最近こう言う会話がありました。
男性が自分で一切収入を得ずに家のことだけする『主夫』は世間的に見れば「ヒモ」と思われることも多いようです。
言うまでもないことですが、これってちょっとおかしいですよね。
現在脱サラして主夫になった僕が実体験も踏まえて
- 専業主夫は”ヒモ”なのかどうか
- 専業主夫とヒモとの明確な違い
- ヒモと呼ばせないためには
について、簡単に解説していこうと思います。
この記事を書いた人
大学時代に今の妻と学生結婚。その後会社員を2年間勤めるも、脱サラ願望が強くなり、かつ妻も仕事を望んだため脱サラ。
現在は主夫をやりつつ、在宅でPC作業で収入を得ています。
専業主夫とはニート(ヒモ)なのか?
「専業主夫」の意味とは
専業主婦とは反対に、稼得労働に従事せず、専ら家事や子育てなどを行う既婚男性。特に欧米では、高収入のキャリア女性が増える一方、男性の雇用が不安定化し失業が増えているため、妻が働き、夫が家事や育児を担当するケースが増えている。米国では既婚夫婦の約5%に達するという(共働き約70%、専業主婦約25%/2003年)。日本では、高収入の女性がまだ少ない上、女性は自分より高収入の男性を配偶者として選ぶ傾向が強いため、専業主夫は珍しい存在である。
引用:コトバンク
「ヒモ」の意味とは
女性に働かせ、金銭を貢がせたり女性に養われたりしている情夫
引用:ピクシブ百科事典
ここがイコールであるというのは
- 家事をしている
- 育児をしている
という点から違うと断言してしまっていいかと思います。
まあこんなのはいうまでもないんですけどね。
つまりちゃんと家事をやっている男性(専業主夫)をヒモ呼ばわりするのは完全に論理破綻している遅れた価値観と言わざるを得ません。
男性でも家事が得意な人、女性でも仕事が好きな人はいて当然ですよね。
これでヒモだったら世間の主婦は全員”ヒモ”ということになるよね。
僕もたまに「ヒモ」だと言われる時あるけど、家事して普通に収入あるのに「男が家にいる=ヒモ」みたいなのはん?って感じ
男は稼いでなんぼ。女は家事してなんぼ。という価値観はまだ根強い気がする。https://t.co/vtkUE2p2Sn
— キック | 主夫リーランス (@kikumer) 2019年8月27日
専業主夫がニート(ヒモ)扱いされる理由
そもそも男性の主夫がニート扱いされる理由ってなんなんでしょうか。
1番の理由は「男は稼いでなんぼ」という固定概念があるからだと思います。
彼は家事労働をこなしており“内縁の主夫”ではありますが、自活しておらず、やはり世間一般的な視線ではヒモ同然の彼氏。それでも里美さんの両親は身内として扱ってくれるそうです。
時間あったらぜひこの記事も読んで欲しいんですが
- 家事はきっちりこなしている
- 在宅で5万円の収入がある
- 働く気は無い
この条件でも男性なら一部では「ヒモ」と認定されているようです。
生物学的に男性は本来狩猟などで家族の食い扶持を稼ぎ、女性は育児と家を守るというのは合理的でした。
しかし、人間は社会的な生き物です。そのために女性の社会進出が活発化していきています。
それに伴い、男性の主夫率も増加傾向にあるのはごく自然なことなんですね。
今は社会的マイノリティなので、表立って指摘されないまでも、世間のイメージとしては「え、男なのに働いてないの?」という目線を浴びることはちょいちょいあります。
これに関してはもっと「主夫」というものが一般化していけば自然と無くなって行くものだと思います。
専業主夫とニート(ヒモ)との明確な違い
簡単に分けるなら
家事をしているかどうか
かなと思います。
理屈としては超シンプルで
家事のみをしている女性=専業主婦
なら
家事のみをしている男性=専業主夫
が成り立たないのはおかしいからですね。
主夫でもニート(ヒモ)扱いされないには『稼ぎまくる』しかない
理屈では主夫はヒモではないと断言できますが、実際世間の目はそう道理の通った見方をしてくれません。
これを解決するシンプルな方法は稼ぎまくることですね。
家事をしつつ、その合間の時間を利用して在宅で仕事をしまくり、スキルを上げて行く。
今ならプログラミングを極めれば月収100万円も夢じゃないみたいです。
他にもブログやYoutubeなどで自分の得意なことを発信して稼ぐことも可能です。
【関連記事】:【一本完結!】月10万円稼げる雑記ブログの作り方を立ち上げから徹底解説
今の時代、家にいながらサラリーマンよりも稼ぐことが可能になりました。
社会的に弱い立場であるなら、それを覆す簡単な指標は経済力です。
といえば、まあ”ヒモ”とはいわれないでしょうw