こんにちは!リモート秘書をしています、あさみと申します。
私は1ヵ月ほど前から、ブロガーのキックさん(このブログの管理人さん)のオンライン秘書を務めています。
最近特に「リモートワーク」「子連れ勤務」というフレーズを耳にするようになりましたよね。
家で自分のスキルを活かした仕事をしたい!
と思っている方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方のために、
「オンライン秘書に興味があるけどどんな仕事なの?」
「私にもできるのかな?」
という疑問にたいしてお話ししていきたいと思います!!
(ちなみに、この記事のアイキャッチ画像は私ではありません…笑)
【関連記事】:オンライン秘書をフリーランスブロガーが雇ってみた話!
私がオンライン秘書を始めた理由
まず最初に、オンライン秘書を私がなぜやるようになったのかというところを少し話したいと思います。
興味なかったらこの章はスルーしてくださいw
よく、もともと秘書の経験があったの?と聞かれるんですが、私は秘書の経験はゼロです。
私の前職は看護師なので、むしろ一般の企業勤めの方のほうが、事務スキルはあると思います。
じゃあ、どうしてオンライン秘書という仕事をするようになったのかというところを、お話ししていきますね。
バックオフィス業務やサポート業が好き
私が秘書業務に興味を持つようになったのは、結婚して、主人の個人事業を手伝うようになったことがきっかけです。
税理士さんとのやり取り、画像作成、office、ワードプレス管理などのスキルが必要になり、少しずつ独学で学んでいきました。
また、知り合いの方がセミナーやイベントを開催する際の運営メンバーとして、スポット勤務をしていました。
こちらは基本的にチャットツールでのやり取りだったので、リモートワークや、テキストコミュニケーションの基礎を教えていただきました。
それらの経験から秘書業務を請け負うことで『フリーランスの方が、自分の作業に集中できる』ということに気づき、『細々した事務作業や運営などは、私が引き受けますよ~』という発信をしていくようになりました。
先ほども話しましたが、私はもともと看護師だったので、事務作業には苦手意識を持っていました。ところが、いざやってみると案外楽しく、依頼主さんから直接感謝の言葉をもらえたりするので、もっとチャレンジしていきたいと思うようになりました。
自宅でできる仕事がしたい
これは、多くの方が感じていることではないでしょうか。私も結婚して子どもが産まれてからは在宅の仕事を増やしていきたいと思うようになりました。
特に子どもは、イレギュラー対応もしょっちゅうですよね。私も看護師時代は、出勤できなくなった先輩ママナースの代わりに、急に夜勤に入るようなことがしょっちゅうありました。
雇われ出勤をしている人は、子どもと仕事のスケジュール管理にとても苦労します。先輩ママはみんな、何とか都合をつけたり、周囲の協力を得たりして仕事をしていましたが、やっぱり「自分の仕事のスケジュールを自分で組める」ようにしたいなぁと感じていました。
そんな私にとっては、オンラインでできる仕事はピッタリだったんですね。
オンライン秘書のメリット・デメリット
オンライン秘書って気になる…と思っているものの、具体的なイメージが付きにくいと、なかなか一歩踏み出せないですよね。そこで、私が仕事をしていて実際に感じたメリット・デメリットをお伝えしていきたいと思います。
メリット
私が感じているメリットは、
- 自宅で仕事ができる
- スケジュール調整が自分でできる
- やりたい・やってみたいことを選べる
の3つです。順番に解説しますね。
1:自宅で仕事ができる
やっぱりなんといってもこれです!! 通勤時間ゼロ、満員電車ナシ、自宅がすぐオフィスになります。
毎日の通勤時間というのは、意外と大きな割合を占めています。1日片道30分だったとしても、往復で1時間、週5日で5時間、1ヵ月で20時間…
通勤時間に読書したり、オーディオブックを聞いたり、様々な時間の使い方をされていると思いますが、それらは全て自宅でもできることですし、通勤時間ゼロというのはかなり大きいメリットです。
2:スケジュール調整が自分でできる
最近はフレキシブル勤務だったり、勤務時間を自分で決められるなど、様々な企業があります。それらと同じように、オンライン秘書でも自分の勤務スケジュールを自分で決めることができます。
