という人向けの記事です。
ニートには収入源がないので、借金をすること・返すこと共に大変ですよね。
今回は、元ニートで借金をしていた僕が、「ニートの借金事情」についてこれらの事を解説していきます↓
- ニートが新しく借金をするのは、消費者金融じゃ無理
- ニートはなぜ借金をしてしまうのか、その理由・特徴
- なるべく楽に借金問題を解決する現実的な方法4つ
では順番に見ていきましょう。
ウォーター
新卒で入社した人材業界の会社で2年間勤務。在職中に生活費が足りなくなりカードローンで借金50万円。
根っからのニート気質により、その後ニートへ。。毎日天井見つめてビール飲んでいました。
現在はなんとか借金問題は解決し、フリーサンスとして独立。
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ニートでも借金ってできるの?
結論から言うと、ニートが新しく消費者金融やカードローンで借金することは難しいです。
賃金業者には「安定した収入がある人」にしかお金を貸せないといった規定があります。
現在安定した収入がないという方は、新たに借入を開始したくても審査が通りません。
どうしても借金をしたいなら、とりあえず簡単にできるアルバイトなどを始めるべきです!
【関連記事】:地方の大学生でも時給1000円以上を狙える高時給おすすめアルバイト12選
ただ、「仕事がなくて生活費も払うことができない・・・」という状況の人は生活福祉資金貸付制度などの国の制度を使えば借金できる場合もあります。
また、クレジットカードを作れば生活費レベルのお金であれば残枠でまかなうことも可能です。
ニートはなぜ借金を膨らませてしまう理由
ニートが借金から離れられないのにはさまざまな理由があるのです。
順番に解説していきます。
1.社会にトラウマがあり、仕事ができない
ニートの中には、「社会に馴染めず、普通の仕事ができない」という方が多く存在します。
小・中学生時代に経験した人間関係でのトラブルや、仕事での忘れられない失態などがトラウマになっている状態。
働かなきゃとは思ってはいるんですが、いざ自分が接客している様などを想像して見ると、動悸がして「とても無理だ」と思ってしまうんですよね。
わかっているけど働けないというジレンマ。周りの人は理解してくれなかったのでとても辛いんです。
働けないということは収入がゼロということなので、結局借金でなんとかするしかなくなってしまいます。
2.生活費の補填
ニートは収入がゼロなので、基本的に散財してしまうような暮らしはしません。
しかし、それでも生活費はどうしてもかかってしまいます。
実家暮らしでない方は家賃、食費、光熱費、通信費、各種税金・・・これだけでも10万円近くは飛んでいってしまうんですよね。
貯金・収入が無いニートには払えないので、借金をして補填するというパターンです。
3.オンラインゲーム・ソシャゲにハマってしまう
オンラインゲーム・ソシャゲにハマってお金がなくなってしまうというニートも多いです。
ニートがオンラインゲーム・ソシャゲにハマってしまう主な理由は以下です。
- 掛けた時間・お金がそのまま強さになる
- 現実では作れなかった「コミュニティ」が手に入る
- 今まで体験したことの無い、「ちやほやされる」という現象が起こる
現実世界で目立たない生活をしている人がこれらを経験してしまうと、ゲームと現実が逆転するという事態に陥ります。
大抵のゲームでは強くなるためには課金が必要なので、自分・親の貯金を食いつぶし、いずれ借金に手を出すということが起きてきます。
4.趣味にお金を使う
ニートは1つのものにどっぷりハマってしまう傾向があります。
なので、アイドル、TV・カードゲーム、アニメ、漫画などにハマる方が非常に多いです。
好きなアニメのDVDボックスや、アイドルの握手券など、収入も無いのに買ってしまいがちです。
当然、貯金が無い場合は借金でまかなうはめになります。
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借金ニートの特徴・共通点
「借金を膨らませるニートには、どういった共通点があるの?」
ここからはニートで借金をしてしまう人の共通点を解説します。
1.親からの支援を得ていた
人生で事あるごとに親から支援を受けていた人は、経済的に自立しにくいです。
というのも、普通の人が努力でなんとかする壁を「親の支援」というチートに頼ってしまうと、努力する癖がつきにくいんですよね。
そして、親の支援が受けられなくなった際に「借金すればなんとかなる」という風に依存の対象が切り替わります。
気づけば限度額まで借りていて、「どうしよう・・・」という状況になるわけです汗
2.社会に出ることを恐れている
さっきも言いましたが、ニートは社会に出ることを恐れている場合が多いです。
人間関係が得意でなく、対人に慣れていないというのが大きな理由ですね。
人と関わることに関して極度に緊張・不安を感じてしまうのがニートです。
その裏にはやはり過去のトラウマが影響していることが多いんですね。
3.無気力
人間関係において、「何かをやり遂げた」という成功体験がほとんどないんですよね。
なので、何をやるにしても「どうせダメだろ」という意識が染みついてしまっています。
また、やりたいことも特にないので、目の前の日々をただ消化するだけの生活に・・・。
ニートが借金を放っておくとどうなる?
