と、お考えの人向けの記事です。
銀行口座の定期預金、普通預金を金利順に並べた記事は貯金するならどの銀行?全国110行から高金利銀行口座TOP3を厳選紹介!にまとめています。
ただ、結論からお伝えすると、貯金口座として選ぶ銀行は、金利ではなく手数料と利便性で選ぶべきです。
この記事ではその理由について解説していきます。
この記事を書いた人
キック(@kikumer)
学生時代貯金がマイナス30万円になったことを機にお金の大事さを痛感。そこから奮闘し、25歳で1200万円貯まったので脱サラして家族で田舎に移住しました。現在は主夫兼在宅ワーカーをしています。
銀行の普通預金の金利平均は0.001%!どこもどんぐりの背比べです
銀行預金の平均金利をご存知でしょうか?
バブル期は2%以上あった金利も、いまや0.001%です。
これは、100万円を1年間あずけていても、10円しか増えません。
これは論外ですね汗
そして、普通預金で金利が一番高い銀行はどこかというと、イオン銀行の0.14%です。
比べてみると、他の大手の銀行よりは金利は全然高いのですが、とはいえ0.14%なので、100万円預けていても1年で1,400円しか増えません。
結局、銀行に金利によるメリットを求めたとしても、どこもどんぐり乗せ比べということです。
極端な話、1億円預けても大手銀行だと年間1000円しか金利つきませんからね。ギャグですか?って感じです。
なので、銀行の普通預金に金利を求めるのはやめましょう!
銀行に払っている手数料の平均は2952円!?
銀行の金利はせいぜいよくて0.1%というのに対し、手数料はというと、
年間平均で2,952円取られています。※ソニー銀行調べ
銀行の手数料高いなあと思って調べてみた。
日本の全世帯の平均貯蓄金額は1033万円。つまり1年でもらえる金利平均は100円ちょっと。
そして1年の銀行手数料平均は一人当たり2,952円。
つまり一人当たり2,800円は少なくとも毎年利用している銀行に払っている計算になる。
タンス預金のがマシかもw
— キック | 主夫リーランス (@kikumer) 2019年11月8日
しかもこれは、ATMでの手数料のみでの計算です。
ネットによる振込手数料も加味すれば、もう少し高いでしょう。
現に僕はゆうちょ銀行を利用して振込などを行なっていましたが、年間手数料は5000円を超えていました。マジであほらしいです汗
銀行を利用している人は、金利によるメリットよりも、手数料によるデメリットの方が圧倒的に多いため、銀行を金利で選ぶのはあまり意味がないということが言えるわけですね。
手数料が無料or安い銀行は存在する
では金利で選ばないで何で選べばいいかと言えば、それは利便性と手数料です。
例えば自分の住んでる地域で引き出し対応しているATMが少なければ利便性にかけて意味がありません。
また、ネットから振込をする際、いちいちログイン作業が面倒だったりするのもいただけません(ゆうちょ銀行のゆうちょダイレクトとかマジで面倒くさいです汗)
そして、一番肝心なのは手数料ですね。
手数料に関しては、選ぶ基準は以下にするといいと思います。
- 同行への振込無制限で無料
- 他行への振込月5回以上無料
- コンビニATMからの引き出し月5回以上無料
- コンビニATMでの残高照会、預け入れは無制限で無料
この条件に全て当てはまる銀行は一番いいかなと思います。
基本的には無店舗型のネット銀行がおすすめです
基本的にはネット銀行がおすすめです。
理由は店舗がない分コストがかかっておらず、その分手数料が安い傾向にあるからです。
もうほんとこれだけ。
銀行が店舗を構える場合、一店舗構えるだけで地方なら最低5000万、都心部なら数億円規模のコストがかかっています。
じゃあそのコストはどこから回収してるの?となると、もちろん貸付の利子や投資による利益もありますが、その中には手数料も含まれるわけです。
つまり、無店舗で圧倒的にコストをかけていない時点で、ネット銀行の圧勝です。なのでよほどの理由がない限りはネット銀行限定で探すことをお勧めします。
利便性と手数料では、住信SBIネット銀行がダントツでおすすめです!
僕が個人的にお勧めするのは、住信SBIネット銀行です。
理由は以下
- 振込手数料が最大月15回無料
- ATM引き出し最大月15回無料
- 管理画面が使いやすい
- 全国のコンビニATMが使える
- 電話対応がとても丁寧
利便性、手数料共にかなり優れていると感じます。
※以下、住信HPから引用
ATM利用と手数料
住信SBIネット銀行の振込手数料について
ただ、スマプロランクというものがあり、それによって手数料の無料回数が変わってきます。
基準は以下です。
まとめ:貯金用の銀行は金利で選んでも意味がありません
結論、銀行は金利で選ぶよりも手数料が安いや利便性で選ぶ方が結果的に金銭的メリットが大きいです。
金利を意識するなら投資信託やNISAなどで意識すればOKです(投資信託ですら手数料の方が優先されます)
今の低金利時代で、銀行金利に頼るのはやめましょう!