感じ。
ちなみに、水道料金や電気代、税金、NHK受信料などの延滞は信用情報に影響することはありません。
あくまでも借金・携帯の滞納に発生する「お仕置き」です。
▼ちなみに、借金が払えないという人はこちらの記事も合わせて参考にして下さい。▼
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どういう行動をとるとブラックになってしまうのか
上でほとんど説明しましたが、主にこれらを行うとブラックリストに載ってしまいます!
- 借金の滞納(61日〜)
- 携帯料金の滞納(61日〜)
- 債務整理(61日〜)
申し込みブラックというのもある
通常のブラックリストとは違い、申し込みブラックという状態も存在しています。
申し込みブラックは、短期間のうちにいくつもの賃金業社に審査を申し込んだ人が陥る一時的なブラック状態のこと。
一般的に短期間にいくつも借金を作ろうとしている人=相当お金に困っている人 と判断することができますよね。
なので、貸したのに返ってこなくなるリスクを避けるため、賃金業社は各社で
「○ヶ月以内にに○個以上の会社に申し込んでいたら審査を通さない」
という基準を持っています。これが申し込みブラックです。
期間と、申し込みの数は会社ごとに違いますが、一般的には「1ヶ月に3つ以上申し込んだらアウト」と言われています。
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ブラック状態からお金を借りるまでの踏むべきプロセスは?手順解説!
では、ブラック状態からもう一度賃金業社から借金できるようするにはどうすればいいのでしょうか。
一応流れを説明しますが、基本的には「待つ!」しか無いです。
①ブラックかどうかを判明させる
まず、自分がブラックであるかどうかを判明させましょう。信用情報の開示です。
例えば、JICCであれば直接窓口へ行けば500円。窓口へ行かなくてもスマホや郵送で1000円で行うことができます。
②ブラックだった場合、問題を解決する
次に問題解決です。ブラックリスト入りの原因となった滞納分を支払いましょう。
③ブラック状態を抜け出す
上の表に記載した期間、借金は我慢しましょう。
何度も言いますが、ブラックに貸してくれる業者は存在しません。
④再度審査開示
問題を起こしてからそろそろ5年…という場合は再度信用情報を開示しましょう。
晴れてブラックリストから除外されていれば、新たに借金をすることが可能です!
絶対やめた方がいいお金の作り方
上でも言いましたが、闇金だけは絶対にやめましょう。
最悪の場合、暴行を受けたり、詐欺の協力をさせられたり…。
法律を無視する人と関わることでこういったことに巻き込まれる可能性もあります。絶対にやめましょう。
クレジットカード枠の現金化
ネットで「クレジットカード 現金化」で検索するとたくさんの業者が出てきます。
クレジットカードの現金化には2つの方法があり
- 自分で高いブランドの商品をカードで買い、質屋やインターネットショップで売る
- 業者が指定する商品を買い、業者に買い取ってもらう
上の手順で簡単に現金を手にすることができるので、考えつく方も多いでしょう。
法律的にはグレーですが、カード会社の規約に完全に違反しているんですよね。これをやってしまうと
- カード会社にバレることで一括返済を求められることがある
- 買った金額と同額が戻ってくる訳では無いのでかなりの損をする
- 詐欺にあう可能性が高い
- 自己破産をする際に、免責(裁判所の許可)がおりなくなってしまうこともある
これらのリスクに見舞われます。
【関連記事】:抜け出せないカードローン地獄!解決策を経験者が解説します。
これからどうするべき?最善策は「債務整理」
ブラック状態で借金を抱えているなら債務整理をした方が良いです。
債務整理とは?
債務整理とは多重債務者を救うために国が作った救済措置です。
なので、基本的にこれを超える借金解決方法は無いと考えて良いです。
聞いたことがある方も多いと思いますが債務整理は主に任意整理・個人再生・自己破産の3種類。
それぞれのできることを簡単に説明すると
任意整理 | 払いすぎた金利を元本から差し引いて借金を減らす+今後の金利をカットし、原則3年ほどで支払い |
個人再生 | 借金を原則1/5ほどに減らし、3年ほどかけて支払い(官報に掲載) |
自己破産 | 今ある借金を全てゼロに(家財の差し押さえ、職業の制限、官報に掲載) |
※官報とは、国が発行している新聞のようなもの。掲載されたところで一般人は見ることはないので、特に影響はありません。
こんな感じです。
任意整理
任意整理をすることで
- 借金の減額が見込める
- 今後の金利をカットできる
これらのメリットを受けられます。
例えば、金利18%の100万円の借金を2万円で返済していく場合にかかる期間は7年と10ヶ月。
総額にして1,862,137円です。任意整理をするかしないかで、80万円以上の差が出ることになります。
個人再生・自己破産
500万円の借金で個人再生の手続きをとった場合、100万円ほどに減額できます。
また、自己破産であれば借金から解放されることもできます。
債務整理をした方がいい理由
債務整理のデメリットは主にこちらです↓
任意整理 | ブラックリスト・官報入り |
個人再生 | ブラックリスト・官報入り+保証人がいる場合そっちに請求が行く |
自己破産 | ブラックリスト・官報入り+保証人がいる場合そっちに請求が行く+20万円以上の家財の差し押さえ |
任意整理のデメリットは、ブラックリスト・官報に掲載されるくらいです。
その他の手続きも、金額や期間が少し変わってきますが、保証人がいない場合はそこまで大きなデメリットはありません。
ブラックの方は延滞金と金利で借金が膨れる前に債務整理をするのが一番です。
まず弁護士や司法書士に相談してみましょう。
\完全無料!/
副業・在宅ワーク
「債務整理はなんか気がひける…けどどうしてもお金は欲しい。」
という方は副業・在宅ワークもオススメです。
最近では家にいてもネットさえあれば比較的楽にバイト以上の金額が稼げるようになりました。
実際僕も副業でウェブライターを始めるたことで月10万円以上の収入アップになりました。
ライター以外にも、デザインや、プログラミングなど様々な案件をネットで探すことができます。
【関連記事】:スキルゼロでも稼げる高収入在宅ワーク・在宅バイト12選
まとめ
ブラックの人がお金を借りる方法を解説してきました。
賃金業者・銀行に借りる場合は基本的には「待つ」しか無いですね。
お金が借りたい理由が「借金の返済」の場合はすでに破綻しているので債務整理を行いましょう。
返済までの道のりが一気に現実的になり、返済額も減るので生活の安定が見込めます。
- ブラックでお金を借りたい場合は、「待つ」以外に無い
- すでにブラック状態でお金を借りている場合は「債務整理」をしないと損をする
- 闇金からは絶対に借りない
以上です!!
\今の借金を減らせるか1分診断!/