「ニートが借金問題を放っておくとどうなってしまうの?」
さて、ここからはニートが借金を放っておくことのリスクについてお話ししていきます。
現実に目を向けるのは辛いですが、頑張って見ていきましょうw
1.金利だけを永遠に払い続けることになる
収入がないニートは、当然返済に当てるお金を用意できません。
なので、毎月金利だけを払い続ける生活が続きます。
借金の元本は減らないまま、何ヶ月も金利を払い続けることになってしまいます。
2.不安で精神を病んでしまう
「借金が膨れてきたが、それを返すあてがない」という状況が何ヶ月も続くと、精神的に病んできます。
頭の中は常に借金のことでいっぱいになり、日常生活が楽しくなくなってしまうんですよね汗
また、もともと低かった「自己肯定感」が更に低くなり、どんどん無気力、社会に対する不安が増していき、負の連鎖に突入します。
金銭的にも、精神的にも、借金問題は放っておくべきじゃないんです汗
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ニートができるだけ楽に借金問題を解決する方法
とは言え、ニートをしていると気力も体力も湧いてこないので具体的なアクションをなかなか起こせません。
ということで、「限界まで楽をして借金問題を解決する方法」をお伝えします(笑)。
- 親に相談する
- 職業訓練を受ける
- 在宅でできる仕事を始める
- 債務整理をする
です。順番にみていきましょう。
1.親に相談する
借金を抱えることで発生する金利を考えると、親に立て替えてもらうというのは一番現実的です。
例えば100万円の借金をしていて年利が15%だとすると1年間にかかる金利は15万円。
年間15万円を無駄に失うくらいなら、親に頭を下げて一括で返済し、金利をゼロにした方が絶対にイイです。
その後、親に元本のみを少しずつ返済していけば、余計な金利を払わなくて済みます。
2.職業訓練を受ける
プログラミング、パソコン、CAD、簿記など、就職に必要な知識、スキルを学ぶことができます。
嬉しいのが、受講手当として毎月10万円を貰えること。
一応条件があって
1.ハローワークに求職の申込みをしていること
2.雇用保険被保険者や雇用保険受給資格者でないこと
3.労働の意思と能力があること
4.職業訓練などの支援を行う必要があるとハローワークが認めたこと
これらを満たしていれば受給できます。
「社会に出たいけれど、いきなりは厳しいから学びながらリハビリしたい」
という人にかなりおすすめなのでぜひ利用してみてください。
3.在宅でできる仕事を始める
「アルバイトは人と関わる必要があって不安・・・」
という方は在宅でできる仕事をしましょう。
実は、僕は在宅でライターを始めたことでかなり借金問題が好転しました。
僕の場合は初めて3ヶ月ほどで1文字単価2~3円ほどの案件を受注できるように。(初月は文字単価1円でした)
1時間で最低でも1000文字書けることを考えると、自宅にいながら時給2,000円〜3,000円は稼げることになりました。
他にも、プログラミング、WEBデザイン、せどりなど、在宅でできる仕事にはさまざまなものがあります。
【関連記事】:うつ病の人・人に会いたくない人にオススメしたい在宅ワーク4選
色々試して自分にあった仕事を探してみてると、普通にバイトより稼げるものが見つかるので色々試してみてください!
4.債務整理
ニートで現状収入がないのに借金を持っているという方は、絶対に債務整理はすべきです。
借金が年収の1/3を超えたあたりから債務整理をすべきというのは一般的に言われています。
[債務整理は主に任意整理、個人再生、自己破産の3種類。
簡単に概要を説明すると、こんな感じです。
任意整理 | 払いすぎた金利を元本から差し引いて借金を減らす+今後の金利をカットし、原則3年ほどで支払い |
個人再生 | 借金を原則1/5ほどに減らし、3年ほどかけて支払い(官報に掲載) |
自己破産 | 今ある借金を全てゼロに(家財の差し押さえ、職業の制限、官報に掲載) |
※官報とは国が発行する広報誌のこと。掲載されても一般人が確認することはない。上記のどれを行なってもブラックリストは登録されます。
ニートがとりあえずするべきなのは「任意整理」です。
今ある借金を減額できる可能性がある+今後発生する金利をカットできます。
例えば、借金が100万円ある状態で1年間放置すると金利だけで15万円。
時給1000円のアルバイトだとして150時間の労働が必要です。
1日8時間時間働いたとすると、約19日。
つまり、1ヶ月の労働分の給料が丸ごと金利だけに吸われることになります。
任意整理については任意整理の仕組みとメリットデメリットを徹底解説で詳しく解説しているので、一度目を通してみて下さい。
ブラックリストには乗りますが、逆に5年間借金をしないという良い覚悟になるので逆にオススメです。
【関連記事】:大学生がクレジットの返済を滞納してブラックリストに乗る原因と対応策
【関連記事】:ブラックでもお金を借りることができる?方法を解説
\今の借金を減らせるか1分診断!/
まとめ
ニートの借金事情について解説してきました。
ニートには安定収入がないので、借金がある場合特に早く解決する必要があります。
僕みたいに人間関係が苦手で、人と関わりたくないという方は在宅ワークでも稼げるんです。
また、債務整理をすることで今後の借金返済を大幅に楽にすることができます。
- 在宅ワークで借金の元本を減らして行く
- 債務整理で今後の金利をカットする
これらができるようになれば借金問題の解決がかなり現実的になります。
今後ニートを続けるのにも、働くにも、何にせよお金は必要になるので、なるべく早く解決しておきましょう!
\今の借金を減らせるか1分診断!/
仕事をしていないニートだけど借金がある・・・
借金問題をなるべく楽に解決したい・・・
ニートだけどお金を借りなければならない・・・