という人向けの記事です。
- お金の知識が身につく職業
- 仕事でお金の知識を身につけるメリット(体験談あり)
- 金融関係の仕事に就くための方法
分野にもよりますが、金融リテラシーを一番手っ取り早く、深く、身に付けたい場合はその知識が必要な職業に就くことが間違いなくベストです。
実戦で身につけた知識というのは、いくら本で読んだり、勉強したりしても身につかないんですよね。
なので、仕事を通じて自分の金融リテラシーをあげたい!と考えているあなたに、どんな職業に就けばお金の勉強ができるかをお伝えしていきます!
この記事を書いた人
キック(@kikumer)
新卒でコンサル会社の財務コンサルティング部門に配属。2年間のべ2,000人の個人事業主の確定申告の記帳代行を担当。現在は独立して家族で田舎に移住。主夫兼在宅ワーカーをしています。
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お金を扱う仕事・お金の勉強になる職業5選!!
では、各分野ごとにその知識を身につけられる職業をお伝えしていきます!
- 資産運用
- 投資金融商品・長期運用
- 税金・会計
- ライフプラン・その他全般的なマネーリテラシー
資産運用・投資などマネーリテラシー
投資はリスク!というイメージが強いと思いますが、この職業で慣らせば、どういう投資がリスクで、どういう投資が低リスクなのかがわかるようになるかもしれません。
銀行員
まずは王道の銀行員。
日本人就活生の多くが切望する職業ですよね。実際に投資銀行家ともなれば20代で簡単に年収1000万円は約束されます。
銀行はお金の管理、投資をする機関です。世の中のお金がどのように回っているか、投資とはどのようなことを言うのかなど、非常に勉強になる職業です。
就職したらすぐ学べると言うわけではなく、長い目で学んでいくと言うことが必要なのかもしれません。
証券マン(プライベートバンカー)
証券マンって聞くと年収の高い仕事ってイメージがあると思います。
実際に若いうちから大きなお金を動かせる仕事で、結果によって給料が大きく変わる(インセンティブ)職業でもあります。
主な仕事内容は4つあり
- トレーディング:投資家と株式会社の仲介業務
- セリング:投資家に株式の買い入れの勧誘(営業)
- ディーラー:証券マンの花形業務。自らが投資家として取引する
- アンダーライター:発行会社に代わって有価証券を引き受ける
基本的には株式投資に関わる仕事になります。
大手証券会社で大きな取引をするのが理想のようですが、なかなか狭き門ですので、転職や就職は一苦労かもしれません。
金融商品・長期運用についてのマネーリテラシー
一般的な「投資」より馴染みの深いのが、長期運用型の金融商品についてのマネーリテラシーです。
保険営業員
金融商品といえば間違いなく保険営業員ですよね。
保険の営業マンは、ノルマなど毎月数字に追われる仕事ですし、営業が嫌いな人は向かないのは言うまでもありせん。
ただ、仕事についたらすぐいろんな金融商品の勉強をさせられます。そしてお客さんに詳しく説明できるように仕組みを理解し、覚えなければなりません。
どんな保険の商品が本当は一番自分に合っているのか。ここがわからないと最適な金融商品を自分で選び、長期的に運用していくことが難しくなります。
不動産屋
不動産は投資業界の中でも最大級の市場規模を持つ分野です。投資、運用とは切っても切れない関係なんですね。
例えば、あなたがマンションの一室を購入するとしたら、ローンを組むかもしれませんし、それに伴った住宅ローン控除の計算をしないといけないかもしれせん。
家賃いくらで貸せば利回り(運用益)は何%になるのか、いくらで売却すれば儲けが出るのかの計算も必須です。また、固定資産税や登記費用も頭に入れておかないと、損をしてしまいます。
これら全般の知識が不動産業者になれば全て頭に入るので、マネーリテラシーは飛躍的に向上するでしょう。僕も、不動産業界は入ってみたかった業界です。
税務・会計のマネーリテラシー
マネーリテラシーには税務、会計の知識も入ってきます。
税金や会計の知識が身につけば、まず自分が実生活の中でお金の管理がしやすくなったり、税金や社会保険で痛い目を見にくくなったりします。
役場職員(税務署職員)
役場の住民税課などの税務、社会保険窓口は事務作業も多いですが、どう言う形で民間から税が徴収されているのかが学べます。
また、生活保護などを扱う課では社会保険の実態が学べるようです。
税理士事務所
税理士事務所に勤めれば、税理士のもとで実践的かつリアルな税務知識を学ぶことができます。
税金については、税理士にならなくても一般レベルでよければ税理士事務所の事務員でも十分な知識を身につけられます。
税理士という職業にピンときていない人は多いかもしれませんが、いわば法律業界でいう弁護士みたいなもので、税務署から専門的な知識を持たない一般の人のサポートをする職業です。
つまり税の専門家ですね。
税理士事務所に勤めるのも、特に専門知識最初はなくても問題ないですので、就職先を探して挑戦して見るのも良いかもしれません!