もちろん、自分の業務内容によっては早朝からの稼働がマストだったり、依頼主のスケジュールによって自分の稼働日が決まったりすることもありますが、それも含めて、請け負うかどうかを自分で決めることができます。
私は、主人と息子の予定に合わせて「木曜日を休み 土曜日を稼働」という風に設定し、承諾をいただいています。
3:やりたい・やってみたいことを選べる
ひとくちに「オンライン秘書」といっても、業務内容は様々です。
例えば、セミナー業がメインの方であれば、セミナー会場の検討・確保から申し込み受付、入金確認、当日の運営、依頼主のスケジュール調整などが中心になってくるでしょう。
デザイナーさんであれば、クライアントさんとのやり取り代行、データ管理、請求書発行、などでしょうか。
士業の方であれば、データや数字を多く扱うことになるのかもしれません。
自分がどんな業務に興味があるのか、キャリアを積んでいきたい分野は何なのか、を考え、それに合った依頼主を見つけるのが良いと思います。
《デメリット》
一方、私が感じるデメリットは、
- 自己管理は会社員以上に必要
- 保育所に入りにくい可能性がある
です。
1:自己管理は会社員以上に必要
私が最初に定期契約をした条件は、「1日1時間の稼働を週5時間」というものでした。
今までの生活に「1日1時間」作業時間をプラスする…って、まぁこれくらいならできるでしょう…と、そこまで大変なことではないと思っていました。
でも、いざやってみると「毎日安定して継続する」というのは、想像以上に大変でした。オフィスなら周りに人の目がありますし、自分自身にもスイッチが入って仕事モードになりやすい環境です。ところがオンライン勤務だと、進捗状況を管理してくれる上司も、お互いを高め合える同期もいません。その中でも淡々とやるべきことをやるには、私もまだまだ精進が必要でした(笑)
2:保育所に入りにくい可能性がある
オンライン秘書が、いくら「自宅で仕事ができる」とはいえ、子どもを見ながら仕事をするのはさすがに大変です。出来れば保育所に入れたいな…と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
地域差があり一概には言えないのですが、フリーランス・自営業などの肩書で「自宅を仕事場所にしている」人は、保育所に申し込みをする際の点数が、他の人より低くなってしまうことが多いです。
我が家は何とか保育所に預けることができているのですが、大体10点~20点くらい、低くなってしまうようです。「自宅と仕事場所が別」が良いのであれば、レンタルオフィスやシェアオフィスを契約している人もいるようです。
待機児童が多い地域では、避けては通れない問題かもしれませんね。
オンライン秘書として仕事を受注する方法
さて、実際にオンライン秘書として仕事を受注するには、どういう方法があるの?という点です。
大きく分けて、【自分で営業する】方法と、【リモートワークの会社に登録する】方法があります。
自分で営業する
私は基本的に、自分で依頼主の方と直接やり取りをして仕事をさせてもらっています。個人事業主・フリーランスのイメージですね。
私も知り合いの個人事業主の方からお話をいただくことが多いので、例えば、
- 昔からの知り合いが、最近独立した
- ベンチャー企業に転職した人が、人手が足りないと言っていた
など、「秘書の手が欲しそうだな」と思うところに、声をかけてみるのもいいかもしれません。
ベンチャー企業や個人事業主の方の方が、リモートワークに柔軟な傾向があります。
依頼主との直接のやり取りなので、単価も自分で決めることができます。自分自身のスキルを上げていけば、謝礼も高い金額で提示できます。
リモートワークの会社に登録する
もうひとつは、リモートワークの会社に登録し、その会社からお仕事をもらう方法です。
単価は低くなってしまいますが、確実に仕事が欲しい、会社にサポートしてもらいたい、という方は、会社に登録するのがオススメです。
最初はリモートワークの会社に登録して、自分で仕事をするイメージがつかめてきた頃に、個人での仕事に切り替える、という方もいらっしゃいます。
ただ、会社に登録する場合は「自分が今持っているスキル」で判断されることが多いですので、「新しいスキルを身に着けたい!!」という場合は、少し難しいかもしれません。
