赤ちゃんは眠いとなぜ泣くのでしょうか。
僕は長男が生まれたとき、寝かしつけを担当をしていました。
夜、寝る前に眠いとぐずってずっと抱っこしないといけないことってよくありますよね。
僕はなんで寝ないんだろうと不思議になって、本を色々読み漁っていると、その中で面白い一説を見つけたので紹介しておきたいと思います。
眠いんならさっさと寝ればいいのに!
子育て経験のある方だったらこれ、よくあると思います。眠いのは分かるんだけど、わんわん泣く。
抱っこしてもなかなか寝てくれない。寝たと思って布団に寝かせたら、またわんわん泣きだす。
子育て大変あるある第一位なんじゃないかと思うくらい、みんな悩んでることでしょう。
僕も寝かしつけ担当だったのでよくわかりますw ほんと、泣きつかれて寝るまでほっといたこともありますw
「眠いんなら寝ればええやないか!」って思いますよね。
ただ、この理由が分かって僕ははっとして、それからは眠いといくらでも抱っこしてあげられるようになりました。
眠い時が死ぬ感覚に似ているから!?
0歳からの教育という著書の一説にこういう推察がありました。
子供が眠いと泣く理由。それは
死にゆく感覚に襲われるから。
という推察です。
どーゆーこと!?って思われた方もおられると思いますが、そもそも、赤ちゃんにとっては僕たちには当たり前の感覚なんかも初めてなわけです。
つまり、「眠い」という感覚も赤ちゃんにとってはなんだかよくわからない初めての感覚なんです。
眠いときってなんだか意識が薄れてきて、ふわーってなりますよね。
この意識が薄れていく感覚に、赤ちゃんの生存本能が働き、なんらかの不安を覚えているのではないかと考えられているそうです。
ここで、お父さんお母さんが温かく抱っこしてあげることによって、赤ちゃんに安心感を与え、赤ちゃんは気が緩み眠りに落ちていく。というメカニズムなのだとか。
まあ、いろんなネット上の情報を見ても、この説を否定する意見もあって、あくまで俗説の域を出ないものみたいですが、僕は個人的にはこの理由はすごくしっくりきました。
これは動物についても言えるかもしれません。こんなエピソードがあります。
昔母が飼っていたムササビが、寿命を迎え、苦しんでいました。母はまだ子供で「どーしよう、どーしよう、太郎(ムササビの名前)が苦しそうだよ」っと困惑していたそうです。
そこにお父さん(僕の祖父)がやってきて、「太郎」をそっと抱きかかえました。すると太郎は一瞬で苦しむのをやめ、深い眠りについたそうです。
「太郎」は普段から抱っこが好きでした。母は「安心して眠ったのかもしれないね。最後に安心できるところで逝けて、本当によかった。」と言っていました。
なんかシリアスな話になってしまいましたが、赤ちゃんも要はこーゆー感覚なのかなあと。
ま、事実かどうかは抜きにして、こう考えることで、僕は子供が眠いときに泣いてもイライラすることはなくなりました。
ただ、いろんなサイトは著書の情報からも、おそらく『何らかの不安』を感じていることは事実なようです。
なので皆さん。赤ちゃんが眠くて泣いていたら、寝るまで優しく抱きかかえてあげましょう♪
この理由が分かれば、抱っこも苦じゃなくなり、愛おしく思えるようになるかもしれません。
赤ちゃんを寝かしつけるには?
まあ、とは言っても、じゃあ眠くて泣く時は四六時中抱っこしてあげるの?っていうとそうもいかないじゃないですか。
僕もこの理由を知ってから「なんで泣くねん!寝ろよー!」とは思わなくなったものの、自分も眠いのに寝かしつけるのってやっぱり大変なんですよね。
なので僕と妻が子供を寝かしつけるときにしているちょっとした工夫も紹介しておきます。少しでも役に立てれば幸いです。
揺れかご(バウンサー)に入れて足で押す
バウンサーってご存知ですか?
赤ちゃんをゆりかごに入れて揺らしとけるやつです。
これ、むちゃくちゃ重宝したんですよ。なにせ赤ちゃんって寝るときは絶対揺れてないとダメじゃないですか。だからいつも抱っこしてないといけないんですが、疲れたときはバウンサーに子供を入れて足で揺らすと結構すぐ寝てくれるんですよ。
手で揺らすと手がふさがっちゃうんですが、足で揺らしとけば両手も空くので仕事しながらでもあやせるんですね。しかも寝たらそのまま放置でOK。
抱っこだと寝てから布団に子供を置くときにムッチャリスクですよね。僕の娘は布団に置こうとしたらホントにすぐ起きるんで四六時中抱っこしてないとダメでしたし。
ちなみにこのバウンサーわりとおすすめです。値段も他のと比べて手頃で、下が針金なのでクッション性があり、他のプラスチックのものより寝かせやすかった印象です。
7曲のメロディ・バイブレーション機能がついてるのでベッドメリーの役割も担ってくれています。
子供寝かしつけるには個人的にバウンサーが最強です。
ルーティーンを作る
寝る前にルーティーンを作るのって結構寝かしつけに大事だったりするらしいですね。僕たちが子供泣かせるときにしていたルーティーンは「お風呂からの授乳」でした。これ鉄板だと思います。
理由としてはお風呂に入った後、体温が徐々に下がるんですが、人体は体温が下がるときに眠くなるようになってるらしいです。そこに合わせて授乳してやると最強コンボの完成ですw
で、授乳の際に欠かせないのがこれですね。授乳まくら。
これ妻がむちゃくちゃ愛用していました。
これがあるとまず母乳の飲ませやすさが段違いだそうです。あと、母乳を飲ませながら寝かしつけることが多かったのでクッションのまま布団の上に置くことができます。
子供の寝かしつけにもそうですが、単純に授乳にも便利なので授乳クッションは必須ツールですね。
いかがでしたでしょうか。赤ちゃんがなぜ泣くのか、それを理解し寄り添ってあげられるのは親しかいません。無理のない範囲で、楽しく子育てするためにもこの知識を活かして快適な子育てライフを送ってください!
育児について学べるオススメの本
NEWSWEEKの「0歳からの教育」これ子育てについて勉強するのにむちゃくちゃオススメです。アメリカを中心とした研究、子育てについての統計に基づいた客観的事実が記載されています。今回の内容もこの本からの引用です。
教育に関してなぜか主観的な著書が多い中、この本はかなりの良書です。子供が生まれる人にはぜひ読んで欲しい一冊。
シリーズ化しているので是非興味がある分野を読んでみてください。
知育編
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発達編
「心と体、成長の秘密」をテーマに科学で読み解く発達のメカニズムを解説。上手に脳を育てる、個性を伸ばすにはどう接するのがベストか。
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