全般的なマネーリテラシー
一つの分野に特化といよりも、全般的な知識、経験を身につけられる職業も紹介しておきます。
FP(ファイナンシャルプランナー)
保険営業マンと系統は同じですが、FP(ファイナンシャルプランナー)という職業があります。
こちらは「ファイナンシャル=お金」というだけあって、お金のこと全般を学べます。FPは資格としても有名で、僕自身もこの資格を持っているのですが、リスク管理、ライフプラン、税務、不動産、相続、資産運用などなど、幅広い金融知識を身につけることができます。
今の仕事、学生をやりながらでもFPの資格は取れるので、試しにとってみましょう!3級であれば1ヶ月もあれば十分合格できるレベルです!
財務コンサル
これは実際に僕がやっていた財務コンサルですが、一言に言ってもいろんな分野があります。会計なのか、税務なのか、不動産なのか資金調達なのか。
僕の場合は税務に特化していましたが、税金についてある程度の知識を身につけることができました。
専門性の高い仕事ではありますが、未経験の採用枠もあるので、コンサル会社で探してみると良いかもしれません。
自営業
自営業で稼ぐというのも、お金に関しての全責任を自分で負うわけですから自ずと勉強ができます。
はい。
自己資金を投じられるか?
借金できるか?
儲かっても税金。
儲からなくても消費税…。
売上の上がる喜び。
売上の下がる恐怖。
他人を雇う喜び・恐怖。全て自己責任で体験出来ますので超オススメのキャリアです(笑)
— さんちゃん@年収300万円の為のマネーアドバイザー (@AJJQd3et5xBxQft) 2018年11月9日
資金調達、資産管理、確定申告から全てやらなくてはいけません。
もちろん経営に集中するために人を雇って任せる人は多いですが、大抵の場合最初の方はお金に余裕もなく自分一人でやることの方が多いです。
お金の知識を身に付けるとどんな良いことがあるの?
マネーリテラシーを身に付けるとどんな良いことがあるのでしょうか。
お金に関する専門知識が身につけば他の分野で併用できる
職業で身につけたマネーリテラシーは専門性が高く、重宝されるケースが多いです。
いろんな職業を経験したいと思っている人、ゆくゆくはフリーでやっていきたいと思っている人にとっては職業でお金の専門知識を身につけておくというのは強力な武器になることでしょう。
自分が損をしない
お金に関する知識においてはほぼ全てのことで言えますが、身につけておくだけで損をすることが少なくなります。
税金の知識があれば人より節税できますし、投資の知識があれば損をしたりするリスクを軽減したり、逆にお金を増やせるかもしれません。
体系的にしっかり学んでいけば、資本主義の社会をうまく渡っていけます。
金融知識を磨く就職先への転職は
現在、お仕事をされている方で金融リテラシーを身につけたいという人は転職も一つの道です。
20代で5回転職された方とお話ししたこともありますが、いろんな業界を知ることはとても勉強人になると言っていました。
20代であれば基本的には転職もしやすいと思うので、自分に合った職場、スキルアップできる職場を選んで仕事を選んで行くのもいいでしょう。
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