オンライン秘書になる上で、雇用先を選ぶポイント
オンライン秘書をやろう!!と思っても、いきなり見ず知らずの人と仕事をするのは不安ですよね。基本的にはオンライン上でのコミュニケーションになるので、人としての相性も気になる…そんな時、失敗しないように判断材料となるポイントをいくつか挙げておこうと思います。
業務内容が明確か
ざっくり「僕のアシスタント業と、そこから発生する事務作業をやってくれる人」といって募集される方がいます。上の方にも書きましたが、「事務作業」と一口に言っても、内容は本当に様々です。
私の場合、募集時に
- ブログ記事の編集・校正
- 簡単な見出し画像やアイキャッチの作成
- ワードプレス管理経験がある人が嬉しい
- その他振込代行や簡単な雑務はその都度お伝え
とのことだったので、これならできる!!やりたい!!と判断しました。
どんなことをするのかわからないまま応募すると、後から「こんなこともするの?」「これはやったことがない…」など、自分のキャパオーバーになる可能性もあります。一般企業であれば、隣のデスクの同僚に相談できるかもしれませんが、なかなかそうはいかないのがリモート業です。
稼働時間が明確か
「1日約1時間を、週5日間」「平日9時~13時まで」という条件を明確にしてくれているほうが、実際に稼働しだしてからのイメージがつきやすいですよね。
もちろん、実際に稼働してみると1時間では収まらなかった、ということもありますが、この「稼働時間」を明確にしていなかったために、「24時間常に待機状態」というケースも…。
出来高制の場合もあると思いますので、その場合も「所要時間の目安」から、謝礼金額が見合っているかどうかを判断してください。
依頼金額が明確か
上記2つの内容を加味したうえで、納得できる金額かどうかを判断するのが良いと思います。
依頼主から『見積もりをください』と言われた場合は、自分がいくらなら納得して請け負えるか、を明確にしておきましょう。
その場合「まだ自信がないから安めに設定しておこう…」は、あまりお勧めできません。
自分を安く見積もってしまうと、少しレベルの高い依頼が来た時に「これだけの金額しかもらってないのに…」という心理状態になりがちです。
自分が納得して「期待してもらっているから頑張ろう!!」と思える金額に設定しましょう。
依頼主との相性が良いか
やはり何と言っても、最も重要なポイントのひとつです。
依頼主も人間ですし、どれだけ素晴らしい仕事をしている方でも、合う合わないはあります。
条件を色々と上げましたが「この人を応援したいから、秘書になります!!」の気持ちでスタートするのもアリかなと思います。
また、「お試し期間」としてとりあえず1ヵ月契約してみて、相手の仕事の仕方などを見てみるのも良いと思います。
そういった意味では、「知り合いから紹介してもらう」などは相手のことを知った上でスタートできるので良いですよね。
こちらの希望を尊重してくれるか
例えば、「子育てをしながら働きたい!!」と思っていても、子育てに理解のない人が上司になってしまったら…
『子どもが熱を出したから早退します』『お迎えがあるので残業はできません』
こんなお願いを「上司になかなか理解してもらえない…」という話を、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
これは、オンライン秘書でも同じです。オンライン秘書の場合は、直接依頼主とのやり取りになりますので「こどもが熱を出してしまい、今日はパソコンに向かえそうにないです…」と相談した時に、子育てに理解のない人だったら、ちょっと大変そうですよね…。
せっかくのリモートワークなので、希望を伝え、できる限り歩み寄ってくれる方が良いのではと思います。もちろん、その分依頼主からのお願いも受け入れることが大切です。
まとめ
私自身、まだまだ秘書というかアシスタント業のような状態ですが、実際の秘書を数年、オンライン秘書という仕事を数ヶ月やってみてわかったことを記載しました。
この記事が、オンライン秘書やってみたいなあという人の一歩踏み出すきっかけになれば幸いです!!
押さえるべきポイントさえ押さえれば、そんなに難しいことではないと思うので、興味のある方はぜひオンライン秘書にチャレンジしてみてください!
【関連記事】:オンライン秘書をフリーランスブロガーが雇ってみた話!