郵便局の仕分けバイトってノルマきつい?口コミと仕事内容を大学生がレビュー!

アルバイト

 

短期でガッツリ稼げるバイトないかなぁーー。

郵便局の仕分けバイトでもやってみようか!

そう思い郵便局で仕分けのバイトを始ようと思っても

実際ノルマはきついの?現場の雰囲気は?面接はどんなことを聞かれるの?

などと色々と不安になりますよね。

そこで今回、僕が実際に郵便局でアルバイトをしてきたので、入る前に思っていた様々な疑問、働いてみてわかったことなどをお伝えしていきたいと思います!

主な仕事内容

郵便局のアルバイトは、年賀状やはがきなどの仕分けと、荷物の仕分けの二つに大別されます。

今回は、荷物の仕分けをやってきたので、郵便局の荷物の仕分けについて詳しく説明していきます。

時給・仕事内容・服装・勤務時間・応募条件など

時給850~900円
仕事内容荷物の仕分け
服装長ズボンであればOK
勤務時間約6~8時間
応募条件短期、長期OK

荷物の仕分けは基本的に、ベルトコンベアで流れてきた荷物を、種類分けしながらシュートに積んでいく、というのが主です。

荷物には地域ごとに番号が振られていて、荷物と同じ数字が書いてあるシュートに積んでいき、シュートがいっぱいになると、指定された位置まで押していき、新しいシュートを用意します。

最初は長期バイトの方と一緒に、教えてもらいながらやって行くというのが通常の流れですね。

作業時に身に着けるもの

  1. 安全靴
  2. ヘルメット
  3. 作業用エプロン
  4. 滑り止め付きの手袋
  5. 出勤退勤時のICカード

シュートには様々な重い荷物をのせるのでたいへん重く、車輪に足がはさまるとほぼ確実に骨折しますし、倒れて人が下敷きになると大けがを負いかねません。

実際多くのけが人が出ています。なので、安全靴とヘルメットは必ず身につけるように言われます。

後は、段ボールで服が汚れないようにするための作業用のエプロンと、滑り止めのついた手袋、出勤退勤時に使用するICカードを身に着けます。

もちろん全て郵便局からの貸し出しです。

一日の流れ

勤務時間が22:00~6:45の場合の一日の流れを紹介します。

  • 21:50 自分のICカードを使って入り口に入る。(カードを忘れたり紛失すると、まず建物に入れない。)自分のロッカーへ行き、着替え、タイムカードを押す。
  • 22:00 時間になったらラジオ体操と同じような体操をする。
  • 22:05 社員からの連絡やお知らせ等がある。
  • 22:10 決められた位置に入り、シュートを運び出し、それぞれ決められた番号を貼り付け、その番号に従って荷物を仕分ける
  • 23:30 1時間15分の休憩。軽食を食って仮眠をとる人が多い。もうちょっと休憩時間を分散してほしいと思う。
  • 0:45 作業開始。ここからがきつい。
  • 3:00 2回目の休憩(30分)
  • 3:30 作業開始。まだ3時間以上もある・・・
  • 5:00 3回目の休憩(30分)
  • 5:30 作業開始。ラストスパート!
  • 6:45 勤務終了。タイムカードを押して、着替えて帰る。

このような流れになっております。

なお、休憩時間が少しずれたり、早めに勤務が終了する場合などがありますので、この限りではありません。

仕分けバイトは女性向き?男性向き?

力仕事な部分があるので基本的には男性向きです。

が、少ないながらも意外と女性もいます

女性も慣れれば平気みたいで、普通に40代後半の女性が深夜に働いている、なんてこともありました。

僕は当時大学4年だったのですが、同級生の女の子も働いていたので、年齢層も幅広く、男女問わず活躍できる職場となっております。

また、運び方にもコツがあって、コツさえつかめばかなり楽になります。詳しいコツについては後述します。

実際にやってみてよかったこと

荷物の仕分けって、「肉体労働がきつそう」「ノルマも厳しそうなのでかなり大変かも」だったり、特に深夜だと「変な人が多いんじゃないか」などというイメージがありますよね。

僕もそのイメージのまま仕分けバイトを経験しました。実際にやってみてわかった職場の雰囲気や年齢層、業務内容までお伝えしていきます。

年齢層が幅広く、様々な人と話ができる

僕が入った時間帯は深夜で、22:00~6:45の勤務だったので、正直「絶対変な人ばっかりなんだろうな~」と思っていたのですが(笑)

みんないい人でした。

実際に関わった人は20人程度なのですが、みんなすごく優しく、勤務中もよく気さくに話してくれたり、アドバイスをもらってました。

勤務中の会話はミスにつながるので、あんまり話していると社員に怒られるんですけどね(苦笑)

 

ただ、指揮官的ポジションである社員となると一変して愛想が悪いイメージでした。まあ直接かかわることはなかったのでよかったです。

アルバイトは、20代~50代までまんべんなく幅広く、といった年齢層でした。

若者の僕には非常に貴重な体験となったし、もう50代後半だけど大丈夫かなぁ・・・という方も、全く問題ないです。

どの年齢層でも不自然なくいられて、比較的居心地の良い職場となっているかと思います。

休憩が多い

休憩時間は通算2時間15分ありますが、そのうちの45分は「何かがあればいつでも仕事に入れる状態にしておいてほしい」と言われている時間で、そのときは時給が発生します。

しかし、その「何か」があることはまずありません。

なので時給換算し直すともう少し高くなりますね。時給の発生する休憩があるというのはやっぱりお得感があります。

僕が入ったのは深夜帯だったからかもしれませんが、基本的に稼働時間は少ないので非常に楽なアルバイトだなという印象です。

覚えることが少ない

僕は10種類以上のアルバイトをやってきましたが、郵便局のアルバイトのメリットとして覚えることが圧倒的に少ないことがいえます。

流れてくる荷物の番号をみて、仕分けするだけ、という簡単な作業で、覚えることが少ないからこそ、短期でもやりやすい、というのがこのバイトのメリットと言えるでしょう。

実際にやってみて大変だったこと

さて、郵便局の仕分けバイトの主な業務内容や良かった点を紹介してきましたが、

結局は肉体労働でしょ?郵便局ってブラックなんでしょ?と言いたくなりますよね。

ここで、実際僕がやってみて大変だなと感じたことを惜しみなくお伝えしていきたいと思います。

肉体労働はやっぱりきつい

荷物の仕分けって、結局は肉体労働ですよね。ぶっちゃけ荷物、重たいです。身体、筋肉痛ですw

しかし基本的には軽い荷物の方が多いですし、荷物の運び方のコツをつかんできたら大分平気にはなります。実際40代の小柄な女性も普通に長期バイトで入っておられたのでそこまで心配しなくてもいいのではないかと思います。

ただ、貸し出しの履き慣れていない安全靴での作業なので、足の裏がかなり痛くなるんですね。長期バイトの方も「足の裏が痛くなるから、自分用の性能のいい奴を買ったよ」とおっしゃっていました。

荷物が少なくなってきて暇ができたときに、その長期バイトの方(50代後半くらい)の方に、足の裏をもんでもらいました。

僕「足の裏キツいですわー」おじさん「おう、ちょっと靴ぬいでみ」僕「はぁ」おじさん「ここいたいじゃろ(ぐいぐい)」僕「いてえええ!!」

僕当時23歳でした。大変恐縮です。ありがとうございました。

時間が長い

郵便局の仕分けバイトは、一回の勤務時間が長いという特徴があります。短くても6時間程度で、長くて9時間弱ほどです。3時間などの少ない時間で働くことはできないので、片手間でちょっとずつ稼ぎたい、といった人には向きません。短期間でガッツリ稼ぐことができますが。

肉体労働であるがゆえに、非常に時間が長く感じます。最初は正直かなりつらかったですね。

荷物を積むのが難しい

荷物を積むときに、荷物と荷物の間に大きな隙間があると、トラックで運搬中に崩れ落ちてしまうことがあります。

なので、極力隙間をなくすように積んでいかなければなりません。しかも、荷物の大きさは全く以て統一されていないので、まさに難化版3Dテトリスですね。

そのうえ、重いもの、大きいものは上のほうに積んではいけませんし、果物系の潰れてしまうものは、重いのにもかかわらず下のほうに積んではいけません。

さらに、置く向きまで指定されているものも結構あり、逆さまにしたり、倒して積んではいけないものもあり、大変難しいです。

最初はなかなかうまくいかず、いちいち長期バイトの方に直してもらいながらやっていました。

僕は1カ月弱働いていましたが、最後の方はさすがにまあまあ上達したように思います。テトリスの定番テーマ曲「コロブチカ」を口ずさみながらの勤務は割と楽しかったですw(ベルトコンベアがうるさいので誰にも聞こえません)

勤務先が遠い

郵便局は、送り先がA県の物は、とりあえず一旦A県内の数か所に集めてから分配するシステムなので、基本的に場所が少ないんですよね。しかも、広い面積を必要とする建物なので、結構辺鄙な場所に建てられる場合が多いです。

なので、勤務先に行くまでに時間がかかる、というデメリットがあります。

僕も、車で片道30分はかかりますし、車がない人は、本数の少ない電車に乗りついでいくことになるかと思います。

そこは長く務める人ほど重要なポイントになりますので要注意です。

ノルマはないが忙しい

荷物の仕分けにおいて、ノルマが課されることはほぼありません。荷物が延々と流れてくるのを仕分けるだけで、仕分け作業が遅れて荷物が溜まると、機械が自動的に停止します。

ただ、荷物が溜まってくると焦るんですよね。結局機械が供給を止めてくれるので問題はないのですが、そうそう何度も止めていては迷惑なので、忙しい時は結構走り回って汗かいてやりました。

結構な運動になるので、運動のためにこのバイトをやっているという方も結構おられたほどです。実際長期でアルバイトをしている人に太っている方はいませんでしたw

ミスが出ると怒られる

振られた番号を見て、シュートに仕分けしていくのですが、忙しい時は他の番号が混ざってしまうことがよくあるようです。

一つでも違う宛先の物が紛れ込むと、その荷物のためだけに車を何十キロも走らせることになりますので、郵便局に大きな損害をもたらします

実際最初、僕が担当の場所だけに多くのミスが発覚しました。その後、長期バイトの方と共に注意しながら、毎回番号を指さし、読み上げながら気をつけてやりましたが、それでも毎回僕の担当の場所だけにミスが発覚するのです。

社員「担当の方は自分のことだと分かっていると思いますので名前は言いませんけども。数字も読めないんですかね?数字が読めない人にはできない業務になっています。読めないならやめていただいて結構です」

と結構こっぴどく言われた経験があります。

そのたびに「俺も最初のころはよくやったよ」と長期の方々がフォローしてくださりました。本当に僕のミスだったのかはわかりませんがw

「とにかく荷物が溜まっても焦らず丁寧にやること」と社員の人が随時言っていましたので、そのように意識するとよいと思います。

暇な時は暇

時に、全然荷物が流れてこないときがあるんですよね。その時は結構暇です。そういう時は、掃除等させられますが、掃除も終わったら本当に暇で、ただおしゃべりをして勤務終了、などということがまあまあの頻度であります。

正直やることがないと、それはそれで時間がたつのも遅く感じるし、結構きついんですよね。

働くのがいやだ、暇が好き、という人にはいいかもしれませんが、暇が大変苦手だ、という人にはあまりお勧めできないかもしれません。

給与日が遅い

給与日が結構遅く、翌月の25日に給与が支払われますので、すぐに手元にお金が欲しい、という人は注意が必要です。

採用までの流れと注意点

僕が応募した時に見た求人のチラシを貼っておきます。

ここで、自分の希望する時間帯をある程度決めておき、条件を確認してから電話で面接の予約を取ります。

面接

やはり大企業ということもあり、面接は結構堅かったです。まあバイトの面接なんて適当だろうと、と余裕をぶっこいて受けたら結構悲惨な目にあいましたw

面接官は2人で、聞かれたことは、志望理由や、どのくらいシフトに入れるか、 自分の長所、短所まで聞かれました。

志望理由は「まとまった金が欲しかったので」長所「一つのことに没頭できる」短所「いろいろなことを同時にこなせない」などと言ったかと思います。

まあここでは普通に人間同士の会話ができれば採用だと思いますので、そんなに気負う必要もないと思いますね。

採用かどうかの連絡は後日電話で行われます。

研修

面接に合格すれば次は研修があります。研修は9:30~16:00までと、割と長いです。

最初は動画で説明を受け、その後授業を受けます。軽くテストがあり、昼からは実際にやってみよう、という流れです。正直結構面倒くさいです。

先述したように、シュートが結構危ないし、実際事故が多いので、安全管理が結構手圧いんですよね。そのせいで、研修も長くなっているのだと思います。

しかし、郵便局によってはろくに業務内容を説明されないところもあるようです。その郵便局の規模が大きいほどしっかりしているのかもしれませんね。

これから仕分けバイトをやりたい人にワンポイントアドバイス!

重い荷物を運ぶ、長い勤務時間など、キツいことが多いですが、慣れればかなり単純な作業で楽な仕事となります。最後に、僕が経験した中で教えてもらったコツを、紹介したいと思います。

重い荷物を運ぶ時のコツ

重い荷物を運びなれていない、間違った持ち方をすると、無駄に体力を消耗するだけでなく、身体を痛める原因になります。

一番楽に重い荷物を運ぶ方法は、「胸のあたりで持って、お腹にのせるように少し身体を反らせて持つ」です。

「これ持ちあげられないっす」という荷物もこの方法でやると、軽々!とまでは言いすぎですが、持ち上げられることができます。

そのうえで、「上から見たときに荷物が身体の軸にいかに近いか」また、「背中を絶対に丸めない」ということが意識できればかなり楽になってきます。

荷物の仕分けバイトやってみよう!という人は、このことを頭に入れておくとよいでしょう。

これで長期間労働でも足が痛くならない!

長時間履きなれない靴で働いても、足が痛くならない方法は、「靴ひもを毎回締める」です。

その際、靴の先から締めるのではなく、土踏まずにさしかかるあたりからきつめに締めると、かなり快適に働けるようになりました。

それまでは、靴ひもなどいちいち締めずに働いていたので、足の裏が崩壊しそうでした。長期バイトの方に相談したらこの方法を教えてもらい、それ以来は足の裏で悩むこともなくなりました。

是非実践してみてください